よく雑誌などでセルフリンパマッサージが取り上げられています。しっかり時間があるときは、ゆっくりリンパマッサージするけど、忙しいときは、早く寝たい！という声をよく耳にします。しかし、忙しいときこそ、ケアをして頂きたい！今日は本当に簡単にできるリンパマッサージをお伝えします。

◆リンパを流すとどう良いの？

リンパの巡りがよくなると、老廃物が回収され、排出されることに繋がります。また、リンパは細菌を退治してくれるので、免疫力アップにも繋がります。そして、リンパは血液と違って心臓が動いて流れているものではありません。リンパの流れをよくするには、自律神経が大きくかかわっているため、リンパの流れをコントロールすることは難しいものです。その中でも、できることは、運動などで筋肉を動かしたり、呼吸法で横隔膜を動かしたりすることです。よく、運動不足で足が浮腫んだりするのは、筋肉を動かしていないことが考えられます。

◆リンパの方向

リンパを流れるリンパ液の方向というものがあります。リンパマッサージをするときは、その方向に沿ってマッサージした方が尚良いです。リンパドレナージュというトリートメントなどは、その方向に沿ってトリートメントしています。

◆忙しくても大丈夫！リンパの出口を開けばよい！

足、顔、お腹など気になる箇所すべてのリンパを流そうとすると、大変時間がかかります。気になる箇所だけ行うリンパマッサージも良いですが、リンパの出口が滞っていると、せっかくのケアも生かされません。なので、リンパの出口をケアすることが重要です。

◆リンパの出口『鎖骨リンパ節』を流そう

リンパマッサージの出口は鎖骨リンパ節というところにあります。出口となる鎖骨リンパが混雑していれば老廃物の出るところがありません。出口を開いてあげることが、何よりのリンパの流れをスムーズにする助けになります。

～鎖骨リンパマッサージの方法～

1.鎖骨の端から反対の端まで、行ったり来たりしてさする。(中指と薬指でさする感じです)

※乾燥がきになるときは、オイルを使うことがお勧めです。

2.反対も同様に行う。

忙しいと、疲労がたまり老廃物もたまりやすくなります。鎖骨のリンパマッサージは、デスクワーク中でも、移動中でもどこでもできます。忙しいときは、面倒なことがより面倒に感じるため、美容や健康ケアから少し遠のいてしまいます。そんなときこそ、簡単にできる鎖骨のリンパケアをお勧め致します。

◆まとめ

美は１日にしてならずといいますが、やはり日ごろのケアが大切です。忙しい毎日を頑張る体に感謝を込めて、是非ケアをしてあげてください。

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