乳酸菌ブームの今。腸内環境を整えることで、便通が良くなったり肌の調子が良くなったり、免疫力がアップしたり。様々な効果が期待できると言われています。

乳酸菌には数多くの種類があることはご存知の通り。中でも話題となっているのが、キリン株式会社が独自開発したプラズマ乳酸菌。その秘密を探るべく、プラズマ乳酸菌セミナーに参加。お肌のためにも風邪予防にも、そして老化防止にも効果が確認されているプラズマ乳酸菌に迫ります！

肌フローラをチェックしてスキンケアに役立てる

腸に生息する微生物群である腸内フローラ。乳酸菌や発酵食品ブームで、腸内フローラという言葉も広まってきましたよね。腸内フローラは、なんと体内免疫の70%を担っているそうです。

肌にも同じように肌フローラという微生物群が存在します。このバランスが良好で安定した状態だと、肌の健康が保たれやすくなります。

肌フローラには15万種類の微生物が知られていて、1万種以下に減ると様々な肌トラブルの原因になります。あまり知られていない肌フローラですが、肌を健康に保つために欠かせないものなのです。

乳酸菌セミナーでは、まず肌フローラのチェックを行いました。こちらが肌フローラチェックキット。

付属の綿棒で頬と額の常在菌を採取。アンケートと合わせて機関に送ると、肌フローラレポートとアドバイスシートが返却されてきます。

分析結果を生活習慣の改善や化粧品選びに活用し、より健康的な肌を目指すことができます。結果が待ち通しい！

こちらはその場で診断して頂いたポルフィリン測定の結果です。ポルフィリンとは、肌に存在するアクネ菌の代謝物。数値が高いとニキビの原因になったり、活性酸素を発生させてシミの原因にもなります。

免疫力の低下は老化原因の一つ

肌フローラチェック、ポルフィリンチェックで盛り上がった後はプラズマ乳酸菌セミナーです。まずは昭和大学藤が丘病院形成外科 天現寺空クリニック院長　松宮敏恵先生による老化についてのお話をお聞きしました。

老化の3つの原因は、酸化、糖化、炎症。さらに細かく見ていくと、ビタミン不足、コラーゲン、エラスチン量・質の低下、バリア機能低下、免疫力低下など様々です。

注目すべきなのは免疫。免疫とは病原体から身を守る機能があり、自己と非自己を区別して異常があった時に速やかに排除してくれます。

免疫力が低下していくと、体の中で炎症が起こります。そして、加齢やストレスにより細胞が劣化し、慢性炎症、ガン化リスクが高まることに。免疫力を維持することは、健康にも維持肌の美しさを保つことにも役立つのです。

免疫細胞を活性化するプラズマ乳酸菌のパワー

続いて、プラズマ乳酸菌の開発に携わったキリン株式会社　事業創造部　藤原大介氏(農学博士)のお話をお伺いしました。

プラズマ乳酸菌は、免疫細胞の司令塔であるpDC（プラズマサイトイド樹状細胞）を直接活性化させる世界初の乳酸菌。pDCが活性化することにより、様々な免疫細胞が活発に働き、ウイルス感染を防御します。

そして、プラズマ乳酸菌は細菌、ウイルス両方に作用できる唯一の乳酸菌。強い生体バリア維持効果が期待できます。

ウイルス感染に対する効果実験では、プラズマ乳酸菌を予め食べていると、70%が生存。肺炎症状が劇的に改善するという結果になりました。

老化防止の研究でも、プラズマ乳酸菌を加えたエサを食べていたマウスは、皮膚が厚く保たれ、筋肉量も保たれるという結果に。

肌の生体バリアを構成している機能には、肌フローラの他に皮膚や粘膜で悪玉菌を排除する抗菌プチペド、水分の蒸散や悪玉菌の侵入を防ぐタイトジャンクションがあります。

プラズマ乳酸菌を摂取することにより、肌フローラ、抗菌プチペド、タイトジャンクションの全てに機能向上の効果が見られました。

プラズマ乳酸菌が摂れるイミューズ

健康維持にもお肌にも嬉しい効果が期待できるプラズマ乳酸菌。毎日摂取し続けることにより、その効果も高くなります。キリンが独自開発した世界初の乳酸菌というと、高価で手に入りにくいようなイメージがありますが、サプリメントやヨーグルトで手軽に摂ることができます！

スーパーマーケットのヨーグルト売り場で見つけたのが、小岩井 iMUSE（イミューズ）生乳（なまにゅう）ヨーグルト。香料・安定剤不使用なのも嬉しいポイント。なめらかで口当たりがよく、毎日美味しくプラズマ乳酸菌を摂れるヨーグルトです。

 iMUSE（イミューズ）公式サイトはこちら

最後に

お肌のためにも風邪予防にも、そして老化防止にも効果が確認されているプラズマ乳酸菌。ヨーグルトは飲むタイプもありますし、サプリメントなら携帯にも便利。上手に利用して美容と健康に役立ててみてはいかがでしょうか。