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日中はまだまだ暑い日が続きますが、朝晩は涼しくなり、季節はすっかり秋めいてきましたね。夏場は崩れも気になり、なかなかメイクにも力が入らず、紫外線予防で精一杯といわれる方も多いのですが、涼しくなる秋冬は、気分も新たにメイクを楽しまれる方が増えるように思います。
これから年末にかけてはイベントシーズン。秋冬のトレンドを意識しつつ、すぐにでもパーティーやイベントに出かけることのできる、少し非日常で重厚感のあるメイクについて、今回はお伝えをしたいと思います。
決め手は隙のないベース作りお着物やドレッシーなスタイルに似合う、重厚感のあるメイク。一番の決め手は「ベースメイク」です。
普段着とは違い、少しダイナミックなカラーやシルエット、お着物にいたっては柄や質感など、全てが重厚感のある装いになります。普段メイクでは、「ナチュラルさ」や「ツヤ感」などが好まれるトレンドワードですが、特別なワンシーンのメイクにおいては、以下のいくつかのポイントに気をつけてみてください。
■コントロールカラー下地 肌のくすみや色ムラ・色素沈着などを一掃し、ファッションに負けない、より透明感のある肌に補正をしておきます。肌をワントーン明るく見せるために、ピンクやラベンダーなどの透明感をアップしてくれる下地がおすすめです。
■ファンデーション 少しセミマットな肌に仕上げてくれるリキッドファンデーションを使用します。普段よりも若干、カバー力の高いファンデーションでもかまいません。トラブルをしっかりとカバーし、隙のないお肌をつくります。
■コンシーラー ファンデーションの段階でカバーをしきれていない肌トラブルは、しっかりとコンシーラーでカバーをしましょう。目周りは特に明るめに仕上げて、華やかさな印象をつくってください。
あとはメイク崩れをしないように、これらをしっかりとパウダーでおさえます。パウダーに関しては、ほどよいパールを含んだツヤ感で仕上げると、重すぎず品のある、高貴なベースメイクに仕上げることができますよ。
眉は下線と眉尻で品の良さを演出アイブロウはやや落ち着いたカラーを使い、しっかりとしたラインで仕上げます。ファッションや作り込んだベースメイクに対して、顔がぼやけないようにするためです。
特に眉尻と眉の下線は、「品の良さ」を醸し出してくれる重要な箇所です。普段よりもしっかりめに描いて、他とのバランスを合わせるようにしてみてください。
「線」使いでメリハリを重厚感のあるメイクをつくりたいときに大切なことは、顔の中の「線」をはっきりとさせることです。上記でお伝えをしたアイブロウも同じく「線」ですね。アイラインでは「横の線」、まつげは「縦の線」を表現します。
ナチュラルメイクでは、アイラインは自分の目尻よりも1~2mmほどを自然に跳ね上げ、そしてまつげのきわを埋めるような自然なラインが求められます。
しかしイベント時のファッションに合わせた華やかなメイクでは、いつもよりも少し長めに、そして太いラインで描くなど、大胆に華やかさや女性らしさをアピールされても、全く問題ありません。質感は濡れたような目元をつくってくれるリキッドライナーがおすすめです。
アイシャドウはナチュラルに仕上げたとしても、それでも存在感を発揮してくれるアイラインとマスカラの「線」。ここは気合いをいれて仕上げてみてくださいね。
口元は発色カラーで華やぎをそして極めつけは「リップ」です。ベースやアイメイクの存在感に負けない、発色の良いカラーをチョイスしてみてください。
非日常な場所だからこそ、普段ではつけない深紅や、秋冬ならではのプラムカラーやブラウンなどを取り入れることで、とても華やいだ印象につくり上げることができます。唇の輪郭は美しくとり、ぼやけない上品な口元を表現なさってくださいね。
おわりにメイクにのも場所やファッションに合わせたTPOがあります。特に年齢を重ねた大人女性には、その場その場にふさわしいメイクを取り入れていただきたいのです。
イベントの多い秋冬だからこそ、いつもとは違う、少し上級なメイクにぜひチャレンジなさってみてくださいね。
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