| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
似合う色みや、顔色明るく見せてくれるパーソナルカラーを把握されている方が増えてきました。パーソナルカラーを知ることは、服やメイクアイテムが選びやすくなり、とてもメリットのあることです。
せっかくなら、自分の好きな色・使いたい色を、自分に似合うように活用できれば一番幸せですよね。今回は、そんなお悩みを解消できるメイクテクニックをお伝え致します。
ベースメイクからの色合わせブルーベース・イエローベースで考えるとき、より自分に似合うメイクカラーを選択すると、やはり自分のパーソナルカラーの中にない色みは避けるかたが多いですよね。
でもときに、どうしても使いたいアイシャドウカラーやチーク、リップがあった場合。それでも使うことを諦めてしまいますか。
それはとってももったいのないことです。メイクのプロとして、常々わたしはお客様には使いたい色にチャレンジして頂きたいとお伝えをしています。
もしパーソナルカラーの中にその色がないのであれば、自身の肌の色みの傾向をメイクによって変えればいいのです。
この際、役立つのがコントロールカラー効果のあるメイク下地です。
例えば、イエローベースの方がブルーベース寄りの色みをお使いになりたい時、ラベンダーカラーのメイク下地は肌の透明感をブルーベース寄りにアップしてくれます。
血色を押さえ、透き通ったような肌感に整えることで、メイクの基礎からチェンジしてしまうんですね。逆にブルーベースの方が、イエローベースの得意とするカラーがお好きな時には、イエローやオレンジの下地を活用することにより、ポイントメイクを使いやすい状態に近づけることが可能になります。
コントロールカラーで色みを整えたあとは、さらにその希望のベースのファンデーションで傾向を変えて肌色をチェンジされるといいですよ。
リキッドファンデーションは顔の端までのせずに、お顔の中心部にのみ立体感を出すことで、首との境目に色の違いをつくることなく自然な仕上がりになります。
ピンクに苦手意識のある方には女性らしく、春夏秋冬1年を通じて活用することのできる「ピンク」系アイシャドウ。同じピンクでも「青み系ピンク」や「コーラルピンク」など、素材を変えることで、ブルーベース・イエローベースの方共に、楽しむことのできるカラーです。
ですが、膨張色であるピンクは、「使いたくても目が腫れぼったく見えてしまう」というお悩みがとても多いカラー。
解決策には次のようなポイントがあります。
1.ピンクを入れる範囲をしっかりと見極める
アイホール全体にと幅広くのせることは避け、二重幅や目を開けた際にほんのり見える程度におさめることで、目元の明るさをプラスし、ナチュラルにピンクメイクを楽しむことができます。
2.引き締めカラーをしっかりと活用する ピンクのような膨張色を使用する場合には、目の際での引き締めがとても重要なポイントになります。少ししっかりとした濃いめの色で引き締める、もしくはアイラインを活用し、目元全体がばやけることを防いでください。
3.眉の位置は少し低めを心がけて ただでさえまぶたを間延びして見せてしまうピンクですので、「眉」の位置はとても大切です。眉があまりに高い位置にあると、上まぶたの面積が広くなり、さらに目元が膨張して見えてしまいます。
ピンクのアイシャドウを使用するさいには、気持ち、眉の下側を足して位置を低めに設定することで、間延び感を予防することができますよ。
目元の窪みがあると寒色はNG?!年齢を重ねることでまぶたが落ち込み、少なからずとも目元の窪みに悩まれる方が増えますね。目元に「ハリ」がなくなると、それだけで老け見えしてしまう原因にもなります。
そして何より、目元に影のできやすい「ダークカラー」や「寒色系」のアイシャドウを楽しむことが難しくなってしまうんです。
こうなると逆に、上記でお伝えをしたピンク系のアイシャドウはとても映えるのですが、季節やトレンドによってはブラウンやネイビー、グレーなどのカラーも楽しみたいものですよね。
そんな場合は、とにかくその窪みを飛ばしてカモフラージュしてみましょう。 活用するのは、明るいカラーの「ハイライター」です。
窪みとまぶたとの境目に、以下のようにハイライターをのせます。
境目が明るさで飛ぶように、上まぶた全体に優しくトントンとなじませてください。ハイライターを使用することで、窪み部分の境目を目立たなくし、まぶたをふっくらと見せてくれる効果があるんです。
まぶたの仕込みさえ完璧にできれば、どんなカラーでも自由に楽しむことができますよ。
ただポイントとなるカラーは、ピンク同様アイホール全体にはのせずに二重幅や目を開けたときにほんのりと見える程度で、範囲を見極めてご使用くださいね。
おわりに骨格や筋肉・脂肪の付き方、各パーツの大きさや肌色・・・・誰ひとりとして全く同じ人間は存在しません。だからこそ、一定の決まったメイクだけではなく、ぜひ自分の使いたい色・チャレンジしてみたい色を活用してみて頂きたいと思っています。
そしてそれらの色が、より自分に似合うように使用できれば、オールマイティにすべての色にチャレンジすることができますね。
似合う色でなければ、似あうように使ってみる。ぜひ一度これらのテクニックをお試しになってみてくださいね。
|
|
| ||||||||||||||||||||||||||||
|