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生理前になると必ず体重が増えてしまう、という方は多いと思います。生理前は体が水分や脂肪を溜め込もうとしてしまいます。また、PMSにより食欲が増して食べ過ぎてしまうことも太る原因となります。今回はPMSの不快な症状を和らげて生理前でも太りにくくする方法をご紹介します。
目次 ◆PMSって？PMSとは「Premenstrual Syndrome（月経前症候群）」の略で、排卵から生理開始までの時期に現れる身体的症状や精神的不快の総称です。PMSの原因は、排卵後から分泌が活発になる「黄体ホルモン（プロゲステロン）」が影響していると言われています。
◆主なPMSの症状身体的症状 食欲の増進、食欲の減退、肌荒れ、にきび、乳房の張りや痛み、下腹部の張りや痛み、頭痛、腰痛、めまい、むくみ、冷え、便秘、下痢、眠くなる、眠れなくなる
精神的症状 イライラする、攻撃的になる、憂鬱になる、無気力になる、不安になる、記憶力の低下、緊張、物忘れ、集中力の低下
PMSの症状には個人差があり、まったく症状が現れないという方もいれば、症状がひどく会社を休まなければならないという方もいます。あまりにも症状がひどい時は婦人科を受診するようにして下さい。
◆PMSを和らげる食品と避けたほうがいい食品『食は薬なり』という言葉もあるように、体の不快な症状は食事で緩和することができます。PMSも食事によって和らげることができますので、是非次に挙げる食品を取り入れてみて下さい。また、PMSの時に避けたほうがいい食品は生理前には食べないようにしたほうがいいでしょう。
PMSを和らげる食品
・「血」を補う働きのある黒い食べ物 海苔、黒ごま、ひじき、しいたけ、ドライフルーツ、ナッツ類
・イライラを解消するカルシウムを含む食べ物 チーズ、豆類、いわし、にぼし、昆布、小松菜
・ホルモンバランスを整えるビタミンB6を含む食べ物 豚肉、大豆、玄米、さんま、まぐろ、かつお、卵、にんにく、レバー、ピスタチオ、バナナ
PMSの時に避けたほうがいい食品
・むくみや乳房の張りの原因となる塩分の摂り過ぎに注意 ベーコン、ハム、スナック菓子、ファーストフード
・体を冷やす食品 トマト、キュウリ、レタス、ナスなどの生野菜、スイカ、アイス、かき氷、冷たい飲み物
・血糖値を急激に上げる甘い物 ケーキ、チョコレート、菓子パン、ドーナツ、パフェ、シュークリーム、ワッフル、パンケーキ 血糖値が下がった時に憂鬱や無気力状態になることがありますので、生理前は甘い物は控えるようにしましょう。血糖値を一定に保つために、食事の回数を増やして1日の食事量を5～6回に分けて少しずつ食べる方法もおすすめです。
◆ハードな運動は避けてリラックスできる運動を
PMSの時は体がいつもよりデリケートで疲れやすい時期でもあります。ハードな運動は避け、血行を良くしリフレッシュするために軽い運動を行いましょう。ウォーキングやヨガ、ストレッチなどリラックスできる運動がおすすめです。無理しない程度に体に優しい運動を心がけて下さい。
◆ぬるめのお風呂で体を温める
女性にとって体の冷えは大敵。PMSの症状を悪化させる原因にもなります。夏でもエアコンや冷たい飲み物などで内臓は冷えています。夜寝る前にはお風呂で体を温めるようにしましょう。ぬるめのお湯に長めに浸かってリラックスすれば、体も温まりイライラの解消にも役立ちます。
◆生理前こそ朝型生活に
夜更かしもPMSの症状を悪化させる原因の一つ。お肌のゴールデンタイムと言われる22～深夜2時までの時間帯に熟睡できていることが、ホルモンバランスを整える意味でも重要です。普段夜型生活の方も、生理前だけでも朝型生活にチェンジしましょう。
◆ハーブティーを活用する体を温めるためにも、リラックスするためにも、PMSの症状を和らげるにはハーブティーがおすすめです。今はPMS用のハーブティーもたくさん出ているので、好みのハーブティーを探してみるのも楽しいですね。
ウィーキャンウーメンズブリュー 20ｇ入り 525円 女性の味方という名前のオーガニックハーブティーです。ネトルズ、レモンバーベナ、レモンピール シナモン、ローズ 、ステビア、 ヴァイテクス リンデンフラワー、ラズベリーリーフが入っています。
PMSの症状が出ている時は、とにかく無理をしないことが大切です。仕事も家事も子育ても・・・ちょっと手を抜いてしまってもいいや！という気持ちで自分を優しく労わるようにしましょう。現代の女性は、みんな頑張り屋さん。辛い時は頑張り過ぎずに、心身ともにリラックスすることが健康体へとつながります。毎月訪れる生理前の不快感を和らげて、溜め込まない体を目指したいですね。
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