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東国三社をご存じですか?香取神宮(千葉県香取市香取1697番地)、鹿島神宮(茨城県鹿嶋市宮中2306-1)、息栖神社(茨城県神栖市息栖2882)の関東の三社のことを言います。この三社の鎮座位置は不思議なことに息栖神社を直角の頂点として直角二等辺三角形を描く位置にあります。今回ははとバスツアーの東国三社巡りをご紹介致します。
目次 東国三社巡りへ香取神宮・鹿島神宮・息栖神社の三社を一日で巡るのは車ではないと難しいのですが、駐車場が少ない場所もあります。なかなか三社を巡るのは大変なので、バスツアーも人気です。今回「はとバスツアー」を利用しましたが、人気のツアーらしく3月の日曜とあって満席でした。
京橋10:00出発でまずはバイキングランチ
今回の行程は、ゆっくりめスタートが嬉しい10:00京橋(東京駅八重洲口)出発。11:30分にANAクラウンプラザホテル成田でバイキングランチを食べて、息栖神社→鹿島神宮→香取神宮を参拝し、帰りに東燻酒造により19:00に東京駅に戻ります。 バイキングランチはスムージーやでデザートもおいしく、当日は熊本フェアーでしたので、とんこつのつけ麺や高菜ピラフ、豚肉などもありました。
息栖神社 日本三霊水 「忍潮井(忍塩井)=おしおい」
武神の乗り物であった「天鳥舟」という神が祭られている息栖神社はこじんまりした神社ではありますが「土地のまもり神」として親しまれています。
息栖神社境内にあるお稲荷様の狐は赤いほっかむりをしています。
神殿にお参りすると横にはご神木があります。
直接ふれることはできませんが、力比べとして競った力石もあります。
一番のパワースポットして注目なのは、常陸利根川沿いの大鳥居(一の鳥居)の両脇にある「忍潮井(おしおい)」という2つの井戸です。それぞれの井戸の中に小さな鳥居が建てられ、左右各々が「女瓶」「男瓶」と呼ばれています。この清水は縁結びとして有名で「男瓶」の水を女性が、「女瓶」の水を男性が飲むとお互いが結ばれると言われています。残念ながら現在は実際に飲むことはできませんが、各々の井戸に沈めれれている水底の瓶を見ることができれば幸運が運ばれてくるとも言われています。
天候にも恵まれましたが、光の加減か底が見えているようですがどうしても見ることが出来ず残念でした。
鹿島神宮 東京ドーム15個分の広大な敷地で「奥宮も」
鹿島神宮は、日本建国・武道の神様である「武甕槌大神」を御祭神とする、神武天皇元年創建の由緒ある神社でありますが、東京ドーム15個分の広大な敷地を有する神社でもありますので時間をかけてお参りをする必要があります。ですが、時間の制限のあるバスツアーですので50分ほどの滞在時間でしたので、お参りをして御朱印をいただき、「さざれ石」と鹿園を目指し奥参道を歩き「奥宮」をお参りをすることにしました。
さらに奥には御手洗池があります。社務所からいただいた案内によるとなんと一昼夜で約40万リットルの湧き水があり水底が一面見渡せるほど澄み渡っているとのこと。 御手洗池と反対側の奥には「要石」と言って地震を起こす大鯰の頭を押さえている鎮石と言われている石があります。大鯰のしっぽを押さえている鎮石はなんとこれから行く香取神宮にあるとのことで時間があれば両方見るのも楽しみですね。
香取神宮 鹿島神宮と地下で繋がる要石の不思議
最後に参ったのは香取神宮です。香取神宮の御祭神 は経津主大神(ふつぬしのおおかみ)です。この神様は出雲の国譲りの神話にでてくる神様だそうです。
参道には桜の木とお店があり、桜の季節は賑わいそうです。
参拝を済ませ、御朱印をいただき最後のご神紋をいただきましたので東国三社守が完成しました。
鹿島神宮にある大鯰の頭を押さえている要石、香取神宮まで地下で繋がっていてこちらの方の要石は大鯰のしっぽを押さえていると言われています。なんとも不思議な言い伝えの石ですが、徳川光圀の「水戸黄門仁徳録」によると家来に実際に掘らせてみたところがあまりに巨大な石のため七日七夜掘っても掘りきることが出来ず、諦めて埋め戻したと記録にあるそうです。
まとめ昔の人が徒歩で時間をかけて参拝した三社を、休日の一日を費やしてお参りしてきましたが、またじっくりと時間をかけて一社一社お参りするのもいいですね。 帰りは、多少渋滞して20:00少し前の東京駅到着でしたが、ご興味のある方は他の会社のツアーも探して一度三社参りをしてみてはいかがですか?
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