アロマテラピーは主に夜や就寝前に行うイメージが強いですが、逆に朝に行うことでその効能が上がるものがあります。年末年始の食べ過ぎ飲みすぎ対策のダイエット目的や、寒い朝にシャッキっと目を覚ますために、是非朝にアロマを使ってみませんか?朝に、より効果アップが期待できる、朝のアロマ活用術をご紹介致します。
レモンの香りで朝の体温をアップ
起床時は、一日のうち最も体温が低い時間といわれています。そのため朝いちばんにフットバスや、白湯やホットハーブティーを飲み、からだを温めると代謝がアップし、痩せやすいからだづくりに役立ちます。
アロマテラピーで体温を上げる際には、レモンのアロマオイルを使ってみましょう。レモンにもグレープフルーツと同じ「リモネン」という成分が含まれているため、地のめぐりをよくし、からだを温める効果が期待できます。朝の体温が高くなることで、目覚めもスッキリするでしょう。
また、レモンには消臭殺菌作用もあるので、精製水、無水エタノール、レモンの精油を入れアロマスプレーをつくり、起床時空気がこもったり乾燥しがちな室内にスプレーをすれば、空気もスッキリ、気分もスッキリするのでおすすめです。
グレープフルーツの香りで簡単朝ダイエット
すっきり目覚めたい朝のアロマは覚醒作用がある柑橘系がおすすめです。柑橘系の中でも最もおすすめしたいのが、グレープフルーツの香りです。
グレープフルーツは「痩せる香り」と呼ばれることもあるほど、ダイエットに適している香り。香り成分「ヌートカトン」が、交感神経を活性化し、脂肪燃焼を促進。「リモネン」が血行やリンパの流れを促し、からだの水分が滞っている情痴を改善することで、むくみやセルライト解消、代謝アップが期待できます。
朝、食事を食べる前にグレープフルーツの香りを嗅ぐとダイエットにつながります。また、お湯を注いだカップに精油を数滴、または生のグレープフルーツの皮を絞って数的垂らせば、キッチンで朝食の支度と同時に簡単アロマテラピーができるお手軽さも魅力です。
ペパーミントの香りで朝の眠気を撃退!
朝におすすめな香り、ペパーミントには頭をスッキリさせ眠気を覚ましてくれる効果が期待できます。頭がボーっとしているときなどは、ハンカチやミニタオルに精油を数滴含ませ鼻に当てて、朝の通勤通学時の簡単芳香浴はいかがでしょうか。時間がない朝でも簡単にスッキリペパーミントアロマテラピーができます。
また前の日に飲み過ぎた朝にもおすすめ!ペパーミントは二日酔いの辛い症状を緩和する効果が期待できるためです。
柑橘系のアロマオイルには光毒性があるので、肌に塗布された状態で紫外線を受けるとその部分がダメージを受けてしまうのですが、ペパーミントはそのような影響はないため、肌にスプレーしたりアロママッサージにも使えることがとても便利。精製水、無水エタノール、ペパーミントの精油を混ぜれば、虫よけスプレーにもなります。
また花粉の時期や寒い時期などはマスクを着用すると思いますが、水に精油をたらしたものをミニスプレーボトルに入れてたものを用意し、マスクにスプレーすると、のどにある繊毛を活性化し、ウイルスブロック効果アップが期待できます。風邪の予防にも役立つのでまさに一石二鳥の香りになっています。
終わりに
いかがでしたか?慌ただしい朝でも、朝に最適の香りがプラスされると、気分よく快適に一日をはじめることができると思います。アロマディフューザーや、アロマランプを使用せずとも、お湯を入れたカップやハンカチなどを使い、ちょっとした工夫で朝から簡単にアロマテラピーができます。寒い時期はマスクを使ったアロマテラピーも大変有効に活用できますので、今回ご紹介した身近な香りをぜひ朝ダイエットや朝のスッキリに役立ててみてくださいね。