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フレンチレストランでよく見かける、おしゃれなテリーヌ。ご家庭でも簡単に作ることができるのをご存じですか？ちょっとした集まりやお祝いの食卓に素敵な一品手作りテリーヌはいかがでしょうか。
今回は、オーブンを使わず粉ゼラチンで固めるだけ。テリーヌの作り方をご紹介します。冷蔵庫で冷やし固める間を使って、他の料理も作れるのも嬉しいですね。
テリーヌとは？
テリーヌとは蓋つきの陶器や土鍋、壺を使った料理のことを言います。Terrine(フランス語)とはその蓋つきの陶器などの容器のことです。つまり、この調理用の容器こそがテリーヌ。私たちが実際に食べているのはその容器で調理したパテの方なのです。
レストランのメニューにあるテリーヌとは魚や肉や野菜な具材を細かくしたり、ペースト状にして通常はオーブンで焼いたり、または湯煎にしてオーブンで焼きますからテリーヌで焼いたパテということになります。また、テリーヌは容器のまま保存できる保存食として家庭で作られていました。
見た目も涼し気で、彩りも鮮やかなゼリー寄せのテリーヌもありますが、今回は焼き固める代わりにゼラチンを使ってパウンド型で固める簡単テリーヌをご紹介します。
テリーヌの材料
冷凍枝豆(塩味つき) 150グラム そら豆のスープ（レトルト） 150グラム ゆで卵 2個 粉ゼラチン 15グラム お湯 50CC 水 200CC
準備するもの パウンド型（７センチ×17センチ×６センチ） ラップ ジューサー・ミキサー クッキーの型
テリーヌの作り方1）パウンド型の内側にラップを敷く、折り返し部分は多めに側面をぴったり覆うようにしておく。
2）ジューサー・ミキサーに枝豆・スープ、水を入れて材料をペースト状にする。
お湯に溶かした粉ゼラチンを加え手早く再度スイッチを入れ混ぜる。
＊ジューサー・ミキサーの容量が500CCになるように作りますが、小さめのジューサー・ミキサーの場合は材料を半分ずつにして２回に分け、容量が500CCになるように調整してください。
3）できあがったペーストはパウンドの底に１センチほど注ぐ。 ゆで卵２個を中央に寄せて並べ、残りのペーストをすべて注ぎます。
＊パウンドの両サイドはペーストだけになるように注いだら、ラップをかけ輪ゴムをかけたら冷蔵庫で３時間冷やす。
テリーヌの食べ方
折り返したラップを持ってパウンド型からテリーヌを取り出す。室温で温まらないうちに包丁で卵のない部分を切り取ったあと、お好みの厚さに切る。
切り取ったテリーヌを使って飾りを作ります。クッキーの型抜きの要領で好きな型で飾りを作ります。
枝豆の塩気とスープの味がついていますのでそのまま食べられます。飾りを作った残りのテリーヌは容器に詰めておきます。
クラッカーに塗って食べるとパテになります。
最後に材料を攪拌して固めるだけですが、枝豆とそら豆のグリーンと卵の黄身のコントラストが食卓を明るくしてくれます。
味付けは、枝豆の塩気とスープですが、お好みで塩胡椒、またはピクルスのみじん切りを加えてアレンジをしてもおいしくいただけます。
また、ゆでたエビや鮭缶と今回丸ごと使ったゆで卵にマヨネーズを加えてジューサー・ミキサーでペースト状にして粉ゼラチンで固めるなど野菜以外でも簡単にできます。
最後に裏技、やわらかめのテリーヌの場合は、型にアルミホイルを敷いておき取り出した後に、アルミごと切ると型崩れしにくくなります。是非作ってみてください。
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