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季節の変わり目の不調に!症状別アロマオイルの活用法2022/04/25UP! by 小原亜希 タグ: pickup, アロマ, アロマバス, ニキビ, レモングラス, 不眠, 気分の落ち込み, 目の疲労, 精油, 肌荒れ, 頭痛 季節の変わり目は体調がすぐれないとか、なんとなく元気が出ないと感じている方も多いのではないでしょうか?病院に行くほどではないけれど何とかしたい!というときに、お家で手軽にできるアロマオイルでの対処法をご紹介します。
脳が痛みを感じるのに0.9秒かかるのに対し、香りを感じるのにたった0.2秒と言われています。香りの効果で身体や心の痛みを少しでも和らげることが出来たら幸いです。
季節の変わり目の不調の原因とは?
この時期は昼間暖かくても夜とても冷え込むということがよくあります。1日で10度近く違うという日もよくありますよね。三寒四温なんて言葉もありますが、私たちの身体は寒暖差に対応するために交感神経が活発に働きます。
そのため、たくさんのエネルギーが消耗され、疲れやだるさを感じやすくなるのです。
また、低気圧と高気圧の入れ替わりも頻繁に起こるため、自律神経の切り替えもうまくいかなくなります。低気圧の影響を受け、血液中の酸素濃度が下がると、日中眠気やだるさを感じやすくなります。
その他にも、卒業や進学、就職、転職、引っ越しなど身の回りの環境が変わると、無自覚でも緊張感やストレスを感じ自律神経のバランスが乱れやすくなります。
通常はバランスの良い食事や、規則的な睡眠、適度な運動、湯船に浸かるなどの対策でこれらの症状は治まってきますが、これらの対策でも不調を感じるときは、是非アロマの力に頼ってみてください。今回は簡単な方法だけご紹介します。
頭痛
ペパーミントの精油を1~2滴直接こめかみあたりに塗布します。肌に直接塗布する場合はグレードの高い精油を購入しましょう。 または、瓶から直接か、コットンやティッシュなどに数的垂らしてにおいを嗅ぎます。
肌荒れ
季節の変わり目にはなぜかいつも使っている化粧品が合わなくなって肌荒れを起こしたり、ニキビが増えてしまったり、皮脂の分泌がうまくいかなくなることがあります。
肌が荒れてしまったときは、ラベンダーやカモミール、ジャスミンなどの精油を洗面器に2滴ほど垂らし、60度ほどのお湯を八分目くらいいまで入れて、頭からバスタオルをかぶり洗面器を覆って、洗面器に顔をかぶせるようにしてしばらく蒸気を顔にあてます。
アロマのフェイシャルスチームです。このとき、目は必ず閉じて、顔はお湯から15センチくらい離すようにしましょう。
ニキビの場合もフェイシャルスチームは有効です。ただ、ニキビの場合古い角質を落として炎症を抑えなければいけないので、選ぶ精油は違ってきます。
同じように洗面器に60度のお湯を8割程度入れたら、ゼラニウムと炎症を抑えるティーツリーの精油を2滴ずつ加えてよく混ぜ合わせます。ラベンダーの時と同じ要領で10分ほど蒸気に当てます。 終わったら蒸気の当たった部分を必ず洗い流してください。アクネ菌の繁殖を防ぐために、スプレー容器に50~60mlの水とティーツリーまたはラベンダーを5滴入れ、1日に数回顔にスプレーします。可能でしたらメイクはお休みしましょう。
肩こり肩こりには、レモングラスの精油を使って温湿布をします。洗面器に熱めのお湯を入れ、レモングラスの精油を2滴加えてよく混ぜ合わせます。
洗面器にタオルを浸して軽くしぼり、肩に当て、タオルが冷めるまで温湿布してみてください。レモングラスの肌への直接の効果と顔に近いため鼻からの香りの効果で癒されますし、血行もよくなりほぐれてくるでしょう。
不眠
心のバランスを保ち、眠りを誘うためにはディフューザーを使って、香りを寝室に散布させます。睡眠に良いとされる代表的な精油はラベンダーですが、その他にもサンダルウッドやヒノキなどの樹木系やイランイランやネロリ、ベルガモット、ジャスミン、カモミールなどもよいでしょう。
ディフューザーがない場合、スプレー式容器に無水アルコール(ウォッカでも可)大さじ1(15ml)、オススメオイルから一つ選び3滴、蒸留水60mlを入れよく振ってから部屋中にスプレーし就寝前のお部屋に香らせましょう。
倦怠感
メリッサ(レモンバーム)、ローズ、マグノリアいずれかの精油を1滴手のひらにとってもみこみ、鼻に近づけて深呼吸するかティッシュやコットンに垂らして香りを吸い込みます。いずれの精油も精神に作用する特徴がありますが、とても採油量が少なく高価なものです。
肌に刺激があるものが多いので、グレードの高いものを選びましょう。高価ですがメリッサは古代ギリシャでは「不老不死の霊薬(エリクシール)」と呼ばれてきました。部屋にディフューズさせるのもよいのですが、たくさん使うのはもったいないので、1滴ずつ大切に使うのがオススメです。
目の疲労
カモミールとラベンダー各1滴ずつをキャリアオイル(ココナッツオイルやホホバオイルなど)15mlに加え混ぜてから目の周りに塗り、優しくなでるようにマッサージします。
そのあと目の上にホットタオルを置くとさらに疲れがとれます。目にオイルが入らないよう注意しましょう。また、目の周りはとても敏感なので力が入が入ってしまうとシワやたるみの原因となってしまうので、優しくマッサージするように心がけましょう。
胃腸の不快感
消化器系に作用する精油は症状によってたくさんありますが、総合的に万能で一番簡単な方法をご紹介します。
クローブ、オレンジ、ベルガモットいずれかのオイルの香りを瓶から直接嗅ぐか、手やティッシュまたはコットンにオイルを垂らして吸い込みます。長く良くならない場合は病院に罹ることも考えましょう。
気分の落ち込み
精神に作用する精油もたくさんありますが、柑橘系のオイルは前向きで元気にさせてくれる効果があります。朝一でオレンジやライム、レモンなどを部屋にディフューズさせると気分が上がります。
また、お休み前に疲れたからだと心を癒すために、ラベンダーやイランイラン、ベルガモット、フランキンセンス、ゼラニウムなどのオイルをお風呂に数滴入れてアロマバスを楽しむのも良いでしょう。
肌の弱い方は柑橘系、スパイス系など皮膚刺激が高いオイルの使用は避けるように注意してください。
最後にアロマの身体的、精神的効果は無限大で書ききれないほどですが、季節の変わり目の不調にはご自身にあったオイルを選んで、良い香りに包まれながら楽しく、リラックスしながら乗り越えたいですね。フランスなど一部の国ではアロマが医療として認められていますが、日本では民間療法なので、どうしても体調がよくならないときは病院にいた頼ることも考えましょう。
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