これからの季節、欠かすことができないのが制汗剤やデオドラントではないでしょうか。制汗剤、デオドラントにはスプレーやシート、クリームなどさまざまなタイプがありますから、効果やシーンに合わせて選びたいですよね。そこでこちらでは、制汗剤、デオドラントの種類や、それぞれの特徴などについてお話していきます。
制汗剤・デオドラントは得たい効果をはっきりさせてから選ぶのがおすすめ
これからの季節、欠かせないのが制汗剤やデオドラントですよね。
制汗剤やデオドラントを選ぶ時には、主にどんな効果を得たいのかをはっきりさせておくと良いでしょう。
・汗そのものを抑えたい場合は
とにかく汗を抑えたいという方は、制汗機能のあるタイプを選びましょう。
このタイプには、フェノールスルホン酸亜鉛、アルミニウム塩など収れん作用のある成分が配合されています。
・汗のにおいが気になる場合は
汗は、基本的には無臭です。しかし、時間が経つにつれて皮脂が酸化したり、汗を細菌が分解したりすることにより、独特のにおいが発生します。
汗のにおいを抑えたい方は、細菌の繁殖を抑える銀イオンや、消臭効果が期待できる酸化亜鉛などが配合されたものを選びましょう。
・汗、汗のにおいどちらも抑えたい場合は
汗も汗のにおいも抑えたい場合、収れん、殺菌、消臭などの成分が配合されたタイプを選びましょう。購入時にパッケージをよくチェックし、汗を抑える効果、汗のにおいを抑える効果どちらも得られることを確認してから選ぶことをおすすめします。
シーンに合わせて選ぼう!制汗剤・デオドラントの種類は?
制汗剤、デオドラントにはさまざまな種類があります。シーンに合わせて複数を使い分けしても良いのではないでしょうか。
制汗剤・デオドラントの種類を見ていきましょう。
・スプレータイプ(エアゾール)
スプレーするだけで使えて手が汚れないため、手軽さという点で優れていると言えるでしょう。ひんやり、さらさらとした使用感も、夏にぴったり。
ただし、他のタイプに比べて制汗、デオドラント効果などは低めです。
・クリームタイプ
汗やにおいが気になる部位に指で直接塗るタイプ。効果が高く持続性があります。長時間塗り直しができない時などにおすすめ。
・ロールオンタイプ
容器の上部がボール状になっていて、直接塗ることができるタイプ。浸透しやすく効果が高めですが、塗ったあと乾くまでに時間がかかる点がデメリットかもしれません。
・スティックタイプ
制汗などに効果のある成分が油性成分の中に配合されたタイプ。手を汚さずに塗ることができ、密着しやすいのが特徴で、効果は比較的高めです。持ち運びにも便利でしょう。
・シートタイプ
べたべたした汗やにおいなどが気になる時などに、拭き取るように使用できるタイプ。持ち運びやすく手軽に使うことができますが、制汗やデオドラントの効果はさほど高くはありません。
気をつけて!制汗剤・デオドラントを使う際の注意点は?
制汗剤やデオドラントはこれからの季節頼もしいアイテムですが、使い方を誤ると思わぬ危険を伴うことも。
制汗剤・デオドラントを使う際の注意点を見ていきましょう。
・スプレータイプ(エアゾール)の注意点
スプレータイプを使用する際は、肌から離してスプレーしましょう。商品の注意書きに肌から離す適切な距離が書かれていますから、必ず守ってください。同じ部位にスプレーし続けると凍傷などの恐れがあるため注意しましょう。
また、パウダースプレーの場合、パウダーを吸い込まないように注意する必要があります。
スプレータイプは高温になる場所に置くと破裂などの危険があります。高温になる夏の車内などに置いておきたい場合にはほかのタイプを選びましょう。
・クリームタイプ、スティックタイプの注意点
クリームタイプ、スティックタイプは肌に密着しやすいため持続性や効果が高いですが、その反面シャワーでさっと流しただけでは落とせないものも。肌に残ると思わぬ肌トラブルが起こることも考えられますから、入浴の際にボディソープなどでしっかり洗い流すようにしましょう。
・シートタイプの注意点
シートタイプにはパウダー配合のものも。肌のべたつきが抑えられ使用感が良いですが、黒系など濃い色の服を着ている時に使用すると、服にパウダーがついて白くなることがあるため注意が必要です。透明なパウダーを使用しているものやパウダーの配合されていないものなど、白くならないタイプを選ぶと良いでしょう。
最後に
これからの季節には欠かせない制汗剤・デオドラント。汗を抑えたいのか、においを抑えたいのかを考えて選ぶと良いでしょう。また、効果の持続性や使いやすさ、どんなシーンで使いたいのかも合わせて考え、シーンによって使い分けをするのがおすすめです。そしてスプレータイプ(エアゾール)は高温になるところで使用しない、同じ場所に噴射し続けないなど、使用方法にも注意しましょう。