Twitterで流れてくるマンガを見て好きになり、実際に購入したマンガ3つをご紹介します。登場人物が相手を思う気持ちに心が温かくなるものばかりです。どれも4コママンガでちょっとしたスキマ時間に読むことができ、気分転換にもなりますよ。たまにはスマホを置いて、マンガでほっこりしませんか。
こぐまのケーキ屋さん
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イラストレーターで漫画家のカメントツさんの4コママンガ。こぐまのケーキ屋てんちょうと、てんいんさんの童話のようなお話です。
Twitterに第一話が掲載されたとき、てんちょうのフォルムと世の中を知らない無垢なところが可愛くて一瞬で心をつかまれました。てんちょうは話しことばもぜんぶ「ひらがな」なんです。そして、てんちょうを見守るてんいんさんのやさしさを見ていると、こちらまでやさしい気持ちになれます。作品の最後のほうでは少しほろっとしてしまいました。
てんちょう達はマンガの出版前からすでに人気があり、雑貨店のLOFTではグッズの特設コーナーが設置されているほど。作者のカメントツさんはもともとルポマンガなどを描いていたそうで、このマンガとの作風のギャップにびっくりです。
ぎゅうにゅう日記
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主婦のぎゅうにゅうさんが娘のとうにゅうちゃんとの日々を描いた4コマ中心のマンガです。
まずとうにゅうちゃんのキラキラなおめめが超かわいい。そしてぎゅうにゅうさんを「かぁか」と呼んだり「ごちそうさま」を「ごしょさま」と言ったりしゃべり方も激かわいいです。ぎゅうにゅうさんがとうにゅうちゃんを愛している様子が伝わってきて心が温かくなります。
お母さん目線で同じように子育てをされているママには「わかるわかる」の連続のようです。最後の章は「もうすぐお姉ちゃんになるんだね」でしたが、現在とうにゅうちゃんはお姉ちゃんになり「れんにゅうちゃん」という妹が誕生しています。そんなご家族の近況はツイッター(@gyuunyuu_umai)でお楽しみくださいね。
おもち日和1
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イラストレーター・漫画家であり会社員の吉本ユータヌキさんの作品。この「おもち日和」は赤ちゃんの「おもちちゃん」との日常を描いた4コママンガです。
おもちちゃんの行動、赤ちゃんってこんなことするんだと笑ってしまいます。またユータヌキさんがおもちちゃんを思う父心には、うちの父も私が赤ちゃんのときにはこんな風に思っていてくれたのかもしれない、とほろりとしました。子育てを経験された方には、すでに通った道なので目新しさを感じることはないようなのですが、未経験の私にはひとつひとつがとても新鮮、おもしろかったです。
タイトルに「1」と入っていますが、ユータヌキさんがご多忙でこのマンガは1巻のみの刊行となったそうです。とても残念ですが、ご家族との時間を大切にされるとの理由に納得です。
紙のマンガが好きです。
古い時代の人間のせいか、はたまた図書館勤務経験があるせいか「ネットで読むより普通に紙のマンガが好き」です。
「おもち日和」は終わってしまいましたが、Twitterを見ていると「ぎゅうにゅう日記」「こぐまのケーキ屋さん」はまだ続いているよう。ぜひ書籍での出版をお願いしたいです。本を触ると癒されるのは私だけでしょうか…?