こんにちは、エステティシャンの山口裕加里です。年末に向けて、お家の大掃除は始められていますか？年末は何かと忙しくて、疲れがたまり、自分のことは後回しになってしまいます。

疲れがたまると、免疫が下がってしまい、体調を崩したり、お肌の調子が悪くなってしまいます。そんなときこそ、リンパの流れをよくしましょう。ですが、何故リンパがよいの？アロマトリートメントとは違うの？など思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今日は何故リンパマッサージが良いのか、をご紹介します。

◆リンパマッサージの1番の効果

リンパマッサージの1番の良さは、免疫力が高まることです。リンパにある白血球は、ウイルスや癌細胞、細菌などから体を守ってくれます。ウイルスなどに負けてしまうと、体調が優れなかったり、病気になったりします。

すると、体の代謝もさがり、栄養の消化吸収も上手くできません。ウイルスに負けない体にするためには、免疫力を高めることが大切です。リンパの巡りをよくしておくことで、リンパに存在する白血球たちも活動しやすくなり、免疫が高まります。

◆リンパは温めることが大切

リンパの巡りをよくするには、いくつか方法があります。１つは、筋肉を使うことです。リンパは、血管と違って自分で流れることができません。筋肉を動かしたり、内臓が動くことで、流れることができます。

また、もう１つは、マッサージすることです。リンパにも道があり(リンパ系)、その道にそってマッサージします。これらを行うことで、リンパの巡りをよくすることはできますが、もう１つ大切なことがあります。それは『温めること』です。

◆セルフでリンパをするときは、腹巻を

リンパの巡りがよくなると、おしっこの回数が増えます。これは、リンパが余分なものたち、古くなった細胞などを排出するためです。しかし、そこで体が冷えていては、最後のおしっこを出すという処理が滞ってしまいます。汗をかいていても、自分では温かいと思っていても、体は意外に冷えているものです。ご自宅で、セルフでリンパトリートメントをするときは、冷やさない環境を作ってあげてください。

お部屋も暖かく、また体も温かくしてあげることがとっても良いです。とくにオススメなのが、腹巻です。横隔膜から腰の辺りを暖めることで、内臓も温めることに繋がります。足や鎖骨、お顔のリンパマッサージをするときは、腹巻をしながらしてみてください。

◆まとめ

リンパマッサージは、筋肉をほぐすようなことはなく、リンパの巡りをよくするだけなので、さするだけでもできる簡単なマッサージです。年末は風邪などひきやすいので、是非とも取り入れて頂きたいマッサージです。次回は、足のむくみを撃退するリンパマッサージ方法をご紹介します。

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