寒くなってくるといつものコーディネートに欠かせないのがダウンジャケット。ウールやレザーのジャケットに比べて軽くて暖かいので寒い冬には便利なアイテムです。ダウンジャケットの中に入っている素材や機能に違いがあり、自分にあった商品選びが不可欠です。今回はダウンジャケットの選び方などについて説明します。
ダウンジャケットについて
ダウンジャケットに使われるダウンはダウン(水鳥の羽や綿毛)を生地と生地の間に含むように作られたアウターのことです。水鳥の羽や綿毛は絡み合わず小さくまとまることがないため、ふんわりと空気を間に含んだ状態を保つ性質があります。
この空気が保温材の役割を果たし、体を暖めてくれます。ダウンジャケットに含まれることも多いフェザーは羽軸のある羽毛のことです。弾力性があるため、中綿として使用したときに製品が型くずれしにくいのがポイント
。似たようなアイテムで中綿ジャケットというものがありますが、軽量性と保温性に違いがあります。しっかりとした防寒と保温性を重視する方にはダウンジャケット、保温性は大事だけれども着膨れしたくない方には中綿ジャケットがおすすめ。
ダウンジャケットの選び方
ダウンジャケットを選ぶときに重視するポイントは主に3つ。1つ目の選び方は着る目的に合わせた着る目的に合わせた製品を選ぶことです。ダウンジャケットは羽毛の含有量で保温効果が変わります。
羽毛が多く含まれているほど保温効果が高いです。保温効果が高ければ高いほど良さそうに思えますがTPOも大事。
例えば、羽毛が多いものを着ているときに屋内や電車、車にいるときは暑いと感じてしまうことも。外を歩く時間が短い時は羽毛の少ないもの、外を歩く時間が長い時は羽毛の多いものと使い分けがおすすめです。
2つ目の選び方は機能性を重視することです。保温性、通気性、耐水、防水性などを重視して選ぶといいですよ。
3つ目の選び方は着たときに似合うかどうかです。ダウンジャケットは羽毛が空気を溜め込むので着膨れしやすいです。買う前に試着して自分合ったサイズを確認してみてくださいね。
フィルパワーの目安について 
ダウンジャケットに重要なフィルパワーは上から力を加えたときに元に戻ろうとする力のことです。フィルパワーが高いほど保温効果があります。
街中で使用する一般的なフィルパワーは600フィルパワーあれば十分です。暖房の効いた場所だと500フィルパワー、アウトドアで着る場合は700フィルパワーが目安です。
まとめ
ダウンジャケットは軽めですが、1枚着るだけで保温効果がばっちり。アウトドアや通勤など目的に合わせた選び方をしてください。
