前回は座ったままできるストレッチの肩編をご紹介しました。今回は首編をご紹介します。目が疲れている方は首の後ろがかなり固くなっています。長時間パソコンと向き合った後、張りを感じることもあります。この凝りが悪化すると、吐き気を催すことも。その前に!まずはご自身でできることから始めましょう。

悩みを抱えていませんか?

パソコンやスマホをそこまで利用していないのに最近目が疲れやすい、または首のうしろが凝るなどの悩みを抱えていませんか?思い当たる方は、今使っているメガネやコンタクトレンズの度が合っているのかを、今一度専門医にしっかりチェックして頂くことをおすすめいたします。
首凝り解消ストレッチ方法
1.まず、両手を重ねてしっかり頭の後ろをささえます。
このとき、肩が上がらないように気を付けてくださいね。肩はリラックスした状態です。上がってしまいますと、肩こりの原因になります。

2.そのまま、目でおへそを眺めるように前にストレッチしていきます。(約5秒~10秒)
首の後ろの筋が伸びていることを意識してください。鼻呼吸で、長く深い呼吸をご自分のペースでつづけてくださいね。くれぐれも、首には力を入れないようにしましょう。手の力だけを使って前に頭を倒していきます。首の後ろの筋を伸ばすことがポイントです。

3.続いて、この状態をキープしたまま、右側に首をかしげてストレッチ(5秒~10秒)
右側の耳下部分の筋が伸びているのを意識してください。同じように、左側へ首をかしげてストレッチしていきます。

左耳下筋が伸びていくのを意識して鼻呼吸を続けていきます。

4.さらに、左耳の上に右手を添えてまっすぐな姿勢で、上半身は動かないように固定します。

右手の力を使って右側にストレッチです。こちらも約5秒~10秒です。
反対側も同じようにストレッチしましょう。
5.最後に首の広頸筋をストレッチしていきます。顎下部分です。この部分は非常に他人からすると目が行き届く場所となります。
ストレッチすると同時に、二重顎とデコルテケアにも効きます。チューのポーズで唇を突き出した状態をキープして、そのまま上を見上げてみましょう。5~10秒キープです。

最後に
首をまんべんなく、いろいろな角度からストレッチすることで、血流が活性化していきますよ。ぽかぽかと温かくなってきたら、筋肉に響いている証拠です。座ったままの姿勢で行うことが可能ですので、待合室や、休憩中などあらゆる場面で行ってみてください。春夏ファッションではオフショルダーも登場しますし、自信を持って首を露出したいものですよね。