卒業式や入学式など、なにかとセレモニーが続くシーズンですね。今年はようやくマスクも解禁になり、数年ぶりにマスクなしでご出席される方も多いのではないでしょうか。

ここ数年間で、すっかりと定着をしてしまった目元に重きを置く「マスクメイク」。マスクをはずすとなると、全体のメイクバランスも異なってきますよね。今回は、セレモニーにあったメイクバランスのポイントを、今のトレンドを取り入れながらお伝えをしていきたいと思います。

重きを置きたいのはリップメイク

マスク生活においては、１番重要視をされなかったのがリップメイクでした。ですが口元を出せるようになった今年は、ぜひ重きを置いていただきたいのが”リップ”なんです。

重厚感のあるセレモニー服に負けないように、血色と質感をしっかりと醸し出してくれるリップカラーを選んでみましょう。

少ししっかり目のカラーを選ぶことで、口元だけでなくお顔全体を引き締めて見せてくれますよ。

チークはシアーな質感で

リップに重きを置いたら、プラスの血色はチークで。ただしこのリップとチークの強弱バランスは、品の良いセレモニーメイクに仕上げるためにとても大切なポイントになりますよ。しっかりと色づく、濃いめのリップを纏うときは先にリップカラーからのせていきます。

バランスを見ながら少しずつ血色を加えるように、チークを重ねていく工程が大切です。またチークの質感選びにもポイントがありますよ。

コロナ禍前にはあまり見られなかった「シアー」な質感のチークですが、今や主流になりつつありますよね。

肌の透明感と柔らかいツヤ感を醸してくれるシアーなチークは、リップカラーともケンカをせずバランスの良い仕上がりを実現してくれるんです。

しっかりリップには、シアーなチークで抜け感をつくってあげることが重要なのですね。

目元の重厚感はリキッドライナーで

セレモニーメイクには、これまで同様重厚感のある目元づくりも必須項目です。特にリキッドライナーの質感は、それらを叶えてくれる1番のアイテム。

目元を際立たせてくれる質感とアイラインによる「線」を大切にすることで、口元にも負けない重厚感を引き出してくれますよ。

漆黒やブラウンブラックなど、目元を引き締めて見せてくれるお色を使うのがおすすめです。

アイシャドウは単色＆淡色使いも良し

重厚感の中にトレンド感を醸すのであれば、アイシャドウは敢えての「単色使い」「淡色使い」がおすすめです。ここ最近は、”締め色”を使わず1色で、よりナチュラルな目元に仕上げるメイクがトレンドです。

ですが単色と言えどベタっと面塗りでは、目元に表情が出ませんよね。

1色をグラデーション使いして立体感を醸してあげることで、ナチュラルさの中にきちんと表情を

併せ持った目元に仕上げることができますよ。

おわりに

今回は色ものである、ポイントメイクに特化をしてお伝えをさせていただきました。お着物や洋服においても白や黒、ネイビーなどの重厚感のある色を纏うことが多いですよね。この際に、着るアイテムに負けないくらいにメイクでバランスをとることは、とても大切な要素です。

セレモニーメイクは、普段のメイクとはやはり異なるものです。上記のポイントをご参考にしていただきながら、ぜひ素敵な晴れの日をお迎えになってくださいませ。

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