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秋のワイン収穫祭から一日置いて
13日の月曜日。
体育の日は、宮城県の柳津で、
『虚空像菩薩』さまの秋祭りが有るというのを見つけて
出かけてみることにした。
柳津というと会津柳津が有名だが、
こちらの お隣 宮城にも
「柳津」 という所があることを初めて知った。
会津柳津と共に日本三大虚空像尊の数えられるという。
秋祭りなんていう名目がないと
なかなか行けない神社へのお参り。
会津にもいちど行ったきりだ。
その宮城の柳津は 石巻市の外れにある。
ちょっと遠いので、前の日から出かけて
近くにある道の駅で仮眠を取って
昼のお参りに間に合うようにスケジュールを立てた。





未だ行ったことのない
大きな道の駅がすぐ近くにある。
『上品の郷』
こう書いて「じょうぼんのさと」と読む。
珍しい読み方をするものだ。

何故か真ん中にあったカボチャのオブジェ

でかい・・・!ハロウィンだから?

これは駐車場にあった木
ごくありふれたものとしては、
産直所や レストラン、コンビニショップ(ヤマザキ)。
他にも
カフェや、 温泉施設まであった。
外の駐車場には 流行の「足湯」
。


ただ、残念ながら営業時間が 午前10:00からと
遅かったので、先をいぞぐ私たちには
ゆっくりと探索する時間はないので諦めたが
なかなか良さそうな道の駅だった。

ヤマザキショップのシュークリームだけ
かろうじて購入【早くから開けていたので】。


かなりの大きさのシュークリーム
他にも名物の
「しじみアイス」
や「しおアイス」
、「ずんだアイス」



などが売店では人気らしい。

又今度におあずけだ。






着くまでちょっと寄り道してもう一つ
道の駅 『津山』まで足を伸ばす。
ここは来るのは2度目。
だいぶ 中の様子は様変わりしていたが
木工館はそのままだった。
「もくもくハウス」。

木のぬくもりっていい~


吹き抜けになった木工室の休憩所
その名の通り木工品を主体とした販売がメインの道の駅。
やはりここにも産直所が出来ていた。
しかし、木のぬくもりや香りが広がる空間は気持ちがよかった。
ゆっくりしている時間はないので
こちらも早々に引き上げた。
柳津虚空像尊に着くと、メインの琴と笛の演奏が始まっていて
幾分お年を召した方や、カメラを抱える中年の紳士。
若い娘さんとの二人連れと思しき女性のカップルなど
様々な人が境内で その音楽に聞き入っていた。
ひっそりと経つ鳥居。
目指していかなければ見過ごしてしまいそうな
横笛を。 その脇で奏でるのは琴
お正月くらいにしか聞く機会のない音色が
境内いっぱいに広がって
厳かな秋の日の神社の雰囲気を なお一層引き立てていた。
鳥居をくぐり、私たちもその流れに準じた。
念入りにお参りした後、すぐとなりにある
撫で牛の銅像と 撫で虎の銅像を
これまた念入りに撫でた。
ご利益有りますように・・・・。
ご利益があるといわれる撫で牛。
会津にももっと大きい撫で牛がいるが
撫で虎を見るのはここが初めてだった。
虚空像菩薩は 丑寅生まれの守り神だ。
何年も通っているらしい 年配のご婦人が
かなりの長い時間 撫でていた 丑の頭は
多くの人の願いが篭っているのだろう
黒光りしていた。
来年の干支は丑。
そのせいもあるのだろうか?
毎年来ているという方も多かったが
初めてと見える人も少なくないように思えた。
演奏の午前の部を聞いて
お守りを買って、おみくじを引いた。
末吉・・・・。
今年は年明けからこんな感じ。
めでたさも中位というところか・・・。
一応 詩が書いてあるおみくじだったので
その場には結ばず、持ち帰ることに決めた。
小さな秋祭りだった。
それでも歴史有る神社の境内には
苔むした岩や、何代にも渡ってここで人々を見守り続ける
大木や 石畳、そしてご奥の院へと続く階段。
~私はパスしてしまったが・・・

全てがここでは静かに
悠久のときを刻んでいるような気がして
身が引き締まる思いがする。
・・・・静かさが心地好い。
日本の古き良き風習を垣間見ることが出来る
こんな小さな神社が
広い日本には山とあるだろう。
その一つの儀式に
こうして参加する1人になれたことに
妙に感謝したくなってくる
そんな気分。
厳かな気分。
笛の音と琴の競演は
深い森の中へと木霊する・・・・
とてもいい時間が流れている・・・・
日本の風景
私はこんな日本が
大好きだと 思う午後。

買って帰ってきた

帰り道は長かったな~
案外石巻は遠い。
随分遠い所まで来た気がした。、
家に着いた時はどっと疲れが出て
二人してばたんキュー・・・。
足も撫でて来れば良かったかな。
今年中に又いけるかな?
今度は会津に再び行ってみようかな?
あそこには有名なあわ饅頭がある。
動機が不純かな(笑)?



