ダイエットの常識だと思って実行していたことが、実はダイエットの妨げになることがあります。今回はダイエットで勘違いしがちなこと、運動編をまとめてみました！

◆筋トレさえすれば脂肪が減る・・・×

筋肉を鍛えれば脂肪は分解されやすくなります。しかし、脂肪は分解されてもその後に運動をしなければ再度脂肪は結合されてしまいます。筋肉トレーニングをして1時間後に脂肪は分解が増えます。この時に有酸素運動を行うことで体脂肪を効率的に燃やすことが可能です。ジョギングや水泳などのハードな有酸素運動でなくても、軽いウォーキングでも問題ありません。

◆ハードな運動でないと痩せられない・・・×

ハードな運動は確かにそれだけ多くのカロリーを消費します。しかし、ハードな運動はずっと続けていくことができないので途中で挫折してしまいがち。継続しやすい運動を日々の生活に取り入れることが、がダイエットに成功する秘訣です。

◆部屋が狭いから自宅で運動ができない・・・×

いくら部屋が狭くても、2畳ほどのスペースがあればダイエットのための運動をすることができます。運動をするためにジム通いをしたり外でウォーキングやジョギングをするのも効果的ですが、日々の生活でちょこちょこと体を動かすことや、ストレッチ、筋トレを習慣にすることもダイエットには効果的です。

◆有酸素運動は20分以上行わないと意味がない・・・×

『有酸素運動をして20分経つと脂肪が燃焼される』と思いこんでいる方が多いようです。確かに有酸素運動をして20分が経過する頃には、脂肪細胞の燃焼効率が高くなりますが、5分でも10分でも脂肪は燃焼するのです。では、脂肪燃焼のための有酸素運動は、何分くらい行うのがベストかというと、30～45分程度になります。あまり長く有酸素運動を行い続けると、糖が足りなくなってしまい筋肉をエネルギーとして使い始めてしまいます。長く有酸素運動を行う場合は、スポーツドリンクなどでアミノ酸を摂りながらにしましょう。

◆プロテインを飲めば筋肉が付く・・・×

ボディービルダーが飲んでいるイメージのプロテイン。飲めば筋肉が付くと勘違いされている方も多いようですが、それは間違い。プロテインは何かというと、タンパク質を補うためのサプリメント。普段の食事で肉や魚、卵、大豆製品などを食べてタンパク質を摂っても、それだけでは筋肉は付きませんよね。それと同じで、いくらプロテインを飲んでタンパク質を摂っていても、筋肉を鍛えるトレーニングをしなければ筋肉はつきません。体作りの基本は食事と運動。プロテインはその基本がちゃんと整っている上で、筋トレと合わせて上手に利用するようにしましょう。

スポーツの経験がない、若い頃のように体が動かない、運動する時間がない、などを理由に運動を敬遠している方。ストレッチや軽いウォーキングも立派な運動です。日常生活の中で工夫してなるべく体を動かすようにして、健康的なダイエットを目指しましょう！

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