クッションファンデやリキッドファンデが主流の今、パウダーファンデをしばらく使っていない…なんて方も多いのでは?でも実は、パウダーファンデーションには他にはない魅力やメリットがたくさんあるんです!
そこで今回は、見逃せないパウダーファンデの良さを再発見しながら、気になるデメリットを解消するテクニックまで徹底解説します。

今こそ見直したい!パウダーファンデーションにもメリットがいっぱい

近年では、手軽に使えてカバー力が高いクッションファンデーションや、ツヤ感が出せてナチュラルに決まるリキッドファンデーションが人気ですよね。パウダーファンデーションはあまり使わなくなってしまったという方も多いかもしれません。
しかし、パウダーファンデーションにもメリットがたくさんあります。使わないのはもったいないかもしれませんよ。
パウダーファンデーションのメリットを早速チェックしてみましょう。
<リキッドファンデーションのメリット>
・ベースメイクの時短が叶う
クッションファンデーションやリキッドファンデーションの場合、仕上げにフェイスパウダーを使う必要があるため、その分ベースメイクに時間がかかります。
パウダーファンデーションはフェイスパウダーを使用する必要がないため、ベースメイクの時短が叶います。
・テカりにくい
パウダーファンデーションはほかのタイプのファンデーションに比べて油分が少なく、パウダーが皮脂を吸着してくれるためテカりにくいといえます。

・プレストタイプなら持ち運びやすくメイク直しに便利
パウダーファンデーションにはプレストタイプとルースタイプがあります。固形状になっているプレストタイプは持ち運びがしやすく粉が飛び散りにくいため、外出先でのメイク直しにも便利です。
・テクニックいらずで手軽に使える
クッションファンデーションやリキッドファンデーションの場合、仕上げのフェイスパウダーを上手に付けないとヨレて汚くなってしまうことも。
パウダーファンデーションはフェイスパウダーを重ねる必要がなく、基本的にはメイクスポンジで塗っていくだけなのでテクニックいらず。適切な量を守れば、ヨレたりムラになったりすることも防げます。
ベースメイクがあまり得意ではない方も手軽に使いやすいでしょう。

・軽いつけ心地で肌に負担をかけにくい
パウダーファンデーションは油分が少なく、リキッドファンデーションやクッションファンデーション、クリームタイプのファンデーションと比べて軽い付け心地で肌への負担も減らせます。
また、水分が多めのタイプと比べて界面活性剤が少ない点も魅力。
肌トラブルがあるときや敏感肌の方にもおすすめです。
・メイク直し時に日焼け対策ができる
パウダーファンデーションはUVカット効果があるものも多く、外出先でもメイクの上から塗り直すだけで日焼け止めを塗り直したような効果が得られます。
パウダーファンデーションにはデメリットも!上手に攻略して使いこなす方法は?

メリットが多いパウダーファンデーションですが、やはりデメリットもあります。
デメリットを攻略して、パウダーファンデーションを上手に使いこなしましょう。
<パウダーファンデーションのデメリットと攻略法>
デメリット① 肌が粉っぽく見える
攻略法
・しっとりタイプのメイク下地を使用する
皮脂を抑えるタイプよりも保湿を重視したタイプのメイク下地を使用したほうが粉っぽさがやわらぐでしょう。ただし、テカりやすい方は注意が必要です。
乾燥を防ごうとしてたっぷり使用しすぎるとヨレやテカりにつながるため、パッケージや公式サイトなどで事前に確認し、適切な量を使うようにしてください。
・ハイライトをうまく活用する
粉っぽい印象がやわらぎ、ツヤ感を出せます。
・スキンケアもしっかりしておく
メイク前のスキンケアもしっかり行い、肌の潤いを保ちましょう。
・保湿成分配合のパウダーファンデーションを使う
保湿成分が配合されたパウダーファンデーションやツヤが出るタイプのパウダーファンデーションもあるためチェックしてみましょう。

デメリット② カバー力が低め
攻略法
・ファンデーションを塗る前にコンシーラーを仕込む
シミなど肌悩みが気になる部位には、メイク下地を塗った後にコンシーラーを仕込みましょう。コンシーラーを塗った部分にファンデーションを付ける場合は、スポンジを滑らせずに上から押さえるようにします。
・カバー力のあるメイク下地を使う
ベージュ系のものなど、メイク下地自体にカバー力があるものを使用するとパウダーファンデーションのカバー力の低さを補えます。
・カバー力が高めのパウダーファンデーションを選ぶ
パウダーファンデーションのなかにはカバー力の高さをアピールした商品もあります。事前にチェックしてみましょう。

デメリット③ 厚塗り感が出やすい
攻略法
・適切な量を使用する
カバー力の低さからどうしてもたくさんつけてしまいがちですが、パッケージや公式サイトなどを確認して適切な量を使用しましょう。
・スポンジに取ったら一度手の甲で量を調節する
スポンジにファンデーションが多く付いた状態でそのまま肌に塗ってしまうと、厚塗り感が出てしまいます。一旦手の甲やティッシュで量を調節しましょう。
特に目元や口元に塗りすぎると小じわやほうれい線などにファンデーションが入り込んで厚塗り感が出やすいので、頬やおでこに塗って残ったファンデーションを伸ばすと厚塗りっぽく見えにくくなります。
パウダーファンデーションを選ぶときには要チェック!確認しておきたいポイント

パウダーファンデーションにもさまざまなものがあり、備えている効果や機能もそれぞれ違います。
購入時にチェックしておきたいポイントをみていきましょう。
・ルースタイプかプレストタイプか
ふんわりした軽い仕上がりを好む方はルースタイプ、使いやすさや持ち運びやすさを重視する方はプレストタイプがよいでしょう。
・保湿成分が配合されているか
乾燥が気になる方や粉っぽさが気になる方は保湿成分が配合されているかチェックしましょう。
・皮脂コントロール効果があるか
テカりやすい方は、皮脂を吸着してくれるパウダーが配合されたものなど皮脂コントロール効果のあるものがよいでしょう。
・マットタイプかツヤが出やすいタイプか
カバー力を求める方やマット肌が好みの方はマットタイプ、ツヤ感を出したい方や粉っぽさを防ぎたい方はツヤが出やすいタイプがよいでしょう。
・UVカット効果があるか
UVカット効果が欲しい方はSPF値・PA値も確認しておきましょう。
・水あり使用もOKか
パウダーファンデーションを水ありで使用すると、より肌に密着しやすくなります。水ありで使用したい方は事前にチェックしましょう。
最後に
粉っぽさや厚塗り感、カバー力の低さが気になるという方も多いパウダーファンデーションですが、実は時短で手軽に使える便利なアイテム。ポイントを押さえてデメリットを攻略すれば、毎日のメイクの強い味方になってくれますよ。