松本（キレイナビ代表）：最近気になっているのが「女性は7歳ごとに歳をとる」というフレーズ。大体21歳、28歳、35歳という区切りになると思うのですが、個人的にも思い当たることが多くて、ハッとしたというか、確かにそのあたりを節目に変化を感じるな、と思って。

渡辺（ライフ＆ビューティディレクター）：20代前半は何も気にならなかったというか、気をつける必要もなかったですよね。体調や肌に変化が出てきたのは20代後半で、個人的にはそれまでの7年間とは比べようがないほどの違いを感じました。20代前半はどんな化粧品でもよかったのに、20代後半では今までのスキンケアでは足りなくなり、次の節目の35歳になると、より特別なケアが必要になった。コスメやサプリが「効いた！」と実感できたのも、20代後半以降だったと思います。

吉場（管理栄養士）：実は理由があって、25歳を過ぎると、毎日1ｇほどカラダを構成している細胞が減ってしまうんです。一か月単位だとなんと約30ｇ＝耳たぶ1個分くらいの重さの細胞が失われていることになりますが、細胞が減る＝老化現象、と考えるとわかりやすいかと思います。

松本：それは驚きですね・・・！私は毎日体重計に乗っていますが、そんなに細胞が減り続けているなんて全く気がつきませんでした・・・！でも一体なぜ、細胞が減ってしまうんですか？

吉場：紫外線やストレス、タバコの煙といった様々な影響によって「活性酸素」ができ、細胞の核に存在する「DNA」が傷ついてしまうためです。細胞の司令塔であるＤＮＡが傷つくと細胞がきちんと生まれ変わることができなくなってしまいます。ただ、私たちが生活する上で紫外線やストレスから全く影響を受けずにいることは不可能ですから、年齢とともに細胞が減っていく＝老化現象が起こるのは、仕方がないことだと言えると思います。

渡辺：そんな風にカラダの一部が日々失われていたのなら、体力が落ちてきたなぁとか、歳を重ねていく度にカラダに変化が出てくるのもわかる気がしますね。

吉場：細胞の中に存在するミトコンドリアでエネルギー産生が行われていますが、問題は運動などをして、1つの細胞の中に存在するミトコンドリア自体のパワーをアップすることができても、分母である細胞の「数」自体を増やすことができないことです。たとえば、野菜を育てようとして畑にたくさん肥料を入れても、肝心の種や苗の数自体が少ないと、期待したような収穫は難しいですよね。同様に、まつ毛を増やしたいなと思った時、まつ毛美容液をつける方も多いと思うのですが、この場合もまつ毛自体の本数が減ってしまっていたら効果が得にくいと思います。大事なことは、今ある細胞をできるだけ守り、減らさないようにすることだと思うんです。

松本：紫外線対策をしっかりする、ストレスをためないようにする、ということですよね？それから抗酸化ということでは「ポリフェノール」とか、「カテキン」がいいのかなと思うのですが、赤ワインやお茶を飲むのも良いのでしょうか？

吉場：そうですね、細胞を減らさない＝老化をゆるやかにするためのチャンスは2回あって、1つ目が活性酸素などでDNAが傷つけられそうになったときに「守る」こと。このときに有効なのが、南仏の腐りにくいメロンの成分「メロングリソディン」という抗酸化成分です。この成分の防御力はとても高く、先ほどのポリフェノールやカテキンが1対1で活性酸素と戦っていると仮定すると、「メロングリソディン」は一気に広範囲を大きな爆弾で吹き飛ばしてしまえるようなパワーを持っているイメージです。

2つ目のチャンスは、傷ついてしまったDNAを「修復する」ことですが、これをサポートしてくれるのが、キャッツクローという樹皮からとれる「AC-11（エーシーイレブン）」という天然成分。アマゾンの先住民の間で健康茶として長く飲まれていて、細胞を正常な生まれ変わりへと導いてくれる、驚きの成分なんです。

渡辺：私、この2つの成分が入っている「rehada（リ・ハ・ダ）」というサプリを飲んでいるんですが、きっかけは、35歳ごろのある時期ふと、肌がやつれるような、落ちくぼんでしまうような感覚になったからなんです。肌のキメは整っているのに弾力がないという、それまで無かった悩みで困っていました。今思うとその頃細胞がかなり減っていたのかもしれません。そんな時半信半疑で「rehada（リ・ハ・ダ）」を飲み続けていたら、驚いたことに、1箱飲み終わる頃に、肌の内側がぷっと立ち上がってくるのを感じたんです。内側から押し出されているようなハリ感で、嬉しい驚きでしたね。

松本：実は私も最近、目元や口元、首のあたりの、少しやつれてきたような感じが気になって、「アドバンスト ナイトリペア」という美容液を使っています。夜寝る前につけていますが、特に目元のハリが戻ってきたのを実感できて、大ヒットしたのも頷ける効果があると思いました。こういう肌の元気の無さって、若い頃にはわからなかった感覚ですよね。私も「rehada（リ・ハ・ダ）」、飲んでみたくなりました！

渡辺：是非1箱試してみてください！おすすめなのは「rehada（リ・ハ・ダ）」で肌の土壌をつくって、「アミノコスメ」でその土壌に栄養を与えて肌を育てることかな。この2つはずっと飲み続けようと思っています。

松本：今日お話をうかがった、細胞が減っていくという現実を踏まえて、20代後半からは若い頃とは違う＋αのケア＝R28美容が必要ですよね。逆に20代前半まではケアする必要性が少ない、といってしまってもいいかも。ただ、ケアをした翌朝、劇的に変わっている！というものではないので、すぐに諦めないことも大事ですね。

渡辺：わかりにくい変化でも、積極的に「意識」するようになれば、ある日ふと違いを感じられるんじゃないかな。たとえば肌が荒れた、シワが増えたからといって、鏡をよく見ずメイクをするのではなく、そんな時こそきちんと対処する必要があると思うんです。美容液を使うのでも、サッと一瞬でつけてしまうのと、鏡の前でハンドプレスをしたり、指をゆっくりすべらせて「浸透して！」と念じながらつけるのでは、全く効果が違ってきます。ほんのわずかな手間だけれど、R28美容はそういう細かい努力の積み重ねだと思います。

松本：私も今、顔をよく見てみたら目の下にクマができていて、そういえば最近睡眠不足で、食事も偏ることが多かった事に気がつきました。先ほどいただいた「rinato kitchen」のお弁当は、いろんな種類のおかずが丁度よく入っていて、美味しくて癒されました！今の私の場合、ゆっくり味わって食事をする、しっかり睡眠をとることが必要かも。ライフスタイルを見直し、意識することから始めたいなと思いました。

吉場：久々に会った方に「なんだか若々しくない？」と言われるようになると嬉しいですよね。実は若くなったのではなく、エイジングがスローになったということなのですが、それがR28美容の目指すべきところではないかと思います。自分を見つめなおす良いきっかけにもなりそうですね。