景色に花が少ない冬ですが、フラワーアレンジや切花をお部屋に飾ると気持ちが安らぎます。鑑賞したり、お庭で育てたりする以外にもお花の楽しみ方があります。それは「エディブルフラワー」として摂取することです!エディブルフラワーとは何かをご紹介します!
エディブルフラワーって?
エディブルフラワーは、食べられる(edible)、花(flower)という意味合い。一般的な、観賞や園芸向けに栽培されたお花とは異なり、野菜のように食べるために作られた食用のお花のことです。
エディブルフラワーは、ほぼ全てが化学農薬を使わず栽培されたものなので、安心して食べることができます。欧州では、エディブルフラワーを使用したお料理が日常的に食卓に並びますが、日本でも、菜の花や菊といったお花は意識していませんが、日常的に食べられていますね。
エディブルフラワーにはまた、野菜のよういビタミン類・食物繊維などの栄養がたくさん含まれています。カラフルでキレイなお花から、栄養が摂れるのは驚きです!
エディブルフラワーの種類
エディブルフラワーの種類はさまざまですが、食用に育てられているだけで特別な種類のお花ではありません。例えばチューリップ、バラ、ビオラ、ホウセンカ、コスモス、朝顔などがありますが、ポピュラーなお花です。
しかし、店頭や園芸店などで購入した花はそのほとんどが観賞用で、食用ではないので化学農薬が使われている場合があるので、食用はNG。くれぐれも、食用として販売されているエディブルフラワー以外は口にはしないようにご注意下さい。
美しくなれるエディブルフラワーは?
どうせ食べるなら、美容にいいエディブルフラワーはないの?という方へおすすめなのが、薔薇とホウセンカです。
意外なことですが、薔薇にはなんとバナナの10倍以上の食物繊維が含んでいます。そしてホウセンカにはトマトの30倍以上のビタミンCが含まれているそうです!
食物繊維、ビタミンCは美容には欠かせない大切な栄養素。これからエディブルフラワーを食べてみようと思っている方は、是非薔薇とホウセンカをチェックしてくださいね。
エディブルフラワーの味は?
栄養価も高いエディブルフラワーですが、では味はどうなのでしょうか?お花の種類により、食べてみると甘みがあったり、苦みがあったりと様々です。
例えばコスモスは少し渋みのある味、ナデシコはフルーティーな甘さがあります。そしてチューリップは見た目からも想像しやすいですが、シャキっとした食感で、エディブルフラワーの中では食べごたえがあります。少しずつ食べてみて、いろいろなエディブルフラワーを食べ比べてみても楽しめるのではないでしょうか。
エディブルフラワーの食べ方
お料理をオシャレに演出できるのがエディブルフラワー。サラダに加えたり、スープに浮かべたり、スイーツに添えればおもてなし料理や、パッと手軽に食卓を華やかにできます。
生花以外にも、砂糖漬けやドライエディブルフラワーもあるので保存がききます。急な来客時などにぜひ使ってみてはいかがでしょうか?
終わりに
エディブルフラワーはデパートや、大き目のスーパー、インターネット通販で手に入れることができます。自宅でパーティーをする時や、スイーツを手作りした際にはぜひエディブルフラワーで一味違ったおもてなしを!エディブルフラワーで、見た目にも身体の中からもお花のような美しさを手に入れましょう。