多くの化粧品で使われている「トラネキサム酸」という成分。美白化粧品などで聞いたことがあるという方も多いと思いますが、トラネキサム酸は夏には絶対覚えておきたい、美白の強い味方です。

その魅力について、具体的にチェックしていきましょう！

トラネキサム酸とは

トラネキサム酸は、人工アミノ酸の一種です。もともと止血や抗炎症薬として、医療現場で使用されてきました。

湿疹やじんましんの治療のために使用していく中で、肝斑への有効性を発見。厚生労働省から美白有効成分として認められたのです。

化粧品に美白成分として配合されている他にも、飲み薬として使用されるなど、幅広く使われています。

トラネキサム酸の効果

トラネキサム酸は、メラニンの生成を抑制し、シミを予防する効果が認められた美白有効成分です。

トラネキサム酸の大きな性質として、「抗プラスミン作用」というものがあります。

プラスミンとは、シミの元にもなるメラニン(黒い色素)の生成を促進させるたんぱく質のこと。このプラスミンの働きを抑制することで、そもそもメラニンを作らせずシミを予防できるという仕組みです。

そしてシミだけでなく、ホルモンバランスの影響により起こる肝斑にも効果があると言われています。肝斑とは、頬の辺りに左右対称に広くできるシミやそばかすに似たものを指します。

肝斑は刺激を与えると逆に濃くなってしまうという性質から、治療がかなり難しいとされています。ですが、肝斑の治療薬として唯一効果が認められているのがトラネキサム酸なんだそう。

トラネキサム酸はメラニン色素に直接アプローチすることで、余計な刺激を与えずにケアできるのです。

トラネキサム酸配合のおすすめ化粧品

ナビジョンDR『TAホワイトローションn』『TAホワイトエマルジョンn』

ナビジョンは、資生堂と岩城製薬がタッグを組み、最先端の美容技術をふんだんに詰め込んだスキンケアブランドです。

独自性分を余すことなく配合。理想の肌に導くために、高パフォーマンスな化粧品を提案しています。このTAホワイトシリーズには、トラネキサム酸に加え、資生堂独自の美白成分４MSKが配合されていて、美白の強い味方になってくれます。

さらに独自の保湿成分も配合されているため、美白も保湿も叶えたいという欲張りさんにもぴったりです。有効成分とうるおいを同時に角層まで届け、内側から輝く肌に導きます。

肌のくすみが気になるという方や、透明感をアップさせたいという方にもおすすめです。どちらのアイテムも水のようなさらさらのテクスチャーで、朝使用しても、その後のメイクに干渉しないというのもうれしいポイント。

もちろん夜に使用すれば、朝はふっくらしてキメの整った肌を実感できると思います。

最後に

トラネキサム酸は特に夏に使いたくなる成分ですが、もちろん１年中幅広く活躍してくれます。シミ、そばかす、そして肝斑が気になる方は意識して選んでみてもいいかもしれません。

ぜひ化粧品選びの参考にしてみてくださいね！

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