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パンといえば小麦粉で作るのが主流ですが、近年では健康や美容の観点から米粉で作るグルテンフリーのパンも注目を集めています。今回は米粉と小麦粉の違いや、米粉パンのメリットについてご紹介します。
目次 小麦粉と米粉の違いは?
小麦粉は、小麦を製粉して作られています。小麦粉に含まれるグルテンは、水分といっしょに圧力を加えてこねることで弾力や粘り気をもたらします。
一方で米粉は、もち米やうるち米などのお米を細かく砕いて作られたもので、粒子は細かくさらっとしています。
小麦粉と米粉の違いはさまざまですが、最も大きな違いはグルテンの有無です。小麦粉にはグルテンが含まれていますが、米粉には含まれていません。その他、栄養価や食感などの違いなどがあります。
米粉パンが流行っているのはなぜ?
2021年半ば以降、ウクライナ情勢によって小麦粉の供給が難しくなったことで、小麦粉の価格が高騰しました。そこで、小麦粉の代替品として注目されるようになった米粉。
最近では価格は落ち着いてきているものの、健康や美容への意識から「グルテンフリー」を支持する人も増えており、今後さらに米粉パンブームはしばらく続く模様です。
そんな米粉パンには、身体にうれしいメリットがたくさんあるんです。
米粉パンのメリット
グルテンフリー卵や乳に並んでアレルギーを持っている人が多い小麦。小麦に含まれている「グルテン」がアレルゲンとなるのですが、米粉にはグルテンが入っていないのでアレルギーの人でも安心して摂取できます。
また、グルテンの過剰摂取は腸壁に傷をつけるなど健康上の悪影響を及ぼすことが分かっています。アレルギーを持っていなくても、健康的な食事を心がけている人は、米粉で作ったパンがおすすめです。
満腹感を得られやすい米粉は吸水性が高いので、パン生地は水分を多く含んだしっとりもちもちとした食感になります。 柔らかくてふわふわした小麦パンに対して、もっちりとした食感の米粉パンは、咀嚼の回数が増えて満腹感が得やすく食べ過ぎ防止にも。
低GI血糖値の上がり方を示した指標を「グリセミックインデックス(GI値)」といいます。米粉は低GI食品なので、米粉パンは小麦パンに比べて、血糖値の急激な上昇が起こりにくく健康面を考慮して選ぶ人も多いです。
油の吸収力が低い小麦粉に比べて油の吸収率が低いのもメリットの一つ。たとえば揚げ物の衣を小麦粉にするよりも、米粉にしたほうが無駄に油を吸わず、ヘルシーに仕上がりますよ。
栄養価が高い米粉は小麦粉パンに比べて、必須アミノ酸が多く含まれています。
食品中に含まれる必須アミノ酸のバランスを評価したものを「アミノ酸スコア」と言いますが、米粉は小麦粉に比べて、必須アミノ酸が多く含まれています。
その他にも米粉は元々お米なので、ビタミンB1やビタミンEなどが豊富に含まれていて、栄養価が高い食品なんです。
米粉パンを上手に取り入れよう
パンはダイエットによくないといわれますが、米粉パンであればパン好きな方でもすとれひなに続けられるのではないでしょうか。
また、ダイエット中でなくても、小麦パンばかり食べていて栄養が偏っていると感じている方は、米粉パンを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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