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ジムで有酸素運動ばかりしている人は、なぜいつまでもキレイに痩せないのか?(Part1)2025/07/10UP! by 河本達彦 タグ: ジム, ダイエット, ランニング, 有酸素運動, 痩せない, 筋トレ 「痩せるぞ!」とジムで意気込み、ランニングマシンで汗びっしょり。でも、なぜか体重も見た目も変わらない…。そんな風に悩んでいませんか?あなたのその頑張り、もしかしたら遠回りしているのかも。
今回は、有酸素運動だけではキレイに痩せにくい本当の理由と、努力が報われる正しい運動の順番を分かりやすく解説します。
目次 まずは現実を知ろう。有酸素運動“だけ”で痩せにくい3つの落とし穴
落とし穴①:消費カロリーは意外と少ない?「運動した気」の罠「1時間もマシンで歩いたんだから、今日はかなりカロリーを消費したはず!」。そう思っていませんか?実は、ここが最初の落とし穴なんです。
例えば、体重50kgの人が1時間しっかりウォーキングをしても、消費カロリーは150kcalほど。コンビニのおにぎり1個、甘いカフェラテ1杯ほどしか消費していません。せっかくの努力が、運動後のご褒美スイーツであっという間になかったことになってしまう可能性もあります。
大量の汗をかくと「運動した気」になりますが、実際の消費カロリーは意外と少ないのです。この事実を知らないまま運動を過信してしまうことが、痩せない原因の一つかもしれません。
落とし穴②:やりすぎは逆効果?脂肪と一緒に筋肉まで減ってしまう消費カロリーが少ないなら「もっと長時間やれば解決するのでは?」と考えてしまいますよね。しかし、これが二つ目の、そして非常に深刻な落とし穴なのです。
私たちの体は、長時間の有酸素運動でエネルギーが足りなくなると、脂肪だけでなく、なんと自らの筋肉を分解してエネルギー源として使い始めてしまいます。
筋肉は基礎代謝を司る最も重要なパーツです。その筋肉が減るということは、運動すればするほど、普段の生活でカロリーを消費しにくい「超省エネ体質」になってしまうという皮肉な結果に…。
良かれと思って長く続けていた運動が、実は痩せにくい体質を自ら作っていた、なんて悲しい事態は絶対に避けてください。
落とし穴③:体重は落ちても…メリハリのない「老け見えボディ」に?仮に有酸素運動だけで体重が落ちたとしても、その結果があなたの理想の姿とは限らないのが、三つ目の落とし穴。
前のパートで説明したように、有酸素運動は筋肉を減らしてしまうリスクがあります。筋肉という土台が失われると、お尻は垂れ、二の腕はたるみ、バストのハリも失われがちに…。結果として、体重は減っても全体的にメリハリがなく、どこか締まりのない印象になってしまうのです。
これは、時に年齢より上に見えてしまう「老け見えボディ」の原因にもなります。私たちが目指すのは、ただ細いだけでなく、適度な筋肉によって作られる健康的で引き締まった体。そのゴールに、有酸素運動だけでたどり着くのはとても難しいのが現実です。
あなたが目指すのは「しぼんだ風船」ですか?それとも「メリハリのあるヴィーナス像」ですか? ダイエット成功者は知っている!痩せるための黄金ルールは「筋トレ→有酸素」
筋トレで出る「成長ホルモン」が脂肪燃焼のスイッチを入れる痩せるための黄金ルールは「筋トレが先、有酸素は後!」です。
ではなぜ、筋トレから始めるべきなのでしょうか。それは、脂肪を燃やすための最高の準備運動になるからです。体についた脂肪は、直接燃えるわけではありません。まずは「遊離脂肪酸」という状態に分解されて血中に流れ込み、そこからエネルギーとして使われることで燃えるのです。
筋トレを行うと、私たちの体からは「成長ホルモン」や「アドレナリン」といった、脂肪の分解を強力に促進するホルモンが分泌されます。これらのホルモンが、頑固な体脂肪を遊離脂肪酸に変え、血液中に放出してくれるのです。
つまり、筋トレを先にすることは、預金口座から現金を取り出し、いつでも使えるように準備するようなもの。有酸素運動を始める前に、体はすでに脂肪燃焼の準備が万端なゴールデンタイムに突入するというわけです。
筋トレ後の“ゴールデンタイム”に有酸素運動をすると効率MAX!脂肪燃焼の準備がバッチリ整ったゴールデンタイムに、満を持して有酸素運動の出番。筋トレによって血液中に放出された燃えやすい遊離脂肪酸を、エネルギーとして効率よく消費してくれるのが有酸素運動です。
ただなんとなく始める30分のウォーキングと、筋トレ後の30分とでは、脂肪の燃焼効率が全く違います。ただし、ここで頑張りすぎて長時間ヘトヘトになるまで行うのは悪手です。筋肉の成長も考え、おしゃべりができるくらいのペースで30分ほど心地よく汗をかくのが、キレイに痩せるためのポイント。
筋トレで脂肪燃焼の火をつけ、有酸素運動で効率よく燃やす。この黄金ルートこそ、忙しい私たちが最短で結果を出すための最強メソッドと言えます。
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