夏の紫外線も年々強力になっていくような気がする昨今、UVケアなどで十分に対策をしていても、夏が終わる頃にはどうしても気になるのが「シミ」ではないでしょうか。

できてしまったシミ、これから現れそうなシミには少しでも早く対応しておきたいもの。

シミといっても、顔にできるシミ、身体の日焼けなどで起こるシミ、そばかすなどタイプは様々です。シミの種類による対処法を知っておくとケアもしやすいですよね。ここでは、シミの種類についてとタイプ別おすすめの対処アイテムをご紹介します！

シミの種類を知ろう

・一般的なシミ：日光性黒子(老人性色素斑)

「シミ」と言われるものの大半がこのタイプで、紫外線の影響で引き起こされる色素沈着によりできます。

メラニンの生成が過剰になり、排出が滞った結果、シミとして残ってしまうのです。

主に30代からできはじめますが、20代でも日光に当たりすぎていたりすると出てしまいます。

・そばかす：雀卵斑(じゃくらはん)

欧米人に多く見られるシミ＝そばかす。日本人の場合でも色白の方に多くみられ、顔や頬、鼻のまわりなどに多く出るものです。

3歳以上からできるといわれ、思春期にピークといわれています。遺伝的にできる場合もあります。

・全身に残るシミ：炎症性色素沈着

日焼けの後や黒ずみなど、肌が炎症を起こした結果、後に残るシミが炎症性色素沈着。

間違ったクレンジングやマッサージ、ムダ毛処理の際にできる摩擦などでも起こります。

基本的には徐々い薄れていくものですが、ターンオーバーが上手く行かず後に残ってしまうものも。

・女性に特有のシミ：肝斑(かんぱん)

頬骨の周辺などに左右対称に現れる薄い褐色のシミ。輪郭がはっきりしておらず広範囲にぼんやり広がりますが、目のまわりにはできないという特徴があります。

主に30代～40代の女性に現れるもので、原因の一つには紫外線だけではなく、女性ホルモンが関係していると言われています。

他のシミと異なり、サプリや飲み薬による治療法が効果があると言われています。

シミ全般に！アバンタイム トーンショットクリーム

「頬や目の周りに気になるシミがある」「ピンポイントで目立つシミをなんとかしたい」という一般的なシミのケアに広くおすすめしたいのが、「アバンタイム トーンショットクリーム」。

主成分のハイドロキノンの得意分野は「今あるシミを薄くすること」。

ビタミンCやアルブチン、コウジ酸などの美白原料より10～100倍の美白効果があると言われ、いわゆるシミ全般に効果があるといわれている、シミに対する万能成分と言えるでしょう。

しかし高い美白効果の一方、酸化のしやすさや肌への刺激性などの弱点も持ったデリケートな成分でもあるのがハイドロキノン。

クリームは少量で伸びも良いですが、シミのポイントに乗せやすいテクスチャ。

使い続けていくうちに、シミが薄くなった！と感じました。

幅広いタイプのシミに効果を発揮してくれますので、顔のシミが気になる時は是非試してみてはいかがでしょうか。

アバンタイム トーンショットクリーム

3,000円(税込3,300円)

ボディの色素沈着に！HOUSE OF ROSE ボディ スムーザー

 結構しっかりとした硬めテクスチャ。



体をぬらした後マスカット大1個分の量を手にとり、水またはぬるま湯を加えてやわらかくなるまで練って使います。

黒ずみが気になるひじ、ひざを中心にマッサージ。37℃程度で柔らかくなるペーストなので、お肌に負担がかからず心地よくマッサージOK。

由布院温泉の天然温泉水、シルクパウダー配合でボディの他の部分にも広く使えますので、全身をマッサージして洗い流したあとは、まるで温泉に入った後のような肌触りになります。

オイルは入っていませんので、マッサージをした後は保湿ケアをしっかりと行いましょう。

使うごとに気になる黒ずみが薄くなっていくのが実感できますよ！

肝斑(かんぱん)に！トラネキサム酸、ビタミンB&C

そばかすと似ている肝斑(かんぱん)に対しては、レーザーでの治療という選択肢もありますが、効果的な薬やサプリがあります。

肝斑に最も効果があると言われている成分は「トラネキサム酸」です。

トラネキサム酸は風邪で喉が腫れている時などに処方される成分ですが、肝斑にも効果が認められました。

メラニン色素の合成を抑制したり、肌の奥にできる肝斑の元となる炎症を抑えるので、過剰に作られるメラニンを抑制できるのです。

トラネキサム酸は病院などで処方してもらえますが、普通の風邪薬やお肌対策サプリとしてもドラッグストアで気軽に購入する事も可能です。

また「ビタミンC」も有効です。ビタミンCはメラニンの過剰酸性や色素沈着を抑えてくれる働きを持っていますので、シミを消し、同時に美白をしたい方には特におすすめ！

そして「ビタミンB」もビタミンCと同様にメラニン色素の生成を抑える効果があります。

メラニンの生成が抑えられたお肌は肝斑やくすみの無いお肌を実現してくれますよ。

これらの成分は肝斑をつくる一因といわれるホルモンバランス等に影響を与えませんので、肝斑にお悩みの方は、まずトラネキサム酸を中心とした内服を試してみてはいかがでしょうか。

 おわりに

あなたのシミはどのタイプ？シミのタイプ別シミ撃退おすすめアイテムをご紹介しました。

ひとくちにシミといっても様々な種類がありますので、どんな種類かを見極めて対処を行いましょう。

また、夏の間は思った以上に紫外線の影響を受けるもの。

シミの中でも一見紫外線の影響が小さそうな肝斑でさえも、紫外線の影響がないとは言えません。

顔も体もしっかり紫外線から守る対策をして、シミのできにくい肌づくりをしたいですね。

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