月は28日をかけて地球の周りをくるっと1周します。大きな満月や弓のような三日月、そしてそこにあるのに見えない神秘的な存在の新月。地球の陰になる事により、そうと見える月の満ちては欠ける姿は古代より人々の心を離さず、また潮の満ち引きや女性の生理周期とも深く関わり、私達の生活そのものとも言えます。月を見上げお願い事をする儀式は古代からありますが、今回は乙女座新月のお願いについてステキなお話しをしたいと思います。
新月とは、満ちてゆく月
真っ暗な夜空に浮かぶ見えない月、新月。新月は生まれる前の月とも言われ、これから大きく育っていくエネルギーをたっぷりと秘めています。貯金や事業など増やす事や大きくする事の願い事に向いており、逆にダイエットなどの減らす願い事には向いていません。
乙女座の象徴
乙女座は地のエレメントに属する星座。乙女座の象徴それは『地に足の着いた現実』です。生活習慣、健康管理、整理整頓などキレイに整えられたものを更に継続させ安定させているのが乙女座の象徴です。他に、秩序、分析、理想、純粋、献身、奉仕、浄化、心の強さ、優しさなどが象徴とされています。
また乙女座は正義の女神アストライア説や、豊穣の女神デメテルもしくはその娘ペルセフォネー説があります。
どれもまさしく『地に足の着いた女神』神話です。実際に大地に素足を下ろし地の豊かさを感じてみませんか?
乙女座新月に適した願い事
なりたい自分になるための願い事をするのにも、コツがあります。その星座の象徴するパワーを得るのです。
例えば…、
・お部屋の中をキレイに整理整頓し毎日気持ち良く維持している
・何が自分にとって必要な物かを見極められるようになりお金の遣い方が効率良くなった
・心身の状態を自然に感じられるようになり休息を楽しめるようになった
などです。
お願い事をする時は、ネガティブワードを使わない事が大切です。無理をしなくなったを休息を楽しめるようになったなどポジティブワードに変える事がポイントです。そしてまた地のエレメントの星座なのでオーガニックを意識したりガーデニングをしたり、大地を意識する事も効果的です。
もうひとつのコツは、新月までの間に浄化や断捨離が出来ると、その分新しい豊かさがなだれ込むように入って来ますので、ぜひ生活習慣を見直してみて下さい。
今回はちょっと特別な理由
占星術の知識はちょっと難しいのですが、まとめられた要点をお伝えします。今回の乙女座の新月では、地のグラウンドトラインという現象が起こります。グラウンドトラインとは、宇宙で調和された美しい三角形の形がエネルギーを生み出す事で、今回は地に所属する山羊座・牡牛座・乙女座の3星座によるものだそう。
この同じ属性の3星座が揃う事は滅多に起こらないのです。そのために、地の星座に属する乙女座の新月では大きなエネルギーが生まれ、その分スケールの大きいお願い事が叶いやすいのです。ぜひこの9月10日の乙女座新月にステキなお願い事をしてみませんか?