若い頃と比べてそこまで体重が変わっていないのに、鏡に映った自分の体形がおばさんっぽく見えることってありませんか?もしかしたら、それは「肩」に原因があるかもしれませんよ。今回は、おばさん体型に見えてしまう肩の特徴や対処法などについてお話します。
あの頃と何が違うの?!体系の変化は「肩」にも原因があるかも
若く見える女性とおばさんっぽく見える女性は、体重や背格好がほとんど同じでもどこかが違っています。
年齢を重ねていくとお腹周りなどに脂肪がつきやすくなり、肌のハリや筋肉低下などでボディラインが崩れるから、というのがおばさん体型になってしまう大きな原因といえます。でも、もしかしたらそれだけではないかも。
「なんだかおばさん体型になった気がする」と感じている女性は、全身が映る鏡で正面や横など、さまざまな角度から自分を映してみましょう。
なんだか、「肩」のあたりが若い頃と違う気がしませんか?
肩周りが以前よりも丸く肉付きが良くなっているかも?肩幅が広くなったような気もする・・・と感じる方もいるのではないでしょうか。
もちろん、みんながみんなそうだというわけではありませんが、肩周りに年齢が表れる女性も多いもの。
また、生活習慣や普段の姿勢などによっては、年齢を重ねた女性のみならず、若い女性でも注意が必要ですよ。
鏡を見て、若い頃とどこかが違う、肩のあたりに年齢が表れているかも・・・と感じたら、ぜひ今日から対策をしてくださいね。
肩のせいでおばさんっぽく見えてしまうのはどうして?
肩周りのせいでおばさん体型に見えてしまう原因は、一つではありません。
考えられる原因をいくつかご紹介していきましょう。
・老けて見える「巻き肩」になっているかも?
巻き肩とは、両肩が内側に巻いたようになってしまっている状態。
デスクワークや、長時間スマホをいじる事などによって巻き肩になってしまう人が多いと言われています。
巻き肩だとどうしても元気がなく老けた印象を与えてしまうため、おばさん体型に見えやすいのです。
巻き肩の人は、通常よりも頭が前に出て肩甲骨が開いた状態になっていることが多いのが特徴。鏡の前に立ったときに手の甲が鏡の方を向いているなら、巻き肩の可能性があります。
・筋力の衰えで脂肪がつきやすくなっているのかも?
年齢を重ねると筋肉量の低下や筋力の低下などで、どうしても太りやすく脂肪がつきやすくなってきます。それにより、肩周りに余計な脂肪がついておばさんっぽいラインになってしまったのかもしれません。
肩が脂肪などで盛り上がってしまうと、首が短く見えてさらに老けて見えてしまう原因にもなります。
・二の腕が太くなって肩幅が広く見えているのかも?
体重にはさほど変化がなくても、二の腕が太くなったことにより肩幅が広く見え、ぽっちゃりとしたおばさん体型に見えてしまっている方もいるかもしれません。
二の腕は、脂肪がつくことやリンパの流れが悪くなることなどによって太くなってしまうことが多いでしょう。
おばさん体型に見えてしまう肩の悩みはストレッチやリンパケアで対策を
おばさんっぽく見られてしまう巻き肩や、肩幅を太く見せてしまう二の腕の太さを改善するストレッチやリンパケアなどをご紹介します。
・巻き肩の方におすすめの大胸筋ストレッチ
1 足を肩幅に開き、後ろで両手を組みます。
2 組んだ手を下に伸ばしていきます。
3 5秒程度伸ばし、力を緩めます。これを10回程度繰り返しましょう。
胸を張りすぎず、腰を反らさないように注意してくださいね。
・二の腕をすっきりさせるリンパケア
1 左手を右腕の下へ回し、右腕の外側をひじから肩の方へ向かってリンパを流しましょう。脇の下のリンパ節に流し込むようなイメージで。優しい力で左手をひじまで戻し、繰り返します。
2 今度は右腕の内側を、ひじから脇の方へ向かって左手でリンパを流しましょう。こちらも、脇の下のリンパ節へ流し込むイメージで行います。
3 腕を変えて、左腕も同じように行ってください。
すべりが良くなるようにジェルなどを塗り、軽く絞るような感じで優しく行ってくださいね。
肩が原因でおばさんっぽく見られないために!日ごろの生活で注意することは?
せっかく若々しいファッションやメイクをしても、肩のせいで老けて見られてしまっては台無しですよね。
日ごろ生活するうえでちょっとしたポイントを注意するだけで、さらなる悪化を防ぎましょう。
・デスクワーク時は姿勢を正す
デスクワークでパソコンを使う方は、どうしても腕が前に出た状態になり猫背や巻き肩のような姿勢になりがちです。
意識していないと悪い状態のままキープされてしまいますから、姿勢を正すようにしましょう。
姿勢を正すとお腹も自然と引っ込むため、一石二鳥ですね。
・スマホを見る時には下を向かない
スマホを見る時に下を向くと巻き肩になりやすいため、下を向いて覗き込むようにするのはNG。
さらに、ストレートネックになりやすくなるため、首の付け根が凝って肩周りが太くなることも考えられます。
前かがみで覗き込まずに、顔の前に持ってきてスマホを見るようにしましょう。
・意識して休憩を入れる
パソコンの作業やスマホ操作を長時間続けていると、筋肉が疲れて固くなりやすい状態に。
時々休憩を入れて、ストレッチをするなど体を動かすようにしましょう。
最後に
肩が丸みを帯びていたり厚みがあったりすると、どうしてもおばさん体型に見られてしまいます。普段はあまり意識しない部位ですが、日ごろから姿勢を正し、ストレッチやリンパケアを行って若見えを目指しましょう。