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「あの人のメイク素敵だな」「メイクがとっても上手！」ひと目見ただけで、そんな風に感じさせる方っていますよね。メイクバランス、カラーバランス、細部への丁寧さ・・・そう感じさせる要因はさまざまありますが。その中の大きな要因のひとつとして、メイクの達人は”ボカし上手”なんです！
きっと多くの方がそんなことで？と思われますよね。でもこれ、実はとっても大きな要素なんですよ。 どんなにメイクが美しい方でも、それぞれのポイントが濃く、はっきりとはいりすぎているとやはり全体のメイクで見たときに、ゴチャゴチャとした仕上がりに見えてしまいます。
「ボカし上手ってどういうこと？」今回はそんな疑問をお持ちの方に、ポイントを絞ってお伝えをしていきますね。
眉のボカし下手はメイク全体に影響するまずは”顔の額縁”と言われるくらい大切な、”眉”からご紹介をしていきます。例えば、眉全体を縁どって描いていたり、眉頭部分が濃く、はっきりと仕上がったりはしていませんか。
縁取り眉はいかにも「描きました！！」な仕上がりとなり、メイク下手に見えてしまう要因となります。仕上がった眉周りに縁取り線が入ってしまった場合は、必ず眉の内側に向かってボカしいれましょう。
眉頭の濃さは、その見た目だけで性格をきつく見せてしまうことも。鼻筋側にボカしいれることで、自然なノーズシャドウをつくることができますよ。
きちんとボカすことで眉自体にナチュラルなグラデーションができ、それだけで「メイク上手！」に見せることができますね。
伏せ目で魅せる目元の美しさアイシャドウをのせる際、単色にしろ、何色かを使うにしろそれぞれがきちんろグラデーションになっていることを意識していますか？
例えばアイシャドウの単色使い。アイホール全体に一色が濃淡なくのっていると、それだけで目元の表情がなくなり本当にもったいないのです。数色使いのときも同じく。色と色との間に「線」が残らないようにすることがとても重要です。どちらの場合も、ポイントは仕上げに必ずボカすこと。
まぶたの上から下に向かって、指で優しくなじませてくださいね。きちんと”ボカす”ことで、伏せ目をしたときでもとっても魅力的な目元に見せることができます。ぜひ仕上げにはこのひと手間を加えてみてください。
目指すのはふんわりチーク顔の大面積を占めるチーク。のせすぎ＆つけすぎの”おてもやん”チークになってはいませんか？ボカし方のポイントは、”ハイライト”を使うこと。
チークの周囲をハイライトでふんわりとボカしてみましょう。
どうしても濃淡の調整が難しいチークですが、仕上げにふんわりとボカすだけでメイク上手に見えるからメイクって不思議ですよね。
おわりにどのポイントにおいても、とにかく”グラデーション”をつけて仕上げることはとても大切です。ボカしがないと、ただただ色濃くうるさいメイクに仕上がってしまいます。メイク上手さんこそ、ボカし上手さん。仕上げのひと手間が、見た目の美しさを大きく変えますよ。
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