近年、専門店が続々とオープンしメジャーになりつつあるのが「ジュースクレンズ」。専用のジュースのみを数日間飲見続けることで、からだの中からデトックス!ダイエットや美しいお肌づくりが目指せるというものです。でも、ジュースクレンズとは何かをよく知らないまま適当に実践してしまうと逆効果になる危険性が!ジュースクレンズの正しい実践方法とは?
ジュースクレンズの正しい実践方法
ジュースクレンズとは、普段の食事は食べず、野菜やフルーツからつくられたコールドプレスジュースを1日3リットルほど飲むファスティング(断食)方法。その時の体調や、目的に合わせ、1日から3日間程度まで期間を決めて実践します。
ジュースクレンズをする期間中口にしても良いのは、専用ジュース、水、ノンカフェイン、ノンアルコールの液体のみ!塩分や固形物は口にしないようにしましょう。
コールドプレスジュースとは、野菜やフルーツを低温・低速ジューサーで圧縮し、栄養を含んだ水分だけ取り出したものです。コールドプレスジューサーがない場合は、専門店のプログラムを利用するとよいでしょう。
ジュースクレンズは何故カラダに良いの?
私たちは日常生活において、意識せずに食品添加物などのからだにあまり良い作用を及ぼさないものを摂取しています。からだから排出されにくいものはどんどん蓄積されていき、からだを酸化させる原因に!
ジュースクレンズで食品添加物などを含んだ食べものを一時的に断つことにより、体の中に長い間溜まっていた、からだに害のを及ぼす物質を体内から排出することができます。
またジュースクレンズの場合は消化の際も負担がかからないため、内臓を休めることもできるのです。ダイエット効果だけでなく、お通じの改善や、お肌トラブルの解消、からだが軽くなる、心に爽快感をもたらすなど、ジュースクレンズには色々な嬉しい効果が期待できます。
ジュースクレンズ後の食事には注意!
ジュースクレンズを実践するにあたり、注意したい点があります。数日間、液体しか摂取しないで休ませていた胃腸に、いきなり固形物を流し入れるのは大変危険です!
胃腸に負担がかかるばかりでなく、摂取したものも吸収されやすくなっているので、ジュースクレンズを頑張って実践したにも関わらず、逆に太ってしまう可能性があります。
ジュースクレンズを実践した期間の分は、おかゆやスープ、ヨーグルトなど、流動食からはじめて胃腸をゆっくりと慣らせてください。
例えば3日間ジュースクレンズを実践した場合、終わった後の3日間は胃腸に負担をかけない流動食をゆっくりと、そしてよく噛んで、味わって食べるようにしましょう。
空腹感をまぎらわせるために
ジュースクレンズを実践する際、戦わなくてはならないのが当然ながら、空腹感です。食事が好きな方は、液体しか摂取できないのはかなりつらいことかもしれません。
CMやグルメ番組をみているうちに食べたくて仕方がなくなってしまわないように、自宅ではテレビを見るのを極力控えましょう。そしてどうしてもお腹が空いてしまった時は、甘みのあるノンカフェインのハーブティーをゆっくり飲みます。
おすすめは、漢方薬では甘草と呼ばれるハーブの「リコリス」。砂糖の成分はないのにもかからわず、自然な甘みがあり、ストレスをやわらげたり、デトックス効果もあるため、まさにジュースクレンズ中にぴったりの甘味料なのです。
終わりに
ジュースクレンズを終えた後は、食への意識が変わるといわれています。今まで好きで食べていた好物などが不思議とあまり食べたくなくなり、からだが喜ぶといわれる添加物の少ない食事を自然とチョイスするようになるのです。
ジュースクレンズの実践になれてきたら、できれば半年に1回ほどはジュースクレンズを実践し、デトックス&ダイエットを継続的に行っていければベストといえるのではないでしょうか。