パウンドケーキと言えば、ドライフルーツなどが入った、甘いケーキを思い浮かべると思います。今回ご紹介するケーキは甘くない塩味のケーキですので、軽い食事としても、ティータイムやワインのお供にもなります。また、ハイキングなど外遊びの時に持っていくのにも重宝します。

中に入れるものはあり合わせのものでも大丈夫。また、ジャガイモが入っていることで意外と一切れでも腹持ちがいいのも特徴です。

主食になるジャガイモ

ジャガイモの原産地は南米のアンデス山脈のチチカカ湖周辺で江戸時代オランダ船にによりジャガタラ(現・インドネシア　ジャカルタ）から長崎にやってきました。このジャガタラがジャガイモの名前の由来となりました。主成分は「でんぷん」でビタミンCはこのでんぷんに含まれているため保存したり加熱しても壊れにくいのが特徴です。

ジャガイモは料理により品種を選びます。メークインは煮崩れが少なく、シチューや肉ジャガ向き。男爵は粉質でマッシュポテト向きです。ジャガイモは主食にもなりますので、ケーキに入れると一切れでも空腹時には簡単な食事になります。今回は男爵を使用しました。

ポルチーニとは

ポルチーニとはキノコの一種で、ヤマドリダケとも言います。リゾットやパスタなどイタリア料理によく使われます。今回は乾燥させてスライスした状態の袋詰めで販売されているのを使いました。香りが豊かで戻し汁は干し椎茸より濃い茶色をしています。このポルチーニを使うことでひと味違った味になります。

材料

1.乾燥ポルチーニ1袋　　　　200ｇ
2.ジャガイモ　　　　　　　　　　1個
3.ナチュラルチーズ　　　　　　　30ｇ
4.生ハム　　　　　　　　　　　2～3枚
5.アンチョビ　　　　　　　　　　少々
6.ズッキーニ　　　　　　　　　　1本
7.卵　　　　　　　　　　　　　　2個
8.小麦粉　　　　　　　　　　　100ｇ
9.ドライイースト　　　　　　　　10ｇ
10.牛乳　　　　　　　　　　　　100ｍｌ

作り方

1.ジャガイモを皮のまま硬めに塩茹でして、冷めたら皮を剥く。

2.ポルチーニはぬるま湯につけて戻しておきます。

3.ナチュラルチーズは小さめのサイコロ状にカット。アンチョビと生ハムは細かく刻みます。

4.ズッキーニは皮付きのまま小さめのサイコロくらいにカットします。フライパンにオリーブオイルを入れ軽く塩胡椒して炒めたら取り出す。

5.ポルチーニを軽く絞り細かく刻み、オリーブオイルで炒めながら、ポルチーニの戻し汁を加えて蓋をして水分がなくなったら取り出す。

6.卵2個を溶いて、塩胡椒をして、牛乳を入れて混ぜる。

7.小麦粉にドライイーストを混ぜる。6に7を少しずつ加えながら混ぜる。

8.7にジャガイモをおろし金でおろしながら入れる。4と5も入れて混ぜ合わせる。

9.パウンドの型に流し入れて180℃で予熱したオーブンで45分焼く。

10.焼き上がったら、型から取りだして冷ます。冷めてからカットする。

完成です！

まとめ

主食にもなりますし、ワインのお供にもなります。またちょっとした、おやつにもなりますので重宝します。お出かけやドライブにもいかがですか？

ポルチーニがない場合は、干ししいたけでも和風テイストで美味しいくできます。また、ズッキーニの代わりにトマトを使ってみるのもいいですよ。ぜひお試しください。

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