「ウエストにくびれがない」「ダイエットをしても下半身が痩せない」「生理痛がひどい」「便秘、冷え性、頭痛に悩まされている」・・・など、からだのお悩みで思いあたる症状はありませんか?実は、これらは全て骨盤の歪みが原因かもしれません!骨盤を歪ませないようにするための生活習慣と、骨盤を歪ませない座り方・立ち方・歩き方をご紹介します。
骨盤の歪み=筋肉の癖
骨盤の歪みときくと、骨盤自体が曲がって歪んでいると思われる方もいらっしゃいますが、実際はそうではありません。
骨盤が歪んでいる状態は、骨盤の周りの筋肉に癖がついてしまうことが原因で、骨盤が正しい位置に収まらなくなっている状態をのことを指すためです。
整骨院での骨盤矯正や、エステでの骨盤矯正ダイエットなど、骨盤に関するカラダリフレのコースを受けたことがある方は思い当たるかもしれませんが、骨盤の骨そのもの整えるというよりも、骨盤周りの筋肉をケアする施術が多いのです。
骨盤をゆがませてしまう生活習慣により、骨盤周りの筋肉に正常ではない癖がついてしまうので、日常的に骨盤を歪ませないように生活する注意が必要です。
骨盤を歪ませる生活習慣
では、骨盤を歪ませないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?普段気にしていない動作や習慣があなたの骨盤を歪ませている一因になっているかもしれません!
下記の生活習慣のうち、項目に当てはまるものが多いほど、骨盤が歪んでいる可能性が高いといえます。
・座っている時に同じ脚ばかりを上にして脚を組む
・決まった一方の腕でバッグを持つ癖がある
・立っている時に左右どちらかの脚に重心を置く
・仰向け以外の姿勢で寝る
・少しの距離でも歩かず、バスやタクシー、エスカレーター、エレベータを使う
・座りっぱなし、立ちっぱなしなど、長い時間同じ姿勢でいることが多い
・左右どちらかの歯に偏って食べ物を噛む
・よく頬杖をつく
骨盤の歪みをケアする日常生活
骨盤の歪みを戻すには、整骨院やエステで骨盤矯正をするのも一つの方法ですが、普段からの生活習慣を改善しなければ、戻した骨盤も再び歪んでしまうことになってしまいます。
前述した骨盤を歪ませてしまう生活習慣を改めることとあわせて、日常生活で骨盤の歪みを正しくケアしていきましょう!
・座るとき
椅子に座る際は、姿勢を正して浅めに座ります。その際、膝は直角に曲げて体重は踵に乗せるようにましょう。骨盤を立たせた状態で座ることが大切です。
・歩くとき
骨盤と連動している肩甲骨を動かすことで、骨盤を整えることができます。姿勢を正し腹筋に力を入れながら、腕を後ろに引くようにして歩くようにしましょう。
・立つとき
左右どちらかの脚に重心を置かず、体の中心を意識して立つようにします。お尻の穴を締めるように力を入れておくと、骨盤も締まります。
終わりに
このようにデリケートで歪みやすいともいえる骨盤を整え、正しい状態を保つためには、生活習慣の改善が必須です。
普段からつい行ってしまっている体勢の癖などが、からだの不調に繋がっているかもしれません。なるべく骨盤を歪ませない生活を送り、健康的な美しさを保てるよう心掛けたいですね。