指先を美しく飾るネイル。女性であれば誰もが一度はしたことがあると思います。最近はジェルネイルもあり、家事や指先を多く使う機会があっても、簡単には剥がれないネイルができるようになりました。サロンに行って整えてもらう方もいらっしゃるし、ご自分でネイルをデザインして楽しむ方もいらっしゃるかとは思います。ネイルを楽しむにあたって、今回はネイルの配色技法について少しだけご紹介したいと思います。

◆ネイルの目的
ネイルの配色技法に入る前に、ネイルの目的についてお伝えします。ネイルの目的は、「指先を美しく飾ること」ではなく、本当は「手の甲を美しく見せるため」にするものだそうです。色使いやデザインによって、手の印象を左右してしまうことになります。せっかくキレイに整えるのですから、手の甲も意識したデザインや配色にできたら良いですよね!
◆配色技法とは?
配色技法の「配色」とは、色を配置・構成すること、2種類以上の色を取り合わせることという意味があります。色の明度や彩度などの組み合わせによって様々な配色技法があり、大きく分けると8つほどになります。
・ドミナントカラー配色
・ドミナントトーン配色
・トーンオントーン配色
・トーンイントーン配色
・カマイユ配色
・フォカマイユ配色
・ピコロール配色
・トリコロール配色
それぞれの配色技法に関しての詳しい解説は今回はしませんが、ご興味のある方はぜひ調べてみてください!
◆定番ネイル
それでは早速、定番の配色技法をまずはご紹介します。
グラデーション

定番のグラデーション。色を規則的に、段階的に変化させた配色になります。使うマニキュアは1色だけなので、誰でも簡単にやることができます。
モノトーン

ブラック、ホワイト、グレーのみの配色です。シックな指先を作る時にいいですね。ただ、ホワイトを使うときは爪全体に塗ってしまうと、よほど手に自信のある方じゃない限り、目の錯覚で手の甲がくすんで見えてしまいます。ホワイトを使う際には、爪の先端だけに使うようにするなどの工夫をしましょう。
◆変わったネイルデザイン
次は配色の仕方やデザインに特徴のあるものをご紹介します。
トリコロール

フランスやドイツの国旗のように、色やトーンにコントラスト感がある3色の配色のデザインです。赤と青と白を使って出来るマリン柄は、トリコロールデザインといえます。
カマイユ

何色かの色を使いますが、使う色が同じような色の組み合わせでできたデザインです。何色か使っているのに、単色に見えてしまうぼんやりとした配色です。
◆まとめ
いかがでしたか?普段から指先にネイルを塗ってキレイに整えることももちろん良いですが、これからクリスマスやお正月などのイベントも控えております。普段のネイルでも、イベントの時でも、今回ご紹介した配色技法を使ってぜひ、指先・手の甲を美しく見せましょう!
今回の記事が、みなさまの美容のヒントになりますように。