ダイエットにまつわる用語は多岐に渡ります。ここまでの連載で出てきたダイエット用語のおさらい第19弾です!

◆酸アルカリダイエット
食事を酸性とアルカリ性との2種類に分けて、1日の食事の割合をアルカリ性:酸性=7:3にするダイエット方法。酸性、アルカリ性食品の分類は、pH計などで直接食材を測ったものではなく、食材を燃やして残った灰を水に溶かし、その液を滴定という方法で酸性度、アルカリ度を表したもの。
酸性の食材…食事の3割摂る
肉、魚、卵、砂糖、チーズ、バター、米などの主食類
アルカリ性の食材…食事の7割摂る
野菜、果物、豆腐、海藻類、キノコ類
酸アルカリダイエットの効果は、食事が低カロリーに抑えられることによる体重減少、食事の7割をアルカリ性に変えることによる、肝臓や腎臓の負担が減り腸の動きの活性化等があげられる。逆に酸性の食材を摂り過ぎると臓器に負担がかかり、太りやすく、体がだるく疲れやすくなるという弊害が起こる。
>>『酸アルカリダイエット』で痩せやすい体へ
◆DASHダイエット
DASHとは高血圧予防の食事法の略で、もともと高血圧の予防と改善のために開発されたもの。基本的には食べる品目を野菜、果物、全粒穀物、魚、鶏肉、豆、種子に限定し、飽和脂肪酸やコレステロールの摂取を控えるという方法。無理な食事制限、カロリー制限ではないため、健康を害すことなくダイエットができるということでアメリカでは積極的な取り組みが推奨されている。
『DAHSダイエット』摂取カロリー目安
性別、年齢、活動量に応じ1日の摂取カロリーを、1200、1600、2000、2400kcalのいずれかに設定。基礎代謝以下の摂取カロリーにはならないようにする。10代~30代の女性の平均基礎代謝は1100Kcal~1300Kcal程度。活動量が多くない場合1600kcalまたは1200kcalに設定。
『DAHSダイエット』食事ルール
・野菜、果物、全粒穀物、魚、鶏肉、豆、種子の品目を食べる。 ・特に野菜、果物は毎日たっぷりと食べる。 ・動物性たんぱく質は赤身などの脂肪が少ない肉や鶏肉、魚で摂る。 ・豆、種子類を積極的に食べる。 ・主食の米やパンは玄米や全粒粉のものを食べる。 ・乳製品は無脂肪か低脂肪を選ぶ。 この食事方法を28日間実践する。
>>アメリカで1位の食事法『DASHダイエット』
◆ホットヨーグルト
ヨーグルトは温めることにより成分に含まれる乳酸菌やカルシウムの吸収力が高まる。腸を冷やすことなく吸収力が高まるため、整腸作用により便通が良くなり、コレステロールや中性脂肪減少の効果も期待される。腸内を健康に保つことはダイエットだけでなく病気の予防や美肌にも効果がある。
>>ホットヨーグルトは朝食前に食べるべし!
◆足裏にある「反射区」
足裏には、全身のすべての器官の状態を表す「反射区」があり、その反射区に働きかけることで、体をより良い状態にしていくことができると言われている。英国式リフレクソロジーや台湾式足つぼなど、名称は異なるが元はアメリカが発祥。
◆足裏カラーダイエット
足裏の色により、体調や血液の状態などを読み取れることができる。
ベストカラー
⇒ 全体的にピンク色。足先がピンク、中央は白、かかとは赤めのピンクのような状態。
全体的に赤い
⇒ メンタル面では、忙しいせいか、イライラしたり、怒りが溜まっている状態の可能性がある。血液、栄養面では、炭水化物の摂りすぎの可能性がある。
全体的に白い
⇒ メンタル面では、気力の欠乏、考える力が起きない、思考の停止気味の可能性がある。栄養面では、貧血などの状態が考えられる。お肉などの鉄分(ヘム鉄)、脳の栄養となる当分を摂ることが推奨される。
全体的に黄色
⇒ メンタル面では、頼られたら断れないことが重なり、疲労が増している状態を表している。肉体の疲労感が大きく、また消化器官の疲れも考えられる。食事は消化に優しいものを食べ、ゆったり過ごすことが推奨される。
全体的に紫
⇒ 血液の流れが非常に悪い状態。そのため、気力がおきない、動けない、疲れがとれない状態。スパイスの多いものを食べると血液の流れがよくなる。
一色
⇒ ストレスや過労により、一色になる。赤一色のときは、特に影響を受けているのは内臓。白すぎるときは、気力は失われている。全体が紫っぽいときは、自律神経が乱れ、心身ともに乱れている。
>>足裏カラーダイエット!色から診る自分の今日のコンディション