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近年、コスメの質感を表すワードやメイクに使われる独特なワードはたくさん存在します。それらのワード、なんとなくニュアンス的にはイメージ出来ていても、実際に意図する意味合いについては、意外とご存じない方が多いものです。
よく耳にするメイクアイテムや肌の質感を表現するワードたち。これらはどのような意味合いを持って、どのようなアイテムを指しているのでしょうか。
これから、よりメイクやコスメ選びが楽しくなっていただけるように、そんなメイクワードについてご紹介をしていきたいと思います。
コスメの質感を表す言葉にはどんなものがあるの?
まずは、よく目や耳にするコスメの「質感」を表すワードについて見ていきましょう。
①マット ②セミマット ③ツヤ ④シアー ⑤シマー ⑥フォギー
などは、肌作りやコスメアイテムの質感を表現する言葉たちです。
日頃、なんとなくの感覚で受け取っていますが、シアーとシマーは違いがあるのか?フォギーな質感ってどんなもの?とはっきりとした定義を答えるのは少し難しいですよね。
でもこれらの違いが分かれば、雑誌等で見てもイメージがつきやすく、自分で購入することが簡単になります。今の時世は特に、オンライン上のショッピングにおいてでもイメージが湧きやすくなりますよね。
なんとなくで見過ごさず、それらの質感の違いを知ることはコスメ選びに際してとっても大切なのです。
よく使われるワードの意味合い・定義について
では上記のワード達の意味やイメージできるアイテム達を実際にご紹介していきますね。
①マット マットは「ツヤ」のない、「光沢」のないものを意味します。肌の質感やアイシャドウ、リップなどのポイントメイクアイテムでも使用されるワードです。
光沢やツヤが全くなく、肌にフィットするような質感です。
少し前までは、「マット」というと少し古くさい印象のメイクでしたが、ここ数年でまたマットアイテムの人気が再沸し、若い世代の方でも楽しまれる質感となっています。
大人世代の方は、すべてのアイテムがマット過ぎると、老け見えしてしまう原因となりますので、部分使いでマットな肌感やアイテムを楽しまれるといいですね。
②セミマット マットとの境界線は、「中はしっとり、外はサラッと」な質感を醸し出すことです。
例えば肌の質感をセミマットにする場合、メイクの内側=肌はふっくら、しっとりとした質感に。外側は粉々しくない程度にサラサラに仕上げます。言うなれば「マシュマロ」のようなお肌作りのことを指します。
人工的なマットな質感に比べて、肌本来の自然な質感がセミマットの特徴です。
③ツヤ
ここ数年で、一気に人気となった「ツヤ感」。特にベースメイクの質感では、とてもよく使われるようになりました。
ひとくちに「ツヤ肌」といっても、その質感は2通り存在します。ひとつは、健康的な肌本来のツヤやテカリをイメージするもの。そしてもうひとつは、肌の上から重ねるルースパウダーやハイライトなどによって、人工的に醸し出すツヤです。
これらの違いを知るだけでも、自分の理想のツヤ肌はどちらなのかが分かり、作る工程にも違いが出ますね。
④シアー ここ最近になってよく耳にするようになった「シアー」な質感。シアーとは英語で「sheer」、日本語で「透明感」や「透き通った」ようなものを意味します。
肌作りで言えば、透明感溢れるベースメイクとして。ポイントメイクアイテムで言えば、肌の質感を隠し過ぎない透明感のあるアイテム、というものを指しますよ。
⑤シマー
よく「シアー」と同じような意味合いで受け取られることの多い「シマー」ですが、その質感は全く異なるものです。
シマーとは、英語で「shimmer」。意味解釈は他にもありますが、メイクにおいて使用するならば、「光によるきらめき、ゆらめき」などを指します。
ラメやパールのような質感のもので、キラキラさせるものなどに使われる用語になります。
⑥フォギー フォギーとは英語で「foggy」。日本語にすると、「霧がかかった」「あいまいな、ぼんやりとした」などの意味合いを持ちます。
メイクでの質感に置き換えると、例えば「フィルター」がかかったようなふんわりとした質感に使用します。
チークなどでは、はっきりとした色みではなく、その上にラベンダーカラーやハイライトなどを重ねることによって、元の色にフィルターをかけ、優しいふんわりとした色合いに作ります。これらが「フォギー」な質感として表現される一例です。
さいごに上記以外にも、昨年などでは「サテン肌」と表現される「マットとツヤの融合した肌」などが、トレンドとなりました。
例え同じような質感を表現していたとしても、メイクの世界はその年その年で表現ワードやトレンドワードが変化していきます。
しっかりと流行に追いつきながら、正しい意味合いを持ってメイクワードも理解していきたいものです。そして自分の理想とする質感やアイテムがどのようなものなのか、これらのワードをご参考にぜひ活用なさってみてくださいね。
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