恋をすると食欲がなくなって、痩せてしまう、なんて経験はありませんか?恋をしてドキドキするとアドレナリンが分泌されて食欲が抑えられるのです。今回は恋をしていなくても大丈夫!アドレナリンを上手く利用して食欲を抑える方法をご紹介します。
◆アドレナリンのダイエット効果
食後に上昇した血糖値が下がると空腹感を感じます。しかし、アドレナリンが分泌されていれば、血糖値が上がり満腹中枢が刺激されるため空腹感を感じなくなります。また、アドレナリンには、脂肪分解酵素であるリパーゼを活性化する働きがあるため、運動時の脂肪燃焼効果を高める働きがあります。空腹感を感じることなく、運動時の脂肪燃焼効果が高くなるアドレナリンは、ダイエットをする上での強い味方となってくれます。
◆恋をする!恋愛映画を観る!
恋をするとキレイになると言いますが、これは本当でひさ。イキイキして肌ツヤが良くなり、表情も優しくなり、そして恋はダイエットにも効果的。現在恋をしてドキドキする相手がいない方は、恋愛映画の観てドキドキしたり、好きな芸能人にドキドキするのもアドレナリンを分泌させるのに有効です。
◆遊園地で楽しむ!
お化け屋敷でのドキドキ、ジェットコースターでの興奮もアドレナリンを分泌させます。遊びに夢中になるとあまり空腹を感じなくなるのは、アドレナリンの効果もあるからです。遊園地で楽しんでダイエット効果もあるとは嬉しいですね。
◆カラオケで大声を出す!
大声を出すことでもアドレナリンは分泌されます。スポーツ選手が試合前に大声を出して気合いを入れるのも、アドレナリンを一時的に増加させる「シャウティング効果」と呼ばれています。アドレナリンを血中に放出させることで心拍数や血圧を上げて筋肉に血液を行き渡らせることができます。そして瞳孔を開き、覚醒度を上げ、集中力を高めて臨戦状態にする効果があります。スポーツ選手と違い、試合前に大声を出すような場面はなくても、カラオケで思い切り大声を出してみてはいかがでしょうか。カラオケで歌うだけでもカロリーを消費しますし、踊りながら歌えば楽しいエクササイズにも!
◆お腹が空いたら10秒ダッシュ
運動もアドレナリンを分泌させる手段の一つ。短時間の運動でもOKです。お腹が空いたらその場ででも良いので、10秒間ダッシュしてみて下さい。不思議と空腹感が消えていくのを感じると思います。 アドレナリンは心身を興奮させ、交感神経を刺激するホルモンです。ストレスホルモンとも呼ばれ、血圧を上昇させる作用もあります。分泌が多ければ多いほど良いというわけではありませんので、過剰分泌しないように注意しましょう。