| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「これまでにいろんなダイエットを試したけど、どれも失敗に終わった……」「1度は痩せられたけど、すぐにリバウンドしてしまった」。そんな方には、デュカンダイエットがおすすめです。イギリスのキャサリン妃が減量に取り入れたことでも知られている、デュカンダイエット。
しかし、本当に効果が得られるのか、自分の肌に合うのかが分からなければ行動に移しにくいですよね?そこで今回は、そんなデュカンダイエットの基礎知識・メリット&デメリット・正しい実践方法を解説します。今度こそ理想のカラダを手に入れ、長く維持したい方はぜひ参考にしてみてくださいね。
デュカンダイエットとは?
デュカンダイエットとは、フランスの栄養学者であり開業医でもあるピエール・デュカン氏が考案したダイエット法です。さまざまな方法を試したものの幾度となく失敗に終わったダイエッターや、リバウンドで悩んでいる人のために開発されました。
デュカンダイエットが注目を集めたのは、イギリスのキャサリン妃がロイヤル・ウェディング前に実践したことがきっかけ。そこから世界中に広まり、デュカンダイエットについて記された書籍は日本でも幅広く読まれ始めています。
ハードなエクササイズなしで減量につなげられる手軽さも人気の秘訣で、パリジェンヌやジェニファー・ロペスやデミ・ムーアといった海外セレブも取り入れています。
デュカンダイエットのメリット・デメリット
ここでは、デュカンダイエットのメリット・デメリットを解説。実践することによって得られる効果や気になる点に鑑みた上で、自分の肌に合うかや続けられそうかどうかを判断してみてくださいね。
メリット ・痩せやすく太りにくい体質の獲得 ・美肌や美しい髪につながる ・心臓病やコレステロール値アップのリスク軽減に期待できる
タンパク質を中心に摂取するデュカンダイエットは、適度な筋肉の増加に貢献します。脂肪より筋肉の多い身体の方が効率的にエネルギーを消費。そのため、筋肉の増加は「痩せやすく太りにくい体質」の獲得につながります。
また、タンパク質は筋肉だけでなく、肌・爪・髪・内臓・血液といった身体のさまざまな部位に使われます。美肌や髪質改善を目指す方にもピッタリですよ。
デメリット ・体臭が気になる場合がある ・便秘になる可能性がある ・なれないうちは頭がボーッとする
糖質をカットするデュカンダイエット。人間は基本的に糖質をエネルギーとしていますが、糖質が不足した場合にタンパク質・脂質を使用。脂質をエネルギーにして活動する状態をケトン体といいます。
デュカンダイエットではケトン体を作り出して減量を目指しますが、デメリットは体臭が気になる場合がある点。また、米やパンを食べないことによる糖質・食物繊維不足が原因で、便秘や頭がボーッとする可能性もあります。
デュカンダイエットの正しい実践方法基本ルール デュカンダイエットには、4つの段階が存在します。積極的に摂る栄養素や控えるべき食べ物は段階ごとに異なります、いずれの段階においてもタンパク質の摂取が鍵です。
第1段階 すべての段階において、最も食事制限が厳しい期間です。アタックフェーズ(激落ち段階)とも呼ばれます。摂取するのは、肉・魚・乳製品・大豆製品といったタンパク質のみ。タンパク質であれば、量は決められていません。
注意点 ・栄養が偏るため、10日以上続けてはいけない ・肉を摂る場合、脂質となる皮は除く。乳製品も無脂肪のみ ・卵は2個/日まで ・3〜4kg落としたいなら、期間は1日。5〜7kg落としたいなら、3日が適切 ・期間中、少なくとも1.5L以上/日の水を飲む(代謝アップ)
第2段階 クルーズフェーズ(ゆる落ち段階)ともいわれており、「タンパク質のみを摂取する日」と「タンパク質+野菜を摂取する日」を交互に繰り返します。ブロッコリー・トマト・ほうれん草といった栄養価の高い、緑黄色野菜を中心に。期間は目標体重に達するまで取り組みましょう。
注意点 ・糖質の多いジャガイモ・カボチャ・とうもろこしなどはNG(余分に摂った糖質は体内で脂肪細胞に取り込まれ、肥満の原因に…) ・肉を摂る場合、脂質となる皮は省く。乳製品も無脂肪のみ ・1.5L〜2L/日を飲む
第3段階 コンソリデーションフェーズ(現状維持段階)。コンソリデーション=機能を維持しながら規模や台数を縮減すること。第2段階で目標体重に達しているため、この期間ではリバウンド防止が目的です。
徐々にグラデーションをつけてダイエット前に近い生活へ戻し、体重キープを目指します。タンパク質+果物やパンといった、さまざまな食品を摂取可能で、週に2回程度なら、少量の白米・パスタといった炭水化物もOKです。期間は「第2段階で落とした体重×10日」。3kg落としたら30日取り組みましょう。
注意点 ・できれば、週に1回だけ「タンパク質のみ摂取する日」と作る ・1.5L〜2L/日を飲む
第4段階 スタビリテーションフェーズ(体重定着段階)。スタビリテーション=安定。 いよいよ仕上げの段階です。特に厳しい食事制限はありませんが、栄養バランスの整った食事を心がけてください。
注意点 ・安心して食べる量を増やしたり、もっと痩せたいと考えて過度な食事制限で栄養が偏ったりしないようにする。 ・何かを我慢するのではなく、無理のない範囲でカロリーの総量をセーブするのが肝心。
まとめ今回は、デュカンダイエットについて解説しました。デュカンダイエットは第1〜4段階に分かれており、各フェーズで適切な食生活を実践するのが成功の鍵を握っています。タンパク質の摂取を中心に、無理のない範囲で理想の身体を目指してくださいね。
|
|
| ||||||||||||||||||||||||||||
|