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みなさまこんにちは。最近は気温がグッと下がり、暑かった夏が終わって、もう秋本番となってきました。気温が下がる季節の変わり目には、風邪を引きやすくなったり、体調を崩しやすくなったりします。今回はこれからの時期に流行する病気と、その予防方法について少しだけご紹介したいと思います。
目次 ◆寒い時期に多い病気・症状
風邪
これからの時期にかかりやすい病気は、一言で言えば「風邪」ではないでしょうか?風邪を引くと、喉が痛くなったり、鼻水が多くなったり、咳が出る、熱が出るといった症状が出てきます。ウイルスや細菌に感染することで引き起こされる風邪ですが、症状によって、病院では「咽頭炎」や「鼻炎」、「気管支炎」などと診断されます。
風邪は引き始めが肝心という言葉を聞いたことがあると思いますが、「あれ?なんだか変だなぁ」と思ったら、なるべく早いうちに病院受診することで、ひどくなることを防ぐことができます。
インフルエンザ発熱、咳、鼻水の他に全身倦怠感や関節痛も症状として現れるインフルエンザ。これも寒い時期に流行する病気です。発熱は3~4日ほど続きます。予防接種を受ける方もいらっしゃいますが、予防接種を受けてもインフルエンザになることもあります。
ただ、予防接種をしておくと、インフルエンザにかかっても症状が軽く済むことがあります。冬に流行するインフルエンザのウイルスは、湿度が高い場所を嫌います。そのためお部屋の中の湿度は40%~60%。加湿器や洗濯物を干すなどをして、適度な湿度を保ちましょう。外から帰ったら手洗い・うがいも忘れずに。
胃腸炎、ノロウイルス下痢や嘔吐、腹痛、発熱がメインの症状として現れる胃腸炎。ただの胃腸炎より怖いのが、ノロウイルスです。生カキからの感染が多いと言われております。ノロウイルスにかかったら、嘔吐物や便の中にもウイルスは排泄されますので、消毒が肝心となります。
ご家庭にあるハイターなどの塩素系漂白剤はノロウイルスに有効です。嘔吐物や便がついた場所はきちんと消毒しましょう。ノロウイルスは乾燥すると空気中に舞いやすいので、乾燥してしまう前に処理するのが望ましいです。心配であれば、嘔吐物や便がついたものはゴミ袋に2重に包んで、捨ててしまいましょう。
◆感染症を予防するためには?感染症を予防するためには、日常生活でどうしていくといいか、いくつかご紹介します。
手洗い・うがい、マスクの着用
手洗いやうがいは基本ですね。外から帰ったら、手にはウイルスが付着しているし、喉の粘膜にもついている可能性があります。免疫力が高いと、病原体に対する抵抗力がついているため、風邪などを引きにくくなるかもしれませんが、免疫力が低下していると、感染症にかかりやすくなります。まずは手洗いやうがいをしっかりしたり、マスクをつけたりしましょう。
バランスの良い食事、十分な睡眠
食事を摂ること、睡眠を取ることは、免疫力をアップすることにつながります。免疫力が高いと、病原体に対する抵抗力がつきますので、まずはしっかり栄養を摂って、ゆっくり寝ることが大切です。また、適度な運動も免疫力を高めるためには必要なことです!
室内環境を整える
適度な室温、適度な湿度を保つことも、病原体を寄せ付けないためにも必要なことです。これから寒くなる冬でしたら、室温は20~22℃、湿度は45~60%を保つようにしましょう。
◆大人に心配な、寒い時期の病気最後にほんの少しだけですが、寒い時期に心配な病気をご紹介します。 寒くなると、起床時の血圧の変動が起こりやすくなります。また排便時にトイレで力んだりすることでも血圧が上昇します。この時に怖いのが血管系の病気。
頭の中で血管が切れてしまうと脳出血を引き起こしたり、また血液がドロドロしていると血管内で血の塊が出来てしまい、それが急激な血圧の上昇によって剥がれ、頭や心臓の血管に詰まってしまうという状態が起こりうる可能性があります。
頭の血管が詰まると脳梗塞、心臓の血管がつまると心筋梗塞になりますので、血圧の変動が大きい寒い時期は気をつけましょう。これらは若い方には起こりづらく、年齢が高くなるにつれておこりやすくなります。脳梗塞や心筋梗塞は、根本的には生活習慣が関わりますので、普段から規則正しい生活を心がけましょう!
◆まとめいかがでしたか?これからの時期に多くなる病気と無縁になるために、バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠を心がけ、外から帰ったら手洗いやうがいをきちんとしましょう!規則正しい生活を送ることも病気予防には大切です。ぜひ、参考にしてみてください!
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