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「糖化」は顔汗でも起こる?!汗をかく季節は毛穴目立ちにご用心2022/05/06UP! by キレイナビ編集部 タグ: AGEs, マスク, 毛穴目立ち, 汗活, 猛暑, 糖化, 糖化する汗, 顔汗 近年、酸化と並んで老化の原因として注目されている糖化。余分な糖分とたんぱく質が結びつくことで起こるもので、体のコゲなどとも表現されます。
この糖化が汗の成分でも起こることが、ポーラの研究で明らかになりました。今回は、毛穴周辺に悪影響を与える可能性もある顔汗の糖化について、詳しくお話していきます。
目次 体のコゲとも呼ばれる「糖化」とはどんな現象?
エイジングケアに興味のある方なら、「糖化」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
糖化とは、余分な糖分とたんぱく質が体内で結びつく現象のこと。「体のコゲ」などとも呼ばれます。ホットケーキなどをこんがりと焼いた時にできるコゲを想像すると分かりやすいでしょう。
体内で糖化が起こると、たんぱく質の組織(コラーゲンなど)が変化し、肌の弾力が低下することなどによってしわやシミ、くすみといった肌老化のトラブルが発生。
このように、糖化は体内の老化に関わり、美容や健康に悪影響を及ぼす可能性がある現象なのです。
「糖化」は汗でも起こっていた!ポーラの研究で明らかになったこと
体内で起こると老化を引き起こす可能性のある糖化。実は2022年1月、汗の成分そのものにも糖化が起こることが、ポーラ化成工業株式会社の研究によって明らかになりました。
汗には抗菌ペプチドなどのタンパク質やグルコースなどの糖が含まれており、これらが結びつくことで糖化するリスクが。
汗は肌になじみやすいため毛穴に入る可能性も高く、糖化によって生じたAGEsを含む汗が毛穴に入ることで肌に悪影響を及ぼす可能性があると考えられています。
糖化が顔汗で起こると、毛穴がすり鉢状に開いたり、毛穴の周辺でたるみが生じたりといった「毛穴目立ち」が発生するリスクが高まるので、汗をかきやすい季節には注意が必要ですね。
糖化による顔の毛穴目立ちを防ぐための対策は?
顔はあまり汗をかかないイメージを持っている方も多いかもしれませんね。
しかし実は、顔の一部である額のエクリン汗腺は250個/平方センチメートルと、汗をかきやすいイメージのある手のひらや足の裏と同じくらいの密度。
顔汗による毛穴目立ちなどの肌トラブルを防ぐために、しっかりと対策を行いましょう。
・汗をこまめに拭き取る
・日ごろから良い汗をかくために湯船につかる
今年の夏も猛暑になるという予報が出ていますし、まだまだマスク必須の夏となりそうですから、しっかりと顔汗対策を行ってくださいね。
顔汗による毛穴目立ちの救世主?!糖化や悪影響をブロックしてくれるエキスとは汗そのものが糖化をするなんて、ショッキングな事実ですね。エイジングケアに力を入れている方は、なんとか汗の糖化や毛穴目立ちなどを防ぎたいと思ったのではないでしょうか。
実はポーラの研究によって、汗に含まれるたんぱく質が糖化するのを抑制するエキス、汗に含まれるAGEsによる悪影響をブロックするエキスが発見されたんですよ。
そのエキスとは <たんぱく質の糖化抑制> ・パシャンベエキス ・レンゲソウエキス
<汗に含まれるAGEsの悪影響ブロック> ・完熟ツルレイシエキス ・ヨモギエキス です。
パシャンベエキス、レンゲソウエキスがある状態では、エキスなしの状態に比べて汗に含まれているたんぱく質が糖化して生成されるAGEsの量が少なくなることが明らかに。
これら2つのエキスには、汗の糖化を防ぐ効果が期待できるということになります。
また、ヨモギエキス、完熟ツルレイシエキスを表皮細胞に加えると、AGEsがある状態でも毛穴目立ちを促進する因子を抑制できることが明らかに。
角化異常に関係する因子、真皮を破壊する因子が減少することが分かっています。
つまり、これらのエキスは、AGEsによる悪影響を防ぐ効果が期待できるということになります。
顔汗の糖化による毛穴目立ちの救世主とも言えるこれらのエキスに、今後もぜひ注目したいですね。
最後に肌の老化や健康への悪影響が懸念される体の糖化。実は汗そのものにも、糖化が起こっているなんて驚きですね。
顔汗で糖化が起こると、毛穴の開きやたるみによる毛穴目立ちが起こる危険も。今年の夏も猛暑が予想されますし、マスクも付けなくてはならないので、しっかりと対策しましょう。
ポーラの研究によってたんぱく質の糖化を抑制したり、AGEsによる悪影響をブロックしたりするエキスも発見されていますから、ぜひ注目してくださいね。
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