化粧水はコットンで付けていますか？それとも手で付けていますか？コットン派の方と手で付ける派とで分かれるかと思いますが、美容家や美容部員、美容雑誌によってもおすすめの方法はまちまち。肌にいいのは一体どちらなのでしょうか？また、化粧水はプチプラコスメでも大丈夫？今回は化粧水の使い方をまとめてみました。

化粧水は手で付けるのがおすすめ

私は基本的に、化粧水は手で付けることをおすすめしています。いくら肌に優しいオーガニック素材を使っていても、やはりコットンの繊維は肌に刺激になる場合があるからです。私自身、花粉が多い今の季節はいつもに増して肌が敏感。コットンや綿棒でポイントメイクを落としていたら、肌が赤く腫れてしまったこともあります。

コットンを使ってパックをする場合もあると思いますが、まずは化粧水を手で顔全体になじませておきましょう。化粧水を手で付けておくことで、素肌よりもコットンの刺激を和らげることができます。

コットンパックは化粧水をケチらずに

化粧水をコットンに含ませて、肌にのせるコットンパック。私は朝晩シートマスクかコットンパックを使用して保湿をしています。やはり水分を肌にチャージするにはいい方法ですよね。市販のシートマスクなら美容液でヒタヒタになっているので問題ありませんが、自分でコットンを使ってパックをする時は化粧水をケチらずにたっぷりと含ませることが大切です。

化粧水が少ないとコットンが肌の刺激になりますし、逆に肌の水分をコットンが奪ってしまいかねません。化粧水を手で付ける時もそうですが、ケチらずにたっぷり使うことがおすすめです。

コットンを使った引き締めパッティング

耳の下の耳下腺からフェイスラインにかけて、化粧水を付けたコットンで上に引き上げるようにパッティング。これは朝起きて顔がむくんでいる時に行うと、キュっと引きあがるのでおすすめです。ポイントは手首を回転させて顔に風を送るようにして行うこと。

肌の温度が下がり、毛穴もキュっと閉じるのでメイクノリもよくなります。肌が弱い方は毎日行わずに、ここぞという時に試してみて下さいね。

高価な化粧水vsプチプラ化粧水は？

ブランドコスメで1万円近くする高価な化粧水と、ドラッグストアで買える1000円程度の化粧水。どちらを使えばいいのでしょうか？高価な化粧水をケチって使うくらいなら、プチプラ化粧水をたっぷり使うほうが保湿対策には効果的です。

高価な化粧水はそれだけ美容成分が入っているイメージですが、化粧水は主な成分が水です。美容成分をプラスするなら化粧水の次に使う美容液で補い、化粧水はあくまでも肌に水分を補うものと考えましょう。機能的な美容液にはある程度の投資をし、化粧水は肌に優しいタイプで自分に合うものなら価格にはこだわらなくてもいいでしょう。

化粧水の後は待たずにすぐ美容液を

よく、化粧水を肌に付けたらなじむまで待ってから次のアイテムをつけましょう、というアドバイスを見かけます。しかし、化粧水が肌になじむのを待つのは肌が乾燥していくのを待つようなもの。

化粧水を付けた後に手で肌を覆ってハンドプレスをしたら、乾かないうちに美容液や乳液など次のアイテムを付けましょう。オイルインのものもありますが、化粧水はほとんど水ですので蓋をしてあげないと、肌から蒸発していってしまいます。美容液を付けた後も同様に乾かないうちに乳液やクリームなどを付けて油分を補うようにしましょう。

お風呂上りに肌を乾燥させないコツ

肌が一番乾燥するのはお風呂上りです。特に熱いお湯を使った後は皮脂が取れてしまうため過乾燥になりがち。そんなお風呂上りに肌を乾燥させないコツは、湯船に入っている間に化粧水を付けてしまうこと。そして空気穴を開けたシャワーキャップをすっぽりと顔に被せれば水分の蒸発が防げます。

これをした後にお風呂から出れば、着替えてスキンケアをするまで肌を乾燥から守れます。シャワーキャップを被せることで、自分の息でスチームエステの効果も！ホテルのアメニティなどでもらうシャワーキャップ。捨てずに利用するのがおすすめです。

最後に

化粧水1つを取ってみても、使い方は人それぞれ色々ありますよね。私は基本的には手で付けていますが、肌を擦らないコットンパックでの保湿は続けています。また、むくみがひどい朝だけはコットンを使った引き締めパッティングも。絶対に手で付けないといけない！というわけではありませんが、肌に刺激を与えることはシミやシワの原因になりますので、優しく優しくお手入れすることがおすすめです。