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メイクが上達するポイントのひとつに、自分の顔の『骨格』や『筋肉』を意識する、ということがあります。どんなに良いアイテムを使用しても、メイクのテクニックがあったとしても、自分の顔を理解できていなければ、残念ながら宝の持ち腐れとなってしまいますよね。
メイクのプロを目指される方々には、特にそれらをきちんと学んでいただく必要がありますが、ご自身の魅力をアップさせるセルフメイクにおいても同じくです。
骨格も筋肉のつきかたも、すべてが全く同じという人間は存在しません。それらを正しく分析し見極めることで、その方だけに似合うメイクが完成するのですね。
今回はメイクにおいて、特に大切な「顔の骨」と、それらに関係するメイクのポイントについてお伝えをしていきたいと思います。
目次 アイメイクに特に関係する骨格は?
顔にはたくさんの「骨」が存在しますが、メイクアップに関係するのはほんのひとにぎりです。 まずはアイメイクに関係する「眼窩(がんか)」という骨について見ていきましょう。
眼窩とは、眼球の入っている目のくぼみのことを指します。眼球の大きさが違えば、もちろんこの眼窩の大きさも異なるわけです。 ご自身でも目の周りの骨をぐるっとひとまわり触れてみてください。眼球を中心に、上まぶたから下まぶたにかけてくぼみが存在しますね。
「眼窩」をアイメイクの目安に
アイシャドウをナチュラルに入れるには、この眼窩内に収めることがとても大切です。
例えば、ピンク色のアイシャドウを使用すると腫れぼったく見えたり、紫色を使用すると殴られてできたアザのように見えたり・・・なんて経験はありませんか。
それらは大概、この眼窩よりも外側まで拡げてアイシャドウをのせてしまっているパターンが多いのです。アイラインの目尻引き上げも、この眼窩内で収めることで、とても自然に仕上がるようになりますよ。
目の下三角ゾーンの目安にまた下まぶたの眼窩内は、目の下三角ゾーンの位置を知る重要な手立てになります。クマを補正するさいなどには、この位置を理解してコントロールカラーやコンシーラー、ハイライトなどを入れることで、適切な位置に明るさを醸し出すことができますよ。
彫りの深さをつくる鼻の骨鼻の先端は軟骨ですが、眉間から鼻の中心にかけては硬骨が存在しますね。この鼻の付け根にある硬骨のことを「鼻骨」といいます。
彫りを深く見せてくれるノーズシャドウや、鼻筋を高く見せてくれるTゾーンのハイライトなどは、この鼻骨を意識していれることで、ナチュラルに仕上がります。 ※シェーディング&ハイライトアイテムの画像にご変更をお願い致します
しかしながらノーズシャドウ、Tゾーンのハイライト共に、鼻先の軟骨部分まで入れてしまいがちなのですが、鼻先まで入れてしまうと鼻の高さよりも長さの方が強調されてしまうので、注意をしてくださいね。
チーク位置に迷ったら・・・
チークを入れるさいの目安となるのが、「頬骨(きょうこつ)」です。
頬骨は横に張っている方と前に張っている方がいますが、わたしたちアジア人においては横張りの方の方が比較的に多いのではないでしょうか。(あまりメリハリのない、いわゆる平たい顔ですね)
ご自身の頬骨の張り方に関して特にお悩みがなければ、この頬骨に沿ってチークを入れるのが一番骨格に合ったものとなります。
もともと出ている箇所にチークを入れることで、よりメリハリや立体感のある顔立ちに仕上げることができるんですね。
医学書には存在しない眉弓骨雑誌やメイク本などでは目にされたことがあるかもしれません。眉を描くさいに目安となるのが、「眉弓骨」あるいは「眉丘骨」と書いて「びきゅうこつ」と呼ばれる骨です。
この骨はいわゆるメイク用語なんです。ですので、実際に医学書などでは確認ができない骨なんですね。けれどメイクにおいては、とても重要で存在感のある骨になります。
眉を描かれている箇所に、優しく触れてみてください。その上下の皮膚との間に、少し盛り上がりを感じることができませんか。その盛り上がった箇所こそ、眉弓骨の位置となります。
メイクの中でも圧倒的に苦手と言われる方の多い眉。眉を描くさいには、多くの要素を考慮しなければいけませんが、この眉弓骨を目安にされることも、ご自身に似合われる眉を見つけるポイントになりますよ。
おわりに日常生活においてはなかなか意識をすることのない顔の骨ですが、上記のようにひとつひとつその箇所を触って確認をしてみると、 意外と身近なものに感じられませんか。
ご自身の顔の骨格を意識されることで、確実にメイクは上達します。一度じっくりと向き合って、それぞれのアイテムのベストポジションを見つけてみてくださいね。皆様のメイクアップライフが、より楽しいものとなられますように。
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