紫外線はシミ、シワ、たるみの原因となり私たちの肌にとって悪でしかありません。しかしながら食べ物から摂取することが難しいビタミンDを体内に取り込むためには毎日一定の日光を浴びることを推奨されています。

なので、美肌をキープするためには日焼け止めを塗り続けるしかありません。日焼け止めの成分によって肌荒れを起こしてしまう人がいらっしゃいます。そのために、自分に合った日焼け止めを探してみましょう。

紫外線吸収剤

一番ポピュラーな日焼け止めの成分です。紫外線吸収剤は光を吸収し、化学的な仕組みで熱などのエネルギーに変換して放出し、紫外線が皮膚の細胞に影響を与えるのを防ぎます。

紫外線吸収剤として使われている成分

・メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
・メトシキケイヒ酸オクチル
・パラメトキシ桂皮エチルヘキシル
・ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
・ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン
・t-ブチルメトキシベジンゾイルメタン
・オクチルトリアゾン
などがあります。

これらの成分が使われていて肌が弱い人にもオススメの日焼け止めは

資生堂　サンメディックUV　薬用サンプロテクトEX　モイスト（医薬部外品）

出典：https://medical.shiseido.co.jp/sunmedic/products/sunprotect_ex.html

定価2,200円（税込）

紫外線ダメージだけではなく、花粉や空気中の微粒子の付着からも肌を守ります。美白や肌荒れ防止成分であるトラネキサム酸を配合し、防腐剤やアルコール、鉱物油などを含まない肌に優しい設計です。

乾燥しにくく白浮きもしません。資生堂独自の光スタミナ技術が採用されており、多くの日焼け止めが紫外線を浴び続けると紫外線防御力がダウンするのに対し、この技術では浴び続けてもスタミナが低下しない処方となっています。

SPF、PAともに高く汗、水に強いウォータープルーフなので絶対焼きたくない人にオススメです。

紫外線散乱剤

紫外線散乱剤は物理的な仕組みで肌を均一に覆って紫外線を肌の表面で反射し、散乱させて肌への紫外線の影響を防ぎます。

紫外線散乱剤として使われている成分

・酸化亜鉛
・酸化チタン
・酸化鉄

メトヒシケイヒ系の紫外線吸収剤は目に染みるなどアレルギーを持っている方はこちらを使うと改善されますが、逆に金属アレルギーを持っている方は酸化亜鉛や酸化チタンで肌荒れを起こしてしまう場合があります。酸化鉄はブルーライトもカットする効果があります。

紫外線散乱剤がつかわれているオススメ日焼け止め

NOV　UVローションEX

出典：https://noevirgroup.jp/nov/g/g57902/

定価　2,200円（税込）

多くの皮膚科医も勧める日焼け止めの定番商品。とにかく低刺激なのに肌がとてもきれいに見えます。保湿成分（ヒアルロン酸）をたっぷり配合し、うるおいを保ち乾燥を防いでくれます。

伸びが良く、サラッとしているのでニキビ肌の人でも使いやすく、低刺激なので敏感肌や小さなお子様でも使うことができます。

紫外線散乱剤として注目の成分

・酸化セリウム

ハワイで紫外線吸収剤の入った日焼け止めがサンゴの生態系を壊すとして禁止になりました。そこで注目されているのが紫外線散乱剤です。

そして、最近ではテレワークやオンライン会議が増えつつあり外に出ている時間より日中室内でブルーライトを浴びている時間が増えてきている方も多いと思います。地球にやさしく、ブルーライトもカットしてくれる成分が「酸化セリウム」です。

紫外線は文字通りバイオレットですが、ブルーライトはバイオレットに近い波長なので目だけでなく、浴び続けると肌のたるみやシワの原因になります。

室内でパソコン仕事をし、スマートフォンでSNSを見たり、動画を閲覧したりして長時間肌がブルーライトにさらされていたら要注意！家の中にいても、ブルーライト対応の日焼け止めを塗っておきましょう。

オススメの日焼け止めはコチラ↓

ウルンラップ　UVクリーム

定価　2,199円（税込）

肌に優しいだけではなく、地球の環境にも配慮しヨーロッパのオーガニック認定機関であるECOCERTで7種の原料を認証されています。ノンケミカルで肌に負担が少なく、天然の成分がたっぷり。

虫が嫌うレモングラスとラベンダーの香りがついているので、犬の散歩やお子さんと公園で遊ぶ時などにもぴったりです。

紫外線散乱剤が使われている日焼け止めは粉体が入っているため白くなってしまうものが多いのですが、酸化セリウムは水溶性なのでするっとのびて全く白浮きしません。付け心地も軽く、瑞々しい乳液のようです。

まとめ

人の肌はそれぞれ違うので、自分の肌に合った日焼け止めを使って少しでも老化を食い止めましょう。また、落とすこともとても大切です。お湯で落とせる、石鹸で落とせるなど書かれているものもありますが、上から化粧をしたなら、きちんとメイク落としを使いましょう。

もし日焼け止めだけを塗ったとしても1日の終わりにはきちんと落として、しっかりとスキンケアをしてまた次の1日を迎えるようにしましょう。

日焼け止めが肌に残ったまま寝てしまうと、皮脂や汗と混ざりニキビや皮膚炎の原因となることがあります。塗っている時間が長いほど肌への負担は大きくなるので、ブルーライトを浴びる時間も早めに切り上げたいですね。

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