春から新しい環境になり、頑張りすぎている方ほど五月病と呼ばれる不調に悩まされる傾向があります。調子が悪いときに仕事や家事、子育てに加え、普段どおりのお手入れをするのは難しいもの。そこで今回は、「やる気が出ない」と感じている方への美容法やおすすめアイテムをご紹介します。

スキンケアは多機能アイテムを味方に

商品によって使用する順番が異なるケースもありますが、スキンケアは洗顔→化粧水→美容液→乳液→クリームの流れが基本。メイクをする日の夜は、洗顔の前にクレンジングが加わります。さらにブースターやパック、スクラブなどのスペシャルケアコスメを取り入れる方もいるでしょう。

スキンケアのステップは多く、余裕がないときは、ひとつひとつの使い方が乱雑になってしまうおそれがあります。

まずは、オールインワンアイテムを用いて、スキンケアに対する心身の負担を減らすのがおすすめです。簡単にお手入れが完了するうえに、高機能なものを選ぶとよいでしょう。好みの使用感であることも重要です。

また、花王の研究ではスキンケア時のゆっくりとした手の動きが自律神経に影響し、よりリラックスした状態をもたらす、と考えられています。アイテム数を絞った分、できるだけ丁寧な動作やハンドプレスを心がけ、気持ちを落ち着かせてみてください。

参考：花王株式会社リリース,2020年9月14日

香りコスメでリラックス＆前向きな気持ちに

香りの情報は、鼻から脳の大脳辺縁系に伝わります。大脳辺縁系は記憶や感情と密接に関係しているので、やる気が出ないときは香りを活用してみましょう。

香りのなかでも、心身に働きかける作用を持つ精油がおすすめです。リラックス効果が期待できるイランイラン、クラリセージ、ジャスミンなどの精油を配合しているアイテムを選ぶと◎。また、スイートオレンジ精油の香りはポジティブな感情を喚起する、といわれています。

香りの世界は奥が深いのですが、もっとも大切なのは自分が心地よいと感じること。やる気が出ないときに寄り添ってくれたり、励ましてくれたりするような、自分にぴったりの香りコスメを探してみてください。

おすすめアイテム

用途の広さと香りにこだわったアイテムをピックアップしました。それぞれの特筆すべき点をご紹介します。

【機能を重視する方】SISI アイムユアヒーロー

出典：Amazon

30秒間ふきとるだけで、メイク落とし、洗顔、保湿、毛穴ケア※を叶える、2層式のウォータリークレンジング。汚れを落とすことだけにとどまらず、美容液のような処方で使うほどにうるおいのある肌へと導きます。

厚みのあるテクスチャーなので、摩擦を抑えながらメイクをすっきりオフ。使用後に洗い流す必要がなく、気力がない日はそのまま寝られるのも嬉しいポイントです。どんなときでも、すこやかな肌づくりのサポートをしてくれるはず。

※毛穴の汚れを洗浄すること

【香りを大切にしたい方】ワフィト レジェナ トナー

出典：Amazon

心安らぐ香りに包まれながら、たっぷりのうるおいで肌を満たす化粧水。ゼラニウム※1やサンダルウッド※2などの天然精油を12種類ブレンドし、まるで花々に囲まれているかのような気分を味わえます。

使い方は化粧水を手に出し、肌につける前に深呼吸して香りを楽しむのがポイント。疲れた心がほぐれていきます。

とろみを感じる、まろやかなテクスチャーで肌もほっとする感触。特別な時間を演出し、スキンケアが楽しみになる1本です。

※1ニオイテンジクアオイ葉油
※2ビャクダン油

最後に

やる気が出ないときに無理をするのは禁物。一度いつものお手入れから離れるのも、ひとつの手です。自分のコンディションにあった美容法やアイテムを取り入れてみてくださいね。

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