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紫外線対策は真夏だけ行っていればよいと思っていませんか?確かに紫外線が強いのは夏ですが、秋冬も油断はできません。そこでこちらでは、秋冬も紫外線対策が必要な理由をご紹介。さらに、紫外線対策に必須の日傘の使い方や選び方、マナーなどについてもお話していきます。
目次 そもそも紫外線とは?秋冬に特に注意したいのは紫外線A波
紫外線とは、太陽から放出される電磁波の一種です。
可視光線(目に見える光)よりも少し波長が短く、波長は、紫外線A波(UV-A)が320~400nm、紫外線B波(UV-B)が280~320nm。紫外線B波の一部はオゾン層に吸収されるものの、A波、B波とも地上に降り注いでいます。
真夏以外は、紫外線対策はあまり必要ないと思われがちですが、実は真冬でも紫外線は降り注ぎます。
紫外線A波とB波の違いは?肌に与える影響を知っておこう
紫外線による肌への影響というと、日焼けをイメージするかもしれませんね。しかし実は、紫外線が肌に与える影響は日焼けだけではありません。実際に、肌の老化の原因の約8割は紫外線だとも言われていますから、エイジングケアに興味がある方は見過ごせませんよね。
<UV-AとUV-Bの肌への影響の違いは?>
それに対し、紫外線A波は真皮にまで到達。真皮にあるコラーゲン線維やエラスチン線維などに影響を与えるため、しわ、たるみなどを引き起こすこともあります。紫外線A波は、肌の老化にもかかわる紫外線なのです。 さらに、メラノサイトを活発化させて皮膚の黒化(サンタン)を引き起こすことも。
先ほどもお話した通り、紫外線A波は真冬でも真夏の半分程度の量は降り注いでいますから、秋冬でもしっかりとした紫外線対策が必要です。
紫外線やそれよって発生する活性酸素は肌や体に絶対的に良くないものだと思ってしまいますが、ビタミンDの産生や殺菌などの役割を果たすため、ある程度は人体にとって必要なものであるのも事実。
秋冬でも日差しが強い日や長時間外にいる時には日傘を活用するのもおすすめ
日傘といえば、一般的には日焼け対策や熱中症対策として真夏に使うものですよね。しかし、紫外線による老化から肌を守るために、真夏以外にも日傘は有効です。 紫外線は3月頃から増え始め、紫外線A波に関しては10月~11月頃まではまだ比較的多いため、真夏以外にも日傘で防ぐとベターでしょう。
<秋冬に日傘を使用するときの注意点>
向かいから通行人や自転車などが来る場合、反対側に少し傘をかしげるようにすると、通行の邪魔になりません。通行人や自転車が来る側は、自分の身体の幅から日傘がはみ出さないようにするのがポイント。また、後ろから自転車などが接近していないかにも、気を配りましょう。
風の強い日は、しっかり両手で柄を持つと安心です。風にあおられて、通行人や自転車、車などに日傘をぶつけてしまわないように注意しましょう。
また、人混みでは危険なので日傘はささないようにしましょう。顔はマスクやサングラス、UVカット機能付きのメガネなどでカバーし、つばの広い帽子などで対策してください。
秋冬におすすめの日傘は?選び方のポイントもご紹介
秋冬に使用する日傘は、真夏に使用するものよりも小さめを選ぶのがおすすめです。 秋冬は、手足やデコルテなどは衣服やタイツ、マフラーや手袋などで覆われていることが多いため、顔がカバーできれば問題ないでしょう。
小さめの日傘だと紫外線を防ぎきれないのではないかと思ってしまいますが、深めにさせば顔はカバーできます。ただし、深めにさすと周りが見えにくくなりますから、周囲の安全には十分注意してくださいね。
50cmくらいの傘を選ぶと、あまり邪魔にならないうえに軽いのでおすすめです。
長時間のお出かけや荷物を減らしたい場合には折りたたみタイプがおすすめですが、近所への買い物や短時間のお出かけで、飲食店などに滞在するようなことがない場合には、長傘もおすすめ。
日傘は壊れない限りずっと使えると思ってしまいがちですが、実は数年経つと、生地の表面のUVカット効果がなくなっていきます。
最後に秋冬は紫外線対策をする必要がないと思ってしまいますよね。しかし、肌の老化を防ぐという観点から見ると、秋冬も紫外線対策を怠ってはいけません。日焼け止めや日傘などを活用して、上手に紫外線を防ぎましょう。ただし、秋冬に日傘を使用する場合には、真夏以上にマナーに注意し、トラブルが起こらないように注意してくださいね。
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