ダイエット中には敬遠されがちなじゃがいも。確かに油で揚げているフライドポテトわポテトチップスはおすすめできませんが、上手に利用すればダイエットの強い味方になるのです！

◆じゃがいもは低カロリーで満腹度が高い

100gあたりのカロリーは、ご飯が168kcalに対してじゃがいもか76kcalと約半分です。中くらいのじゃがいも1個がだいたい100gとして、ご飯の代わりに1個食べるとカロリーを半分に抑えられます。じゃがいもを1個も食べればかなりお腹が満たされますよね。満腹になって腹持ちが良いので、食後すぐにお腹が空いて間食をしてしまう、ということも防げます。また、じゃがいもには、消化がゆっくり進むレジスタントスターチという成分が含まれていて、糖の吸収を穏やかにする働きがあります。

◆ダイエットの大敵、便秘解消効果

じゃがいものでんぷん質にはペクチンが多く含まれています。ペクチンは水を吸着して膨らみ、刺激物から消化器の壁を守る作用があります。ペクチンの整腸作用により、じゃがいもを食べると便通が良くなってお腹がスッキリ。ダイエットの大敵である便秘解消に役立ちます。また、ペクチンは悪玉コレステロールであるLDLを下げる働きもあるので、動脈硬化や心筋梗塞の予防にも役立ちます。

◆ムクミ防止に役立つカリウム

じゃがいもを食べるとすぐお腹がいっぱいになるし、体がむくむのではないか？とイメージするかもしれませんが、実はその逆。じゃがいもには体の余分な水分を排出する作用のあるカリウムが豊富に含まれています。じゃがいもはムクミ防止にも役立つのです！

◆じゃがいもは茹でて食べるべし！

じゃがいもは揚げると栄養素が破壊されてしまいます。また、マヨネーズやバターなどの調味料はじゃがいもとよく合いますが、いずれも高カロリー。ダイエット目的の場合、じゃがいもは揚げずに調味料をあまり使わずに食べることをおすすめします。

◆おすすめじゃがいも料理

ヴィシソワーズ
暑い日に美味しい冷たいじゃがいものスープです。

1.オリーブオイルでにんにくを炒める。
2.玉ねぎとざく切りにしたじゃがいもを入れて炒め合わせる。
3.お湯とコンソメを入れて柔らかく煮る
4.火を消して粗熱が取れたら塩コショウで調味し、牛乳を入れてミキサーにかける
5.器に注ぎ冷蔵庫で冷せば完成

タラモサラダ

1.じゃがいもを茹でる
2.皮を剥き、ボウルに入れてフォークで潰す
3.薄皮を取ったたらこを混ぜ合わせる
4.ヨーグルトと牛乳、塩コショウを混ぜる。お好みで輪切りのキュウリを混ぜても。

色々野菜のココナッツオイル炒め

1.じゃがいもやナス、ピーマン、トマトをみじん切りにする。
2.ココナッツオイルで炒め合わせて、塩コショウで調味すれば完成。
餃子の皮ピザや挽肉を混ぜてオムレツの具、炒飯の具などに。

じゃがいものきんぴら

1.じゃがいも、ゴボウ、人参を細切りにする。
2.豚肉と一緒にごま油で炒める
3.砂糖、醤油、酒を入れてさらに炒める
4.胡麻をふりかけて完成

電子レンジで揚げないポテトチップス

専用のポテトチップスメーカーに、スライスしたじゃがいもを立てて電子レンジで加熱するだけ。
加熱前に塩とパセリをまぶしておくと、のり塩風になります。

☆これがあると便利！じゃがいもだけでなく、さつまいもやかぼちゃでも揚げないチップスが作れます。

電子レンジ用 ノンオイルポテトチップス調理器 レンジチップスクッカー

出典：Amazon

じゃがいもをたくさん頂いた時、工夫しながら毎日ご飯の代わりに食べていたら、自然と体重が落ちたことがあります。まさに身をもってじゃがいものダイエットパワーを実感。じゃがいもは切らずに皮付きのまま茹でると、ビタミンCがお湯に溶け出さずに残ります。ご飯を炊く時にラップをして一緒に炊飯器に入れておけばふっくらと蒸しあがります！それを潰せば簡単にポテトサラダやマッシュポテト、コロッケなどが作れますのでぜひやってみて下さい！

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