「マスクによる肌トラブルについてのアンケート」にたくさんのご協力ありがとうございました!
マスク生活が始まって1年以上が経過しました。この1年でマスクが原因で肌荒れやニキビなど、お肌トラブルが起こってしまったという方も少なくないのではないでしょうか。
今回は、キレイナビメンバーの皆さまの肌トラブルのお悩みや、解決法などについてのアンケート結果をご紹介いたします!
※アンケート実施期間:2021年4月20日~5月12日
※対象者:キレイナビメンバーの女性、403人
※回答者の年齢分布:20代以下-2% 30代-12% 40代-37% 50代-34% 60代-14% 70代以上-1%
マスクが原因の肌トラブルを経験した人は半数以上も
「今までマスクが原因だと思われるお肌トラブルを経験したか」という質問では、「今まさにトラブル中」を選択した人が23%、「今は改善しているが以前にトラブルがあった」を選択した人が28%で、合計すると51%の人がマスクによる肌トラブルを経験済みであるということが分りました。
Q.今までマスクが原因だと思われるお肌トラブルを経験しましたか?
マスクによる肌トラブル第1位は「肌荒れ」
具体的にどのような肌トラブルを経験したかという質問では、1位の「肌荒れ」と2位の「かゆみ・かぶれ」が特に多くの方に選択されました。
Q.マスクが原因だと思われるトラブルを経験した人は、どのようなトラブルだったか教えてください。
マスクトラブルが一番多い傾向にある季節は「夏」
「マスクが原因だと思われる肌トラブルは、どの季節に多い傾向があるか」という質問では、「季節問わず」と選択した人が最も多くなりました。季節別では、1番トラブルが多い傾向にある季節は「夏」、次に「春」「冬」、最もトラブルが少ない傾向にある季節は「秋」になりました。
Q.あなたがマスクが原因だと思われる肌トラブルは、どの季節に多い傾向がありますか?
お肌に優しいと感じるマスクの素材・第1位は「綿」
「今まで使った中でお肌に優しいと感じるマスクの素材は?」という質問では、「綿」を選んだ人が最も多くなりました。次に多かった回答は、「ガーゼ」でした。
また、その他では「シルク」がお肌に優しくて良いというコメントが複数寄せられました。
Q.あなたが今まで使った中でお肌に優しいと感じるマスクの素材は?
お肌に合わないと感じるマスクの素材・第1位は「不織布」
「今まで使った中でお肌に合わないと感じるマスクの素材は?」という質問では、「合わない素材はない」という回答が最も多くなりました。次に多かったのが「不織布」、「ウレタン」「ポリエステル」と続きました。
Q.あなたが今まで使った中でお肌に合わないと感じたマスクの素材は?
マスクでこんな肌トラブルが起きました…体験談
アンケートに寄せられたメンバーの皆さまが体験したマスクによるお肌トラブルについてのコメントをご紹介します。
マスクの素材が合わずかぶれたり、マスクの中が蒸れてニキビができたり…と様々なトラブル体験談をお寄せいただきました。
「ワイヤー部分や折り返し接着(縫い代)の固い部分が擦れて、擦り傷のようになる。
耳横の、角の当たるところがとくに擦過傷。でも、柔らかいのは飛沫も吸い込みも多いので、不織布しかしたくない。」(40代)
「マスクで押さえられているラインに沿って、プツプツと吹き出物のようなものが出てきました。
スキンケアとしては、ピーリングや代謝アップに力を入れていますが加齢もあってか、なかなかきれいにならないので辛いです。」(60代)
「夏場のマスクは蒸れて汗が出るためニキビができた。今年の夏はどうしようか考え中」(40代)
「乾燥で肌が敏感になっていた冬。不織布マスクの端っこやゴムの刺激で、その部分にだけじんましんが何度もでました。」(40代)
「ニキビが口の周りに発生しました。耳が痛くなったり、ほほ骨のあたりが乾燥してカサカサしてかゆみが出たり。今はきちんとメイクをして一人のときは外すとか、友達から痛くならないマスクを教えてもらって解消しました。」(40代)
「頬がかゆくて、はじめは赤みだったのが、しみに変わってきた。ヒルドイドで保湿している。」(50代)
「マスクで蒸れるのか、肌荒れが起こり、ぷつぷつとしたできものが増えました。」(30代)
「マスクの内側に湿気がこもるせいか、お肌がかゆくなった時期がありました。夏頃だったと思います。」(40代)
「ワイヤーが入っている不織布マスクで、当たる部分が赤くなったり跡が残り、シミになるのではと心配です。
ウレタンは、蒸れるのかニキビができることが多かったです。」(40代)
「不織布マスクのメーカーを変えた途端、鼻の頭に吹き出物が出来て1-2週間治らず、その後は赤い痕に残ってます。これから暑くなるのでとても心配です。」(50代)
「両頬に赤みとヒリヒリ感があって次の日の朝、鏡をみたら腫れていました。皮膚科で処方されたクリームを塗り1週間くらいで完治しました。」(40代)
「不織布のマスクが擦れて乾燥からくる肌荒れになりました。」(40代)
メンバーおすすめ!マスクによる肌トラブル、7つの予防策をご紹介!
