お肌を美しく保つために、あれもこれもと・・・と、気がつけばつい化粧品を使い過ぎていませんか?ローションにはじまり、ミルク、複数の美容液、クリーム、アイクリームにと数えていくと、実に10種類以上の化粧品を肌にのせていることも。化粧品の重みは、肌のたるみに繋がることも!化粧品の使いすぎを防ぐ工夫をご紹介します。
化粧品使用後は時間を置く
ついやってしまいがちな事ですが、次から次へと時間を置かず、化粧品を塗布していませんか?1つの化粧品を使ったら、次に使う化粧品は少し待ってから使いましょう。
例えば、ローションをつけたら、充分肌になじんでから、次の美容液などをつけるようにします。肌に馴染まないうちに次の化粧品を付けてしまうと、肌の上で化粧品同士が混ざり合い、その効果が半減してしまうこともあります。
とはいっても忙しい朝はじっと待っているのは難しいもの。ローションをつけたら、着替えを済ませながら肌にしっかりなじませる時間をとり、美容液をつけたら髪を整える、というように、何かをしながら1つ1つの化粧品をつけることをおすすめします。
化粧品の使用リズムを変える
自分が普段のお手入れに使っている化粧品を整頓してメモなどに書き出してみましょう。朝と夜で全く同じ化粧品を使っている場合はありませんか?
美容液でもホワイトニング、保湿、毛穴などに特化した様々な種類が存在しますが、それらは一度に肌につけるよりも、朝と夜で使いわけたほうが、ひとつのアイテム毎の浸透がアップする場合もあります。
一度に多くの化粧品をのせ過ぎて、肌が重たくなってしまうとたるみの原因に。朝と夜に使用機会をあえて分けたり、特定の美容液は2日に1回の使用に変更したりと、ローテーションを変更してみることをおすすめします。
お手入れの最後にティッシュオフ
お肌の乾燥をふせぐため、就寝前お手入れの最後にクリームをたっぷりつける、という方も多いと思いますが、つけ過ぎの肌で眠ってしまうことも、実は肌にとっては良いことではないといわれています。
メイクをしている日中は、スキンケアの上に日焼け止めやファンデーションをし、かなり肌に負担がかかっています。メイクオフした夜間は、できれば肌の負担を減らし休ませてあげましょう。特に、クリームのつけ過ぎは、就寝中に空中の塵や汚れが吸着しやすいため、ニキビや吹き出物の原因になります。
お手入れの最後に、クリームをつけすぎたかな、ベタついているな、と感じたら、ティッシュで軽く押さえることで、余分な油分を取り除くことができます。
乳液・クリームを美容液に変更
ティッシュオフをしてもまだ肌が重い、べたつく・・・という場合には、乳液やクリームなどのオイルが入った成分の化粧品を思い切って減らしてみる方法もあります。
美容液には実に様々な種類がありますので、例えば就寝前のお手入れには乳液とクリームを使わず、お手入れの最後に使うタイプの高保湿タイプの美容液をしっかり肌に浸透させてみましょう。
朝起きた時に、肌が異常に乾いた感じがなければしばらくオイル断食を続けてみてもいいかもしれません。自分の肌状態にあわせ、肌が化粧品で重くなり過ぎないような調整をしてみましょう。
終わりに
特に、しっかりと多種類のお手入れをしているのに、肌悩みが解決しない、肌の状態がよくならないという方は、化粧品の使いすぎが肌の状態を悪くしていたり、たるみを起こしている原因の可能性も。従来のスキンケア、お手入れを一度見直し、整理して過剰な使用を避けることが、美肌につながる、化粧品の効果をアップさせる近道かもしれませんね。