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ダイエット用語辞典 vol:17 アディポネクチン、オズモチンなどを解説2015/10/02UP! by 飯塚 美香 タグ: アディポネクチン, アーモンドミルク, オズモチン, ダイエット用語辞典, 摂食障害 ダイエットにまつわる用語は多岐に渡ります。ここまでの連載で出てきたダイエット用語のおさらい第17弾です!
目次 ◆アディポネクチン
1996年に大阪大学医学部教授・日本肥満学会理事長である松澤裕次教授により発見された超善玉ホルモン。ギリシャ語でアディポ=脂肪、ネクチン=くっつくという意味。血流に乗って全身をパトロールし、様々な働きをして体を守る。 アディポネクチンの働き ●インスリン感受性を高めて血糖値を下げる→糖尿病の予防・改善 ●脂肪燃焼を高めて余分な脂肪の蓄積を防ぐ→脂質異常症の予防・改善 ●血管を拡張して血流を改善する→高血圧の予防・改善 ●血管を修復して血流を改善する→動脈硬化の予防・改善 ◆内臓脂肪内臓脂肪が増えると、悪玉物質が増えてアディポネクチンを作る機能を低下させ、アディポネクチンの分泌量を減少させる。また、エネルギーが過剰になると脂肪細胞が肥大して酸素不足や活性酸素によってダメージを受けるため、アディポネクチンの分泌を減少させてしまう原因となる。内臓脂肪を減らし、適切な脂肪量にすることがアディポネクチンを増やす方法の一つ。 ◆オズモチンりんご、トマト、ピーマン、ぶどうなどの野菜や果物には、アディポネクチンと似た構造を持つ「オズモチン」が含まれている。果物や野菜を食べることでアディポネクチンと同様の効果が得られると期待されている。 >>脂肪で痩せる!?『アディポネクチン』を味方に付けて健康的にダイエット!
◆アーモンドミルクアーモンドミルクとは、8時間水に浸してから取り出したアーモンドに水を加えてミキサーにかけ、それをこして作られたもの。牛乳など乳製品は一切使われていない。乳製品を控えている場合、乳製品アレルギーの場合でも飲むことができる。そのままでも飲め、料理や菓子作りにも牛乳の代わりとして使える。鉄分をはじめとしたミネラルが豊富に含まれており、むくみを解消するカリウムも豊富に含まれている。
◆オレイン酸・リノール酸アーモンドに含まれる成分のひとつ。液中の悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やし、血液をサラサラにする作用がある。これにより、動脈硬化予防、心疾患などのリスクを低くする効果も期待できる。また、オレイン酸で体の中から潤いを補給できるため、肌の乾燥を防いだり髪に艶をもたらす効果もある。
◆糖化体内に入った余分な糖がたんぱく質と結びついて、AGEという茶褐色の老化物質ができることを糖化という。糖化はシワやたるみ、くすみなど肌の老化を引き起こしたり、血管がもろくなることで動脈硬化、白内障、認知症を引き起こす原因になる。アーモンドには体内のAGEを減らしてシワやたるみの原因である糖化を防ぐ作用があり、若返りの効果が期待できる。 >>カロリーは牛乳の5分の1!“アー乳”こと『アーモンドミルク』のダイエット効果
◆摂食障害摂食障害には、神経性無食欲症(いわゆる拒食症)と神経性過食症(いわゆる過食症)がある。 神経性無食欲症は、太ることへの恐怖感と自分自身が「太っている」という身体像のゆがみから、厳しい食事制限をしたり、激しい運動をしたり、その結果、異常に痩せた状態と低栄養状態が引き起こされるもの。平均体重の85%以下を下回るもの、あるいはBMIが17.5以下のものをいう。 神経性過食症は、「食べたい!」という食べ物への欲望から、短時間のうちに大量の食べ物を食べ、むちゃ食い行為を繰り返すもの。その一方で、食べたあとの後悔や「太りたくない」という気持ちから、自ら口に指を入れ嘔吐したり、下剤や利尿剤を使用するなどの行為も併行するものをいう。 ■摂食障害がどうか気づくためのサイン ・体重の数値が増えるのが怖く感じるようになった・痩せるために今まで食べてたものを食べなくなった・友達との食事会も楽しく食べられない・1日に何回も体重計に乗ってしまう・必要以上に運動をする・カロリーの低い食べ物ばかりを食べる・周りの人に「痩せすぎ」と言われることに対してイライラしてしまう・常に痩せることを考える
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