キレイナビメンバーの皆さまが実践しているマスクによる肌トラブル対策法をたくさんコメントいただきました。「スキンケアを丁寧にする」「自分に合った素材のマスクをする」等、7つの項目に分けてご紹介します。
●その1.スキンケアをいつも以上に丁寧にする
「コスメカウンターでマスクによるかゆみ、肌荒れを相談したところ、いつもより多めの乳液でパックをすると良いと聞いたので実践したら少し良くなりました」(50代)
「トラブルは無いのですが考えられるのは保湿をしっかりしたことかと思います。特に風呂上がりのスクワランオイルでの保湿が個人的に効果があったように感じました」(50代)
「不織布マスクが顔に付着している部分が痒くなる。医師に処方してもらって、薬を塗布する。帰宅したあと、すぐにマスクを外し、顔を洗う。その後、化粧水や乳液をつけて対応。」(40代)
「口の周り、口の端にシミと黒ずみができ消えにくかったのですが、美白とスキンケアを見直し、丁寧に行ったら1ヶ月で少し薄くなりました。」(50代)
「乾燥肌で今まであまりできなかった吹き出物が頻発するようになりました。肌トラブルにはとにかくワセリン、と思っています。でも乾燥には良くても、こういう場合どうかな?と思いつつ塗ってみたら意外と効果がありました。」(50代)
「唇は、ワセリンかリップクリームを必ず塗ってからマスクをします。」(50代)
●その2.自分の肌に合った素材のマスクを選ぶ
「シルク、シルク混に変えたら改善。」(40代)
「私はシルクのマスクを使っています。シルクはUVもシャットアウトしてくれるし肌にもとっても優しいです。病院に行くときだけは仕方がないので不織布マスクをしていきます。」(30代)
「不織布で痒み、湿疹が出た。しばらく布マスクに変更し、保湿成分の多い化粧品を使用したら治った。」(40代)
「不織布マスクの鼻ワイヤー部分が固く、擦れてかぶれがち。また、耳ゴムとマスクの接着部分も固くて肌荒れします。
対策としては、接着部分が素肌に触れないように外側にして装着すること。不織布マスクではなく、布マスクを使用すること。」(40代)
●その3.不織布など肌に合わないマスクを着ける時は、間に布を挟む
「変異ウイルス感染防止策としてますます「不織布マスク」が推奨される今。色々な素材のマスクを使用しましたが、不織布マスクを肌に密着させる正しいつけ方を意識しています。
肌への摩擦による肌荒れ防止に私は①肌とマスクの間に一枚(シルク等)はさみ ②保湿用ミストスプレーと(CICA)シカクリームを携帯しています☆」(30代)
「ウレタンマスクで肌荒れがひどくなりました。今は不織布マスクの下にガーゼをあてています。」(40代)
「口周りにニキビができました。トラブル防止の為に、最初に不織布のマスクを付けてから上から綿のマスクをつけています」(30代)
●その4.マスクを清潔に保つ
「予備のマスクを持ち歩いています。ジムに行った帰りなど、シャワー後に汗で汚れたマスクは使いたくないので…。」(50代)
「ニキビができやすいので、マメにマスクを交換するように気を付けています。」(40代)
「お肌を清潔に保つ。ファンデーションは使わない。汚れたマスクは使わない。」(50代)
「痒くて掻いてしまう。不織布マスクは予防効果も高いが毳立ちやすい。勿体無がらずにこまめに変えることが大切。洗濯も劣化のもとです。」(40代)
●その5.肌に当たりにくい形状のマスクを選ぶ
「マスクの形状で選ぶようにしています。立体で口元(内側)に空間があるものだと口・鼻まわりがこすれるのが軽減されるので愛用しています。」(40代)
「素材というよりは、肌にあたりやすい形状でトラブルに見舞われた気がします。サイズや形状、大事です。」(40代)
●その6.感染の心配のない場所ではマスクを外す
「マスクを外しても大丈夫な時は、できるだけ外すようにしています。」(50代)
「コロナが流行り出した昨年、マスクが手放せなくなったころから、肌荒れがひどくなりました。マスクを外すことが許されないような風潮であったため、屋内屋外問わず、一日中着用していたため、肌荒れは悪化する一方でした。そのうち、人との距離を保てる場所ではマスクは着用しなくてもよいことになり、出来る限りマスクを外せる場所では外すようにしました。徐々に肌状態は改善しています。」(30代)
●その7.マスク用のアイディアグッズを活用する
「マスクのゴムで耳がかぶれたり痛くなったので、100円ショップのイヤーシリコンパッドを使うようにしたらかぶれや痛みがなくなった。」(40代)
「マスクの中に入れるインナーフレームを使っている。マスクと肌の間に空間が出来るので、蒸れずにお肌に優しく、重宝している。」(40代)
最後に
「マスクによる肌トラブルについてのアンケート」結果発表はいかがでしたでしょうか。
最もマスクによる肌トラブルが多い傾向にあると回答された夏がやってきます。汗や暑さで肌トラブルが起きることがありますので、今回のアンケート結果を参考に、お肌を守っていきたいですね。