なにもしなくても肌が皮脂を出し潤いを与えてくれる30代。40代、50代……年齢を重ねるにつれて皮脂の分泌も減り、お肌は乾燥に傾いていきます。マットなメイクでは、肌も厚塗りに見え、小じわや乾燥も目立ち年齢よりも老けて見えさせてしまう原因に。
大人女性にこそ、大切なのは「潤い」と「ツヤ」です。では、メイクにおいてどこに注意して「ツヤ」や「潤い」を表現すればいいのでしょうか。今回は大人メイクのツヤ三点ポイントについてお伝え致します。
まずはベースにツヤ感を
ツヤのあるベース作りはとても大切です。
・パール粒子の入った下地
・リキッドファンデーションやクッションファンデーションなど、水分と油分のバランスのとれたファンデーション
・ツヤ感のあるパウダー
・粒子の細かいハイライト
など、ツヤ肌を作るアイテムは豊富にあります。皮脂テカなどでメイクが崩れやすい春夏には、パウダーやハイライトでツヤ感を。乾燥崩れのしやすい秋冬には下地やファンデーションなどで保湿をしながらツヤ感を、など季節に応じて使用するアイテムも変化させていくといいですね。
目元にも潤いを
次に潤いを投入する箇所は『目元』です。目元の小じわは実は20代後半から現れだします。乾燥した目元にマットな質感のアイシャドウは小さなシワを目立たせてしまう原因にもなります。少しツヤのあるクリームアイシャドウやパール感を演出してくれるアイシャドウがオススメです。
ただし粒子の荒いラメやパールはシワに入りこんで、粗を目立たせてしまう場合もあります。いずれのアイテムもラメが小さく、粒子の細かいものを選択し、上品な目元を作ってください。
女性らしさを演出するのは唇
最後に『潤い』を投入したいのが唇です。口元は一番女性らしさを演出できる箇所。マットなリップが流行している今秋ですが、唇の縦ジワなどを目立たせてしまうことも。
大人女性には適度なツヤ感が欲しいところです。ルージュの潤いとグロスの質感が理想的ですが、グロスは唇全体にのせるのではなく、唇の中心のみにのせて、ほんのりとツヤを出すのが魅力的。大人女性の余裕をみせたいところですね。
若い世代には若い世代にしか出来ないメイクが、様々な経験を経て辿り着いた大人女性には大人女性にしか出来ない確立されたメイクがあります。
『肌』『目』『唇』この三点にこそ、潤いやツヤを投入して、素敵に輝く大人メイクを目指してくださいね。