三社祭を間近に控えにぎわう浅草にて、5/12、5/19の2回にわたり「商売繁盛!改運風水セミナー&ワークショップ」を開催いたしました。風水や財運のことがよくわかる前半のセミナー、また場所を移して行われた、天然石やアーティフィシャルフラワーをあしらったハピネスボトルづくりワークショップの模様をご紹介いたします。
風水とは?
風水改運中心 本店3Fのセミナールームにお集まりいただき、冒頭にキレイナビ代表・飯塚美香よりご挨拶のあと、セミナースタート!講師は、緑水家・natural creatorの西田 友紀子さんです。セミナーは、風水とは何か?というお話からはじまりました。
風水の語源は、良い気も悪い気も、「風」に乗ってやってきて、動きのある「水」に留まる、というもの。また起源は、中国で皇帝が国を治めるにあたり、「子々孫々に発展と繁栄を継続してほしい」という気持ちからはじまった、環境を整えるという考え方。環境整備学であるとともに統計学でもあるそうです。当初は、「お墓をどこにどのようにつくるべきか?家はどこに建てたらいいか?」というように、土地探しからはじまり、それは現代まで受けつがれています。
今は実にたくさんの不動産物件がありますが、この中で風水的に良いとされる物件は、100件あたりでいうと、1件も存在しなかったりするんだとか。商売が繁盛したり、幸せが生み出される場所であれば、居住者はずっとそこに住むことが多いためとされています。例えば商店などを営んでいて、繁盛する場所であればそこでずっとお店を出し続けるのが普通ですよね。
開運ではなく、改運
では、物件ひとつをとっても、良い場所はもう少ないとしたらどうすればいいのでしょうか?移り住むのは難しい場合に、いまある場所、もので改善するようにする考え方が、今の風水のトレンド。
今回のセミナーは名称が一般的なイメージの「開運」ではなく、「改運」となっています。これは 強い意志と風水の知恵を取り入れて、運勢を「改めて」いくため、改という字が使われているそうです。運気アップの足枷になるものはなくし、常に前向きで健康、笑顔を心掛けるなどしたほうが、確かに運をつかみやすいものですよね。
商売繁盛の基本も、健康にあり
運が良い・悪い、と思うことは人生において必ずあることだと思いますが、風水では、どんなに運が悪いなという時でも、普段から良い運気を貯めるように心がけておくことで、悪い運気の影響を最小限にすることができるという考え方があるそうです。
今回は商売繁盛セミナーでもあるため、運気のひとつ、「財運」についてのお話がありました。運気を大きく分類すると、下記の4つになります。
正財・・・仕事で得る賃金など
偏財 ・・・宝くじなど、先にお金が出るもの
横財・・・自分がなにもしないで得られるもの、濡れ手に粟、パトロンの存在
蓄財・・・貯蓄
この中で一番重要なのが、意外にも「正財」!正財は仕事で得るお金のことですが、健康でいなければ仕事を続けられないことから、商売繁盛のためであっても、全ては健康が一番ということが言えるそうです。例えば意外なことで大金を得られたとしても、自身が病床に伏せっている場合などには全く財の価値がなくなってしまうからなんだそうです。正財を基本に運気を上げていきましょう、という形で、セミナーは終了です。
自分だけのハピネスボトルづくり
風水改運中心 本店から歩いて数分の場所にある、緑とアクアリウム、水晶のほか、多数の天然石グッズでにぎわうお店、ruyiに場所を移し、ワークショップがスタート。今回は、身近に飾れるハッピーアイテムとして、「ハピネスボトル」をつくります。
風水では、切り花や鉢物は使わず、アーティフィシャルフラワーやグリーンを使います。切り花などは素敵なものですが、風水的な観点からみると、運がもう切り離されてしまっているという点で使うことはないのだとか。
自分の直感に従い、緑と花、苔玉を選びます。アーティフィシャルといっても、よくみないと人工的なものであることがわからないくらい精巧にできています。フラワーは、オレンジはフレッシュさを、パープルは落ち着きを、ブルーは知性を、ピンクは人間関係を象徴します。
選び終わったら、苔玉にグリーンとフラワーを配置。これも自由に決めて苔玉に穴を開け、差し込んでいきます。
ガラスボトルに苔玉を配置し調整。その中に、今回は薄いピンクのローズクオーツを敷き入れます。ローズクオーツは、風水では「桃花運」という人間関係をつかさどる運気を上げるもの。そのほか、若返り・アンチエイジングといった女性の魅力を引き出したり、ありとあらゆる人間関係の絆を深めたり 修復してくれるといわれる凄い石です!
最後に、3種類の大き目の石からそれぞれ1つ選び、ボトルに入れます。先ほどのローズクオーツのほか、マイナスエネルギーをなくしてプラスに変えていく、あらゆる運気アップによいガラスのような「水晶」、健康を司り、インドヒスイとも呼ばれる緑の石「アベンチュリン」です。石の形や色が微妙に違ったりするので、皆さん真剣に選んでいました。
3つの石を選び配置したらフタをし、ハピネスボトルの完成です!アーティフィシャルフラワーや天然石は、ボトルの中に配置されると、また違った印象を生み出していて、なんだかとてもキレイにみえました。
これをどこに置くかは基本的には自由ですが、女性におすすめなのは、ドレッサーや鏡台など、ボトルが写り込む場所。鏡に映し出されるとよりパワーを発揮するそうです。円筒型のボトルは360度全方向に気を放つ形で、たまにフタを開けたりすると良いそうです。
風水セミナー&ワークショップを終えて
最後に記念撮影をし、つくったハピネスボトルをキレイに自分でラッピングして終了です。またお土産には、2017年版風水がわかる本と、風水相談無料のチケットをご用意いただきました。
今回は風水のことを知らない方も、知っているかたもどちらも楽しめるセミナー&ワークショップになっていたのではないかと思います。風水の基本の考え方、健康第一など短時間で学ぶことができ、短時間でつくるのに丁度よい工程のハピネスボウルは、参加者の方も自分だけの石や花を吟味して選ぶことで、愛着がわくとおっしゃっていました。
ワークショップの会場ruyiでは、風水の語源でもあり、居住空間内に動きのある水を配置するとよいとされる「動水」の役割のアクアリウムや、大きな水晶が多数置いてあり、気温が熱い中でも涼やかな空間になっていました。
落ち着きがある中にも、浅草らしく外国人の方や観光客でにぎわう店内は、今回のハピネスボトルのようなハッピーアイテムをはじめ、小さな天然石やペンダント、珍しいシャコ貝、流木や溶岩石、盆栽などインテリアにも素敵なアイテムが多数あり一見の価値があります。ご興味のある方は是非ショップのほうにも足を運んでみてください!
・ruyi(ルイ)
・風水改運中心