無印良品で人気のお菓子「ブールドネージュ」。6月には夏の期間限定「レモンのブールドネージュ」が新発売で、ますます種類豊富になりました。丸くてかわいらしいフォルムが愛らしいこのお菓子、名前の由来や実際に食べたレポートをお届けします。
ブールドネージュとは?
ブールドネージュはスペインのアンダルシア地方でクリスマスに食べられる「ポルボロン」がフランスに渡って生まれたお菓子。ポルボロンは口溶けの良いお菓子で、口の中で消える前に「ポルボロン・ポルボロン・ポルボロン」と3回唱えることができると幸せになれるそう。ロマンチックですね。
ブールドネージュという名前はフランス語で「雪の玉」を意味しています。「スノーボール」というお菓子もありますが、フランス語と英語の違いで同じお菓子です。粉糖をまぶしてまさに雪の玉のような見た目です。
ブールドネージュの作り方
ブールドネージュは一般的に以下のような手順で作られます。
1.バターをポマード状にする
2.砂糖を入れ擦り混ぜる
3.アーモンドプードル、小麦粉、砕いたアーモンドを混ぜ合わせる
4.休ませてから丸める
5.オーブンで焼く
6.粉糖をつける
特徴は卵が入っていないこと。
ほろほろと口溶けの良い食感はここから生まれます。
無印良品のブールドネージュ
無印良品のブールドネージュは現在4種類。ブールドネージュ、いちごのブールドネージュ、キャラメルのブールドネージュと期間限定のレモンのブールドネージュです。
ブールドネージュらしいほろっとした口溶けながら、クラッシュしたアーモンドが入っていて食べごたえもあります。全体的にやさしい風味で、ほっこりしたいときに食べたいお菓子です。
定番・ブールドネージュ
定番のブールドネージュはシンプルな味わいですが、サクサクほろほろ感が一番強いように思いました。いろいろな味を一回りして、やっぱり定番が一番と思わせてくれるような味わいです。
甘酸っぱい・苺のブールドネージュ
いちごのブールドネージュは、フリーズドライいちごでほんのりとしたいちごの風味と酸味がします。ピンク色でかわいらしさ満点です。
まったり・キャラメルのブールドネージュ
キャラメルのブールドネージュは、食べた瞬間は風味が弱いのですが、後味にキャラメルを食べたようなまったりとした風味が口の中に広がります。ミルクと相性が良さそうです。
期間限定「レモンのブールドネージュ」
無印良品では年に2~3回ほど、有楽町店などの大型店で「発見祭」というイベントを開催しています。2016年9月の発見祭では試食アンケートが行われ、「レモンのブールドネージュ」は人気1位となり商品化が決定しました。
レモンのブールドネージュは生地にレモンピールを加え、周りの粉糖にもレモンパウダーを混ぜています。4つのブールドネージュの中で一番しっかりとした風味を感じました。酸味が強めでさっぱりとしていて、夏にぴったりです。定番にしてほしいくらいおいしいです。
しばらくは店頭のみでの販売に
現在、ブールドネージュはネットストアで「在庫なし」で、取り扱い再開は8月下旬以降だそうです。店頭では通常通り販売されるとのこと。手に入れたい方は実店舗へどうぞ。