スキンケアの重要なステップ、クレンジング。化粧水や乳液、クリームといったスキンケア製品と比較すると、クレンジングにはさまざまな形状があるので、選ぶのに迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか?
本日は、クレンジングと上手にお付き合いするための2つのポイントをお伝えしたいと思います!
クレンジングの種類
最初に、クレンジングにはどのようなものがあるか、見ていきましょう。
・クレンジングシート
・クレンジングウォーター
・クレンジングリキッド
・クレンジングジェル
・クレンジングオイル
・クレンジングミルク
・クレンジングバーム
・クレンジングクリーム
あくまで大まかな分類になりますが、テクスチャーが軽いものから重いものの順番に並べてみました。ざっと並べるだけで8種類も!
ジェルタイプのクレンジングひとつとっても、リキッドと呼べそうなものからクリームに近いものまで様々なテクスチャーに分かれます。
バームタイプやクリームタイプのクレンジングも、なじむとオイルに変化するものもあったりと、本当にクレンジングって多種多様ですよね!
クレンジングは、主に油分と界面活性剤でできています。これらの成分の配合比率の違いによって、形状が変わります。これだけ種類がある中から1つを選ぶのは、至難のわざと言っても過言ではありません。
クレンジングの選び方
そこで、年齢、肌質問わず、クレンジングは2種類か3種類そろえることをご提案します!
わたし達のお肌は、いつも同じ状態ではありません。メイク乗りがいい日もあれば、かゆみが出たり敏感ぎみな日もある。生活リズムにも同じことが言えます。
早く眠れる日もあれば、仕事で遅くなる日も。2020年は特に、リモートワークで生活リズムが変わった方も少なくないですよね。
だからこそ、クレンジングもその時々によって使い分けると、お肌への負担を減らすことができますよ。それでは、どんなクレンジングを使えばいいのか、メイクの濃さ、生活リズムで見てみましょう。
【日焼け止めしか塗らない日・ナチュラルメイクの日・乾燥肌の日】
クレンジングミルク、クレンジングクリーム
【敏感肌の日】
クレンジングジェル、クレンジングミルク、クレンジングクリーム
【肌への摩擦を減らしたい日】
クレンジングジェル、クレンジングクリーム
【フルメイクの日】
クレンジングオイル、クレンジングバーム、クレンジングリキッド
【疲れすぎたり眠すぎてメイクオフが面倒なとき】
クレンジングシート
商品によってテクスチャーや界面活性剤の量は変わってきますので、これらはあくまで一例と考えてください。
できたらサンプルやトライアルセットなどで購入前にお試しをして、自分に合ったタイプを見つけられるとベストですね。
クレンジングが楽になるポイント
クレンジングは、洗い流せるものがほとんどです。そこで、ひと手間でクレンジングがグンと楽になるワンポイントをご紹介します。
それは、クレンジング剤を洗い流す直前に「乳化」をするということです。クレンジング剤とメイクが混ざり合った状態の顔に、少しだけ水(ぬるま湯)を足して白くなった状態が「乳化」です。
乳化をすることで、本来は混ざり合わない水と油を均一にでき、洗い流しがスムーズになります。乳化をするよう記載のないクレンジング剤でも、乳化をすることをおすすめします。
洗い流した後、ヌルヌルとした油膜が残り気になってしまうという方は、乳化のひと手間を加えることで、洗い上がりが変わってくるかもしれませんよ。
最後に
クレンジングを数種類そろえることで、今日のお肌の状態はどうかな?と、じっくり観察するクセがつきます。乳化というひと手間を加えることで、さらにていねいなクレンジングができるようにもなります。
クレンジング選びが楽しい時間に変わる2つのポイント、ぜひ実践してみませんか